1 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:31:28.25 ID:vvMRikfAO
男「うん、知ってる」
メリー「私メリーさ」
男「うん、知ってるよ」
メリー「私メリー」
男「大丈夫、ちゃんと知ってるから」
メリー「私メ」
男「だから知ってるって」
メリー「お願い最後まで言わせて」
男「あ、ごめん」
メリー「わ」
男「あ、ごめんキャッチ入った」
メリー「・・・・」
4 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:32:32.43 ID:SosT2eNo0
(~)
γ´⌒`ヽ
{i:i:i:i:i:i:i:i:}
( ^ω^ )
(:::O┬O
◎-ヽJ┴◎ キコキコ
13 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:37:37.88 ID:IbCCZXhMO
メリーさん「私メリーさん、今あなたの…」
俺「後ろかッ!?……いない!!」
メリーさん「バカめッ上だッ!!!」
俺「なにぃぃぃぃ太陽を背にするとは!!!!!!」
14 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:40:14.93 ID:oBMfHfHf0
メリーさん「私メリーさん、今北千住って駅にいるんですけど・・・
何線に乗ればいいんですか?」
17 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:46:08.77 ID:uJqWmZHBO
メリー「私、メリーさん。今、サンフランシスコにいるの」
男「……遠いな」
メリー「私、メリーさん。今、スイスのアルプスにいるの」
男「……へぇ」
メリー「私、メリーさん。今、チュニジアの国境よ」
男「……」
メリー「私、メリーさん。今、あなたのうしろにいるの」
男「いや、無理があるだろうに」
メリー「やっぱ?」
男「始めから後ろにいるくせに、どうして嘘をつくかね」
メリー「職業病……かな?」
男「嘘をつけ」
メリー「あはは」
26 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:00:43.93 ID:uJqWmZHBO
メリー「私、メリーさん。今、あなたのお家にいるの」
男「ふん!読めたぞ。次は俺の背後だな?」
メリー「!!」
男「なんだ、図星か?……浅はかな」
メリー「な、なら、背後を見た背後を取ってやるー」
男「甘いわ!その程度など予測済み!背後の背後を向けば良いだけだろうに!」
メリー「むぅ……なら、背後の背後の背後を」
男「馬鹿が、ならば背後の背後の背後を向けば良いだけだろ!」
メリー「そんな!! なら、どうしろっていうの?」
男「それくらい自分で考えろ!」
メリー「……グス」
男「……?」
メリー「ひ…どい……ヒック……」
男「あ……」
メリー「わ、私、メリーさん。ヒック……今、あなたのうしろにいる……の」
男「ったく、わかったよ」
27 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:02:59.61 ID:IbCCZXhMO
メリーさん「私メリーさん、今あなたの…キャッ!!」
男「そばにいてくれよ……」
あれが彼との出会いだった
52 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 06:07:31.80 ID:5zXf11X8O
ガチャ
男「はい」
メリーさん「私,メリーさん」
男「えっ」
彼女「ちょつと,誰と電話してんのよ」
男「えっ知らないよ」
彼女「かわりなさいよ」
男「えっ,はい…」
彼女「あんた誰よ!」
メリー「私,メリーさん」
彼女「名前なんか聞いてないけど私の男とどんな関係なのよ」
メリー「あの…」
彼女「ハッキリ言いなさいよ」
メリー「一昨日合コンで…」
彼女「はぁ,合コン?ちょつと剛史っ説明してよ」
剛史「ごめん…」
マジ サイテー… パチン
剛史「…」
メリー「…」
義雄「…」
78 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 10:28:04.77 ID:IEc+88k3O
ゴルゴ「誰だ!」
メリー「私メリーさん今あなたのう」
ゴルゴ「俺の後ろに立つな!!」
82 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:06:10.79 ID:2k5GKEfg0
<前略>
「私メリーさん、今貴方の後ろにいるの・・。」
このとき、俺は後ろを向いてしまった。
「ああ、殺される・・・。」
俺はそう思ったが、一瞬少女のようなものが見えただけで何も起こらなかった。
が、それからというものの朝起きたらできたての朝食が用意されているし、
家に帰ってきたら風呂が沸いている。しかも転寝をしていたらいつの間にか布団がかけられている・・。
しかも、その日以来俺の携帯電話に大量の留守電があるし、件名が「貴方に恋しちゃいました」と書かれたメールが多数届いているが、
恐ろしくて見れない。
83 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 12:07:09.91 ID:2k5GKEfg0
わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの・・
たい焼き食べない?べ、別に変な意味は無いわよ!?
あなたはもうすぐ私に殺されるんだから 哀れに思っただけよ!
えっ、この近所にたい焼きは売ってない?
冷凍よ冷凍!海で偶然たい焼きを見つけて深海まで追って捕まえたなんてこと
してないんだから!さ、さぁ早く食べてしまいなさいよ!
そんな目で見つめたってんっ、許さないんだから!
84 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 13:07:57.59 ID:2k5GKEfg0
「もしもし、私メリー。今あなたの住んでる町に着いたわ」
「もしもし、私メリー。今あなたの家の近所にいるわ」
「もしもし、私メリー。今あなたの家の近くにいるわ…」
「もしもし、私メリー。あなたの家って何か特徴ない?」
「もしもし、私メリー。ちょっとー…ここどこなのよー…」
「グス…もし…もし…、わた、私メリー。暗くてどこかわからないよ〜…(泣)」
85 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 13:08:54.99 ID:2k5GKEfg0
「私メリー。電車を乗り間違えたの。どうしよう」
「次の駅で降りとけ。乗る電車は駅員さんに聞くんだ」
「私メリー。この電車、快速って書いてあるの」
「次で絶対下りろ。えらい事になるぞ」
〜数十分後〜
「私メリー。電車の中で寝ちゃったの…」
88 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 14:27:18.05 ID:8Oyj+nKCO
メリー「わったっし〜もメリーさ〜ん、あなたもメリーさん〜♪」
12 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:37:08.24 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい」
メリー「私メリーさん」
男「またメリーさんですか?」
メリー「はい、そうですけど最後まで聞いてください」
男「あ、うんわかった」
メリー「私メリーさん、今あなたの(ブツッ)」ツー、ツー、ツー
メリー「・・・・・」
男「うわ、充電切れちゃったよ」
16 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:42:52.96 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はいもしも」
メリー「私メリーさんいまあなたのへやのまえにいるの」
男「メリーさん?」
メリーさん「はい、そうです」
男「いまなんて言ったの?早口すぎて聞き取り辛かったんだけど」
メリーさん「あ、そうですか。では改めて」
男「お願いします」
メリーさん「わ」ブツッ…ツー、ツー、ツー
メリー「・・・・」
男「あ、また充電切れちゃったよ」
18 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:47:08.09 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「あなた携帯の充電はこまめにしてください」
男「あ、すいません」
メリー「もし重要な電話の途中で切れたりしたら困りますよね?」
男「確かに」
メリー「だから充電はこまめにです。今日からそうしてくださいね」
男「はい、わかりました。」
メリー「よろしいです、それでは」ガチャ…プー、プー、プー
メリー「・・・・あれ?」
23 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 04:56:04.73 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん。いまあなたのお部屋の前にいるの」
男「あ、すみません。今旅行に出てて家にいないんですよ」
メリー「そうですか」
男「なにかようでした?」
メリー「いえ、あの、あ、そうですかお留守ですか・・・」
男「あ、そうでね。何かお土産買ってきましょうか?」
メリー「あ、いえ、気にしないで」
男「それじゃあ、こちらで勝手に買いますから気になさらずに」
メリー「え、あ、ぇぁ」ブツッ……ツー、ツー、ツー
28 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:03:36.59 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん」
男「あ、メリーさん?ちょうどよかったです」
メリー「はい?」
男「お土産なんですけど木彫りのクマと提灯のどちらがいいですか?」
メリー「え、あ…」
男「勝手にといいながら、何がいいのかわからなかったので電話こないか
待っていたんですよ」
メリー「あ、そうでしたか」
男「それでどちらが?」
メリー「木彫りはちょ」ブツッ……ツー、ツー、ツー
男「あ、充電切れちゃたよ……木彫りがよかったのか」
31 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:06:06.38 ID:vvMRikfAO
プルルルルル………プルルルルル………プルルルルル……
メリー「出ない……」
プルルルルル……ガチャ
メリー「あ、わ、私メリー」
留守番電話サービスに接続します
メリー「・・・・」
37 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:11:48.15 ID:vvMRikfAO
プルルルルル…ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん」
男「あ、おはようございます。どうしたんですこんな朝早くに」
メリー「充電はこまめにと言ったはずです」
男「あー、忘れていました」
メリー「いいですか?前にもいいましたけど電話というのはですね、とても大事な」ブツッ……ツー、ツー、ツー
メリー「連絡……手段………なの…です」
男「うぁ、また充電忘れてたよ・・・」
38 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:14:42.22 ID:qQqjJfEjO
メリーおもろw
でも充電アキタ━━━(#゚Д゚)━━━!!!!
42 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:21:35.21 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん、いまあなたが到着する空港にいるの」
男「あ、いま電車で帰宅途中です」
メリー「え?行きは飛行機で」
男「帰りはのんびりといきたいので電車で帰るつもりでしたから」
メリー「それっ」ブツッ……ツー、ツー、、ツー
男「あ、トンネル入っちゃったよ」
44 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:26:26.73 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん」
男「あ、はい」
メリー「電車の中での電話はいけません」
男「え、あ、ごめんなさい」
メリー「わかればいいのです。それでは」ガチャ……ツー、ツー、ツー
男「……あれ?」
45 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:33:15.44 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん。いま、あなたが到着する駅のホームにいるの」
男「え?もう電車から出てるけど?」
メリー「ぇ……ぁ……だっていま、人がばーって出てきてますよ?」
男「あー多分反対側に居たんだね」
メリー「・・・・」ブツッ……ツー、ツー、ツー
男「あれ、切れちゃた」
46 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:34:28.91 ID:vdqs4q6Y0
がんばれメリー
48 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:39:42.46 ID:VQWRWITK0
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
ボビー「俺、ボビー」
49 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 05:47:23.15 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
メリー「私、メリーさん。いま」
おばあちゃん「おやぁおやぁ、目里井さんですかぁ。最近足の調子はどうですかぁ?」
メリー「え?あ、間違え」
おばあちゃん「私も腰が悪くてねぇ、あるくのにも杖が必要でねぇ」
メリー「・・・そうですか、やっぱり大変ですか?」
おばあちゃん「大変よぉ大変、若い頃はズバズバと歩けてたのにねぇ、段差も怖くて怖くて」
メリー「それは大変ですね、気をつけてくださいね」
おばあちゃん「目里井さんも気をつけてぇ、それじゃぁ」ブツッ……プー、プー、プー
メリー「バリヤフリー……必要ですね」
53 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 06:08:58.02 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……プルルルルル……プルルルルル……
メリー「……出ない」
プルルルルル……プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしも」
メリー「遅いです」
男「え、あ、すいません」
メリー「謝りましたので、許しましょう」
男「はぁ、ありがとうございます」
メリー「では改めまして。私、メリーさん」
男「今日はどうですか?」
メリー「・・・・・」
男「もしかして忘」ブツッ……ツー、ツー、ツー
男「…れましたね」
54 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 06:18:15.11 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん。いまあなたの部屋の前にいるの」
男「あ、メリーさん。こんばんは」
メリー「こんばんは」
男「今日来ると思って以前の旅行のお土産をドア付近に置いておいたのですが」
メリー「?・・・あ、ありました。これは・・・」
男「木彫りのクマとまではいかないのですが木彫りのクマのストラップです」
メリー「あ、ありがとう……ございます」
男「一応お揃いですよ?それでは、まだ仕事があるのでこれで」
メリー「え、あ、はい、お仕事頑張ってください」
男「ありがとうございます、それでは」ガチャ……プー、プー、プー
メリー「……お揃い」
56 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 06:30:33.30 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん」
男「メリーさんおはようございます」
メリー「おはようございます」
男「今日はどうしました?」
メリー「ネタが無いのです」
男「?」
メリー「ネタ切れです」
男「なるほど」ガチャ……ツー、ツー、ツー
男「おちろー」
58 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:19:05.04 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん」
男「私メリーさん」
メリー「・・・いま、あなたの家の前にいるの」
男「いま、あなたの家の前にいるの」
メリー「・・・真似しないでください」
男「真似しないでください」
メリー「・・・真似・・・しない・・・で・・・くださ・・・い」
男「あ、ごめんなさい」
メリー「・・・・・」
男「あの、その」ブツッ……プー、プー、プー
男「ぅぁ……やっちまったか……」
59 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:25:05.14 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……プルルルルル……プルルルルル……ガチャ
メリー「わ」
男「ごめんなさい!」
メリー「ぁ…」
男「ちょっとからかってみたかったもので…」
メリー「・・・」
男「その、本当にごめんなさい……」
メリー「・・・謝りましたので、許します」
男「本当に」
メリー「ですが次にやった時は許しませんからね?私も悲しいですから」
男「あ、はい、本当にごめ」ブツッ……ツー、ツー、ツー
メリー「・・・充電はこまめに」
60 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:26:16.07 ID:vdqs4q6Y0
また充電wwwwww
61 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:28:24.28 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……プルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「あいあむめりーさんです」
男「・・・・」
メリー「・・・・」
男「・・・」ブツッ……ツー、ツー、ツー
メリー「・・・恥ずかしい」
62 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:32:23.22 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャッ
男「はい、もしもし」
メリー「はい、もしもし」
男「・・・どなたですか?」
メリー「どなたですか?」
男「・・・私、メリーさん」
メリー「私、メリーさん・・・ぁ」ブツッ……ツー、ツー、ツー
男「勝った」
63 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:36:15.39 ID:TyPScUli0
>>62
wwwwwwwwwwwwwwwww
64 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:39:51.13 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャッ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん。いまあなたの家の前に居るの」
男「あーいま、家にはいないんですよ」
メリー「そうですか」
男「メリーさんに聞きたい事があります」
メリー「はい、なんですか?」
男「メリーさんイタズラ電話かけませんでしたか?」
メリー「イタズラ電話?なんの事です?」
男「・・・そう言えばメリーさん前にダジャレ言いましたよね」
メリー「なんのことです?私にはさっぱり」
男「電話に誰もでんわ」
メリー「!!!!?!」ガチャッ……ツー、ツー、ツー
男「ふっふぅー」
67 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 07:48:58.86 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん」
男「こんにちは、今日はどうしたんですか?」
メリー「実は重大な発表があるのです」
男「重大?それは聞いてもいいのですか?」
メリー「はい、実は私、男なんです」
男「・・・・・」
メリー「予想通りビックリしましたね?ここでネタばらしです今日は何日でしょう?」
男「16日」
メリー「そうエイ………ぁ、あれ?16……おかしいですね……今日は……」
男「16日」ブツッ……ツー、ツー、ツー
メリー「・・・」
69 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 08:40:31.35 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……プルルルルル……ガチャ
メリー「私、メリーさん」
男「こんばんは、どうしましたか?」
メリー「今日は私の得意な早口言葉を披露したいと思います」
男「おぉっ、是非お願いします」
メリー「では」
メリー『隣の客はよく柿食う客だ』
メリー『赤巻紙青巻紙黄巻紙』
メリー『坊主が上手に屏風に坊主の絵を描いた』
メリー「・・・ふぅ、こんなものです」
男「確かに早口言葉ですけど」
メリー「なにかね?」
男「これ全部メールで送られてきた文すよ」ブツッ……ツー、ツー、ツー
メリー「あかまきまききまきまきまき」
70 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 09:22:07.55 ID:vvMRikfAO
プルルルルル……ガチャ
男「はい、もしもし」
メリー「私、メリーさん。いまあなたの後ろにいるの」
男「え?うし…」
メリー「振り向かないでください」
男「え、あ……」
メリー「そのまま、そのままで居てください」
男「・・・・え?」
メリー「背中合わせです」
男「・・・」
メリー「初めまして、私」
男「メリーさんですね」
メリー「・・・はい、メリーさんです」
男「初めましてでいいのかな」
メリー「初めましてでいいんですよ」
男「そうですか」
メリー「そうですよ」
71 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 09:27:26.80 ID:vvMRikfAO
男「質問聞いてもいいですか?」
メリー「はい?」
男「あの学校の怪談のメリーさんですかね」
メリー「そうですよ」
男「すい」
メリー「違います」
男「ですよね」
メリー「私は立派なメリーさんです」
男「立派って自分でいいますか」
メリー「自分でいいますよ、立派ですから」
男「そうですか」
メリー「そうですよ」
72 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 09:32:54.56 ID:vvMRikfAO
男「何故、今になって現れたのですか?」
メリー「なんででしょうね?」
男「何故?」
メリー「もう、終わりだからですかね」
男「何が終わりですか?」
メリー「何かです。」
男「シリアスなこと笑いながら言いいますか」
メリー「いいますよ、十二分に楽しめましたから」
男「そうですか」
メリー「えぇ、そうです」
73 :VIPがお送りします。:2008/04/16(水) 09:36:56.46 ID:vvMRikfAO
メリー「それでは、このまま私は去りますね」
男「え、あ……」
メリー「くれぐれも後ろは向かないでくださいよ?死んでしまいますから」
男「それは怖いですね」
メリー「えぇ、とっても。ではさようなら」
男「はい、さようなら」
笑ってしまった
こうやってみるとかわいいww
やってみたくなった
男「腕の中、だろ?」
メリー「///」
俺雛苺が浮かんでた・・・。
俺金糸雀だわ
たどり着きましたので、コメントだけ残しておきます。
誰か解説くれ・・・
ヒント:俺の嫁
おれは異端
メリー「私、メリーさん」
男「僕チャーリー」