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2008年01月04日

やる夫で史記を学ぶ【重耳伝】 後編

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124 :1:2008/01/01(火) 04:22:26.21 ID:lyD0bg0y0
では、続き書きますね。

125 :1:2008/01/01(火) 04:23:14.97 ID:lyD0bg0y0
侍女は急いで事を重耳の妻に伝える。

            ,. ‐''"´ ̄ ̄ ̄~゙``''‐ 、
           /             ,   \
          /        i ,:i  ハ.     ヽ
          /       ,イ''ナト / ヽ‐|ト、| i
         /   |   ノ// レ'   `、!゙、.| |    <奥様!ご主人様の側近が無理やり連れ出すといってます
        ,'    |    '! " ┃     ┃ 'l} !
        ,i    |   l   ┃     ┃  | |
       /    l    |  ,.、,,_       | |
       ,'       |  ,iニL/   ~`'''ー─┐ i |
       l ,|  ,. ┴r/   {)      / ノrュ!,_
         ! i'! /  { l {    ,},,___/ri'゙r''"ヽ ',


126 :1:2008/01/01(火) 04:23:48.33 ID:lyD0bg0y0

   /  ̄`Y  ̄ ヽ
   /  /       ヽ
  ,i / // / i   i l ヽ
  |  // / l | | | | ト、 |        <そうですか・・・よく知らせてくれました。 
  | || i/  ノ ヽ、 | |
  (S|| |  (●) (●) |
  | || |     .ノ  )|
  | || |ヽ、_ 〜'_/| |


127 :1:2008/01/01(火) 04:24:35.55 ID:lyD0bg0y0
侍女はその後すぐ退出する。
奥方はすぐに呼び鈴をならし人を呼んだ。

   / ̄`Y  ̄ヽ、
   / / / / l | | lヽヽ
  / / // ⌒  ⌒ヽ
  | | |/  (●) (●)
 (S|| |   ⌒ ・ィ  ヽ
  | || |   ト-=-ァ ノ       <さっきの女、あたしに無礼をはたらいたから殺せ!
  | || |   |-r 、/ /|
  | || | \_`ニ'_/ |


129 :1:2008/01/01(火) 04:25:39.00 ID:lyD0bg0y0
侍女は殺された。口封じのためである。

               /      \
              /●  ●     \    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            /        Y  Y|   < シネェェェェェェェェェェェェェェ!!
            | ▼    //// |   | |    \_______
            |_人_       \/" \
             \/       ”    \
        ,.. -──- 、, |"    ””       \
      ,/        `''-、             \
     ., '            ``ヽ;‐‐-, _         |
    /                   ゙i'ヾ、|         | 
   ,!                、 i  |     /    |
    l               ┬-,.、, ヽ !. |    / /    |
    | ,            |/ ヾ、|'  |   |  |      |
    | | !  ,、 、      l     ! l |  |  |     |
    | |/ト, / ヽ lヽ l、i.   !    !  _|   |   |     |
    |  | `lヽ/////!|   l     |二_l  ,.゙r-‐'! |     |
    !  | `''=ニ三ヨ'"|   |三二三l | (((___|  !|     | _/ ̄ ̄/
    ゙、  !   |  |  ,!   !"T'''''T" |.    !  ! |     \___/
    ヽ、l.   |  |  |  /  |   ! l.      ',.  |     /
            |  !  | /  ,|.  |`''}  (( ̄l,,__,i、_ /
      ,.:ェ''"  l   ´   `|   !''"     /  ノ
      "''='-‐'゙       /  ',      'ー''"
                 'イji,j、j,i


130 :1:2008/01/01(火) 04:26:27.04 ID:lyD0bg0y0
その夜、奥方は重耳ひ話す。

   /  ̄`Y  ̄ ヽ
   /  /       ヽ
  ,i / // / i   i l ヽ
  |  // / l | | | | ト、 |    <ご主人様・・・今の斉では身を起こすことはできませんお・・・ 
  | || i/  ノ ヽ、 | |      私を愛してくれるのはうれしいのですが
  (S|| |  (●) (●) |     大望を叶えるため他の国に亡命してくださいお・・・
  | || |     .ノ  )|
  | || |ヽ、_ 〜'_/| |


131 :1:2008/01/01(火) 04:27:09.63 ID:lyD0bg0y0
しかし重耳は聞く耳を持たない。

            なんだってー               なんだってー
    r、r、    _____  なんだってー
  r |_,|_,|_,|   /   \, u ,/\         なんだってー
  |_,|_,|_,|_,| /  (● )  (● )\
  |_,|_,|_,|_,/   u ⌒(__人__)⌒ \  \   \\メ /)'`)'`)   なんだってー
  | )   |        |r┬-|  u  |  \\ .\メ ////ノ
  |  `".`\       ` ⌒´    / ヽヽ  メ  / ノ )` `/彡
  人  入_ノ           \   i i  /   ノ  ̄/      なんだってー
/  \_/              |  | | /| 、_,,ィ '__/,;'"´``';,._
     /                 |  /  \ _/  |ニニニニ|   なんだってー
    /                 |/      /    | ̄ ̄ ̄|        なんだってー


132 :1:2008/01/01(火) 04:27:48.61 ID:lyD0bg0y0
翌日、奥方は趙衰を呼ぶ。

    /  ̄`Y  ̄ ヽ
   /  /       ヽ
  ,i / // / i   i l ヽ
  |  // / l | | | | ト、 |
  | || i/  ノ ヽ、 | |
  (S|| |  o゚⌒  ⌒゚o |     <このままでは、ご主人様がダメになってしまいますお・・・
  | || |     .ノ  )|      それゆえ今夜は酒の量を多めにしますお・・・
  | || |ヽ、_ 〜'_/| |       ご主人様が泥酔してる間に連れ出してくださいお・・・


133 :1:2008/01/01(火) 04:28:31.34 ID:lyD0bg0y0

            / ̄ ̄\
          /   _ノ  \
          |    ( ●)(●)
          |     (__人__)  ダメになる?・・・あいつ元々ダメ人間だろ・・・
             |     ` ⌒´ノ   常識的に考えて……
              |         }
              ヽ        }
            ヽ、.,__ __ノ
   _, 、 -― ''"::l:::::::\ー-..,ノ,、.゙,i 、
  /;;;;;;::゙:':、::::::::::::|_:::;、>、_ l|||||゙!:゙、-、_
 丿;;;;;;;;;;;:::::i::::::::::::::/:::::::\゙'' ゙||i l\>::::゙'ー、
. i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|::::::::::::::\::::::::::\ .||||i|::::ヽ::::::|:::!
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!:::::::::::::::::::\:::::::::ヽ|||||:::::/::::::::i:::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;:::::::::::::::::::::::\:::::゙、|||:::/::::::::::|:::


135 :1:2008/01/01(火) 04:29:37.59 ID:lyD0bg0y0
その夜、妻は酒をたっぷり飲ませた。

                          /´ ̄ ̄ ̄  ̄ ヽ
                         /:             \ 
                   /: :             \
 _______ +      /::: : :    重 耳       ヽ  < もう飲めないお・・・
 |i:¨ ̄ ,、    ̄¨.: i       |:: : : :                  |    だが、まだ寝ないお・・・
 |i: /ヘ:\     :i|     _;|::.:. : :     ,,ノ:..:ヾ、           |
 .|i:〈`_、/´_`>.、  :i|   /::::ヽ:: :: . ー'"´   ,,、  ー‐‐,,.     /`、  
  |ii~~'、;'´`,'~,;~~~~:i|;/:::::::::| |\;;。(ー─) : ::: : (ー─)。;:;:. // ∧    一発やるまでは・・・
  |i`::;:':::::;::;:'::::::::::;.:i|"⌒ー,-┴‐‐〜 、゚~゙(___人___,)"~゚;;:::/:/ /::: ヽ    一発・・・Zzz 
  |i::::::;:':::::::::::::::::::::::i| ::::::,:::..    " ニニヽ、 ` ⌒:j~";_ ィ::::::::/ /::::::  \
─|`ー=====一 |;;;;;;;;;_;、:::::.__yニニ'ー-ァ ゚‐─‐────‐──────‐──────‐
::::::`ー―――‐一´     ̄      ̄


136 :1:2008/01/01(火) 04:30:22.62 ID:lyD0bg0y0
そして酔いつぶれた重耳を馬車に乗せ、一行は斉を出た。

   / ̄三\    さっさと馬車に乗れ!!
 /;;;; _ノ 三 \     握り潰すぞ・・・常識的に・・・  
 |;;;;;;;   ( ○)(○)       
. |;;;;;    (__人__)    _λ、⌒ヾ⌒ヽ、_
  |;;;    ` ⌒´ノ   /  `ヽ ヾ  ヽ\
.  |;;;;        }  /    (.....ノ(....ノ /⌒>
.  ヽ;;;       } (●))゚o  U    ::(....ノ´)
   ヽ;;;l    / ̄ ̄ヽ⌒:::::::    u::::::::::::/`ヽ
     /    (___.ノ      :::::::::::::::::::(....ノノ
    |     |  'ヽ、   :::::::::::::::::::::::::::/
    |     |


137 :1:2008/01/01(火) 04:31:05.58 ID:lyD0bg0y0
やがて一行は曹(そう)に着く。

   _____________
   |                   /| ガチャ
   |  /⌒i             / |
   |-/`-イ────────-イ  |
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   _____________
   |__/⌒i__________/|
   | '`-イ   ./⌒ 三⌒\       |  遊びに来たお!
   | ヽ ノ  /( ●)三(●)\    |
   |  ,| /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  |
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                              +   +   ☆ガチャ
                                  __ /
  _____________        ((  i´| |`i  ))   +
  |_____________/|        /⌒i|__|i⌒i、
  |           /       |  |        |  く  ン 冫      +
  |.           |    \    \ .| ____/    ̄ /)
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \     ̄        |      )/)γヽ  +
                 \            |____  )/ ̄__ノ
                    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       ̄  ̄  ̄


138 :1:2008/01/01(火) 04:31:55.70 ID:lyD0bg0y0
だが、曹の共公の態度は冷たく粗末な宿舎を与えただけだった。

                _,. --- 、─-- .,
            ,. -イ          ヽー 、
           /   レ /,.  ,ィ   /    } ヽ
              /   iゞァ' _,.ノ  / , / /i   ヽ
          〈     !、 ',. - 、∠,. ノ. - 、'' /|   /
          ヽ   ! {   .},.- 、{   }' i  /   何?重耳が来た?
        ,. -'" ヽ /  ,`ー'´〃 ヾヽー'  ト、/
       i    / i  (ゝ.,_,ィr--- く_ァ' )  ! iヽ     落ちぶれた老人だから適当な宿舎を与えろ
      /´  ,. ´ ̄`ヽ/,>    ̄ ̄     / ' ノ`ヽ_
  ,. - '"   / 、 `ヽ.  l_)________,. '",. '"    `ヽ,
./,. --‐  /  、 \  Y-'  `ー '"   / / /       ',
    / ,/ 、__ \ ヽノ \__ ,. - '7   |          ',
    i {   フ>-'"\     ,. - '/   |           ヽ
    ゝ \___ノ i 〉  `ー-‐'  /    /            i


140 :1:2008/01/01(火) 04:33:10.53 ID:lyD0bg0y0
だが、曹の大夫は一夜のもてなしもしないのは失礼だと
内々にもてなしをした。

         ヽ、        /  思 い
  シ 俺 お   !        !   .い い
  ョ の. 前.   !       |   つ こ
  ン. ケ     |      !,  い と
  ベ. ツ     ノ      l′ た
  ン の     ゛!  ___ 丶
  し. 中    ,,ノ' ´    ` ''ヾ、、_   _,.
  ろ で   /            ヽ`'Y´
        }f^'^^了t^'^'`'ー1  l
       ノ|L_ ! ___ { ,..、|
'- 、.....、r‐''´  }f'tr'i  ''^'tォー` }j/i',|
     ヽ    l.| ´ |    ̄  vijソ.!
         丶 └、     Fイ l′
     /    ',  ‐--‐  ,イ ケ|
   , ,/.       ヽ `''"´,/ !  ^|ー、
  / /      _,,」、'....ィ'       '|. \、__
. /./  ,. ‐'''"´    ! /   ,  _」__ヾ',
.,'.,'  /´   └ 、_ ノi   ノ  (、_  ``ヾ!
,'/ /     ヽ、 ` ''ー 、ィ-─'' r`'^    `
l|  !            リ    `ぅ ー=、_
| |          サ     〉
  ト             ′    ./''ー- 、,.._
  |  ヽl            (B     /    ヽ、
  |     !,、      !     /     ∠_
  ,イ     ヾ'     ィ 、   . /   ,,ィ'´


142 :1:2008/01/01(火) 04:34:01.93 ID:lyD0bg0y0
一行はその後、宋(そう)に向かった。

    ―― [] []
   | l ̄ | |
   |_| 匚. |
\\   | |
   \\ |_|  / ̄ ̄ ̄\
     \\/ ─   ─ \
 [] [] ,-, /  (●)  (●)  \     <おじゃましますお
   // /    (__人__)     \    ,.r-、
 匚/ /      `⌒´       \  P{三)
    /              |\   \/\ノ
    /ヽ/^y           |  ヽ     /
\  (、、J  |           |   \_/
 \\    |           |
   \\ |            |
\    \/           7
从从   (            /
Σ  ヽ、  へ        ω/
Σ  /  ̄   \     \
Σ_ノ \、__ / \      ヽ
  \\  \ \   \    〉
 ̄\\\ ̄| \\  //  /
 ̄ ̄\\\ ̄\ \//  /
 ̄ ̄ ̄\\\ ̄|  // /
 ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\二フ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\  \


143 :1:2008/01/01(火) 04:34:53.94 ID:lyD0bg0y0
宋の襄公(じょうこう)は楚(そ)との戦いで負傷していたが
重耳の器量を知っていたため、国君に対する礼で迎えた。

              _____
         ,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
     /'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
    //.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
    /〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
   'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{   <重耳様、お待ちしていました。宮殿の宿舎を用意してますよ。
   {´yヘl'′   |   /⌒l′  |`Y}
   ゙、ゝ)       `''''ツ_  _;`ー‐'゙:::::l{
.    ヽ.__     ,ィnmmm、   .:::|! 
  ,.ィ'´ト.´     ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \         "'   :::/  
::::::::::::|:::::l   ヽ、      ..::  .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ    ヽ、.......::::/..:::/!\\
::::::::::: |::::::::ヽ    ``''‐--ァt''′ |!:::ヽ:::\
:::::::::::::|::::::::::::ヽ、       /i|iト、  |l:::::::ヽ:::::\  
:::::::::::::|::::::::::::::/:ヽ、   ∧|i|i|i|〉. ||::::::::::ヽ:::::::\


144 :1:2008/01/01(火) 04:35:39.29 ID:lyD0bg0y0
ある日、宋の重臣が話を持ちかける。

  ________________________
 /||||||||||||||||||||||||/
||||| / ̄ ̄ ̄ ̄\__|||||::__/\  :::/
|||||/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: \___/      \/
||||../::::::::::::::::::::::::::::::::::::                  \
|||::::/:::::::::::::::::::::::::::::       ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´      |
|||:/::::::::::::::::::          ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´      l
||:::/::::::::::::::::::::::::::::______ノ\\     _/ ̄ ̄ ̄l
|||\::::::::::::::::::::/ ______ノ     |l__/ ̄ ̄l
||||.\:::::::::::://::::_____         ___  l
| / ̄\ \:::::::::::::::::_____`      /____` |   <重耳殿、わが国は小国・・・
||   | |::::::::/ ̄ ̄o ̄ ̄` 三    ( ̄o ̄ ̄ ̄  l     身を起こすなら大国に行きなさい。
|||⌒| |::::::::::::\____ノ  ̄   ::::::\___ノ |
|||⌒| |:::::::::             ::::::::::::::::::\:::::   |
|||_| |::::::::\____ノ    ::::::::::::::::::::::::|:_ノ |
| \  | /:::::::/_____ノ   :::::::::::::::::::::::::::|    l
|| l\/l /::::::::::::/:::::         ::::::::::::::::::::::::::::::::|   |
|||| /::::::::::::::г、__      ( ̄::_:::::::::::::::::::::|_  l
||||/|::::::::::::::\     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ./ .|
|||../:::|:::::::::::::::::::::\__              _/  /
|| ./::::::|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    /
||./::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::    _____      /\ _______
|__/   :::::\::::::::::::::::::::::::::::::::::::::    ̄ ̄ ̄ ̄      /::::::::::\ :::::::::::::::::::::::::::::::
\      ::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::            /::::::::::::::::::::\ :::::::::::::::::::::::::
::::::\      ::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::         /::::::::::::::::::::::::::::::\ :::::::::::::::::::
::::::::::::\     ::::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::


145 :1:2008/01/01(火) 04:36:34.05 ID:lyD0bg0y0
こうして一行は宋を後にする。

    /||ミ
   / ::::||
 /:::::::::::||____
 |:::::::::::::::||      || ガチャ
 |:::::::::::::::||      || 
 |:::::::::::::::||      || 
 |:::::::::::::::|| ̄ ̄\ ||
 |:::::::::::::::|| ノ  ヽ_\
 |:::::::::::::::||●) (●) \  ホントはもうちょっと居たかったけど・・・帰るおっ!
 |:::::::::::::::|| (_人_)    |  
 |:::::::::::::::||___   /
 |::::::::::::::(_____ノ´||  
 |::::::::::::::(_ノ / . . . ||  
 |:::::::::::::::||/    ||       
 |:::::::::::::::||      ||
 \:::::::::::|| ̄ ̄ ̄ ̄
   \ ::::||
    \||


146 :1:2008/01/01(火) 04:37:20.20 ID:lyD0bg0y0
そして一行は鄭(てい)に着く。しかし鄭の文公の態度も冷たかった。

                                            i !.
      .      .                              ,ノ キ、
   こ・・・殺してぇ・・・・       -----‐=========´,.  ,==
                  __                    ./ !|l´.:
                 /⌒ ^ヽ                 ,.r'.::1. il|
               /  (J)(ヽ              .,.r'´:::::::;!  i|l
               i    (__人_i            ,r.'´:::::::::::::i  .l'l|
               >   ´⌒ノ          .,.-'´::::::::::::::::;r'゙  ,' .|l
               /     <´         ,.r'´::::::::::::::::::::::::i   /...ll
              /´''  /'ヾゝク.、       ,.-'´:::::::::::::::::::::::;:- '゙  ./  .ll
            ,ノ    /   .l.! ヽ   ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::/    /   l!
            ム-.、   /    l !  ヽ,.-'´:::::::::::::::::::::::::::::;:- '   , '
           ,}'´   ヽ/     l,l  ,;-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;f´    , '
           /    /'     ,,,-'´::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;ノ    ,:'
         /    ,i゙    ,,;'''´::::::::::::::::::::::::::::::::::;f´     ./
        /     !   ;;:''´:::::::::::::::::::::::::::::::::;:- '゙     ./
        /    ./. ;:-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::;;;ノ      ,. '´
       ,/     ./-'´:::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ´      , '´
       ,ノ    ,r:'´:::::::::::::::::::::::::::::::;ノ ̄     , -'´
    ,/    ,r'´|:::::::::::::::::::::::::r'⌒´    ..,,. ‐li´l
    /  、   !  |:::::::::::;rー- '´     , -  K,ノ


147 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:38:05.87 ID:hDdKcfnqO
落ち着け!!

148 :1:2008/01/01(火) 04:38:21.23 ID:lyD0bg0y0
一行は楚へ向かう。

     ____  
   /      \     
  /  /    \\    
/    (ー)  (ー) \    今度は追い出されないかな・・・
|       (__人__)    |  
/     ∩ノ ⊃  /   
(  \ / _ノ |  |    
.\ “  /__|  |  
 . \ /___ /


149 :1:2008/01/01(火) 04:39:03.04 ID:lyD0bg0y0

               / ̄ ̄\
           /   _ノ  \
              |    ( /)(\)     <追い出されそうになったら俺に任せろ!常考
            |  /// (__人__)
           |      `ー´ノ
             |         }
             ヽ       }
             __ /     ヽ
            /          ̄ヽ
        ((  /                 i
       / /)◎r 、   ◎      |
      / -、_| 〈   ン冫      |   |
     (___      ̄ /         |   | 
         ̄`ー一'        |   !
            |        / /
             l| i||!ll ||     シュッシュッシュッ!


150 :1:2008/01/01(火) 04:40:00.53 ID:lyD0bg0y0
楚の成王は諸侯の礼をもって重耳一行を迎える。
重耳は少し不安になった。

            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \ <なぁ趙衰・・・俺亡命者だお・・・
    / (●)  (●)    \
    |   (__人__)    u.   |
     \ u.` ⌒´      /
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


         ____
       /      \!??
      /  u   ノ  \  <でも成王は諸侯の礼を持って迎えてくれてるお・・・辞退しようかお?
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


151 :1:2008/01/01(火) 04:40:44.26 ID:lyD0bg0y0

                 / ̄ ̄\
               /   _ノ  .\      _,,
               | ( ●) (●) |     l;l
              . |   (__人__)  |  _,_,|,|_,    いや、受けろ…
                |   ` ⌒´  |, ト-=y  丶    今までの国とは違い頼れる大国・・・
              .  |         }  ヽ `i, ̄‐^l   これこそ天の恵みだろ・・・常考・・・
              .  ヽ        }   ヾ~ `  i,
                 ヽ     ノ _   ヽ、   ;i,
                ,,_,i     y,ソト,,__  ヽ、   ;i,
               ,/r-'"j  / / ii, `ヽ、-x,,゜r  ;i
            ,,/'/__.L、    /ヾ、"i   `ヽ `;i  i,
          ,/  /_iーヘ,ヽ、 , /i" ヽ、 i     `、'i   iヽ、
         _,) ヽ "   ネメ、_ii"~        _Yri   l, ヽ、
        _,,,>t 、ヾ、    ゞ;;/         /  ,¬    V⌒l
       ,y`;,,__   ,i     /ii'         / r-/|    l l
    _/^,,,  ヘ  l    /iil        /  l"v' y     }  l
 v=4⌒ヽ、 j  --,,,if   /iii|       ,,  〈-ヘ_,、 <、    /  i|
   ヽ, ,, i、   _,,tv   /iiiii      ム、 / /  ヽ、ヽ、_x--ー‐- 、
 __,,,l ii Yi___,lk /   }iiiiil    ヘ __,,,,,,___/    `x'"^   ,,,,,   \
     ^ ̄⌒ヽ  ヘ、  ,ノiiiii|、__,,,y,,_,,,/ ヽ、  ,/   ,,,-‐‐ `',,   ヘ,、
   ,,,_  \  ヽ  `>- liiiiiiil ¬">-−  ヽ ヽ  i   i/   _,, /   } i
     "- ,,   }  / /iiiiiiil  /      l  l l   lK   ^~'  / |
        \ーヾ  /iiiiiiiil  /        i   i |   |i`'ヽーミ_/  /


152 :1:2008/01/01(火) 04:41:30.48 ID:lyD0bg0y0
重耳は客礼をもって成王にまみえた。

          成王よろしゅうなwwwww
                             ____
                           /_ノ  ヽ、_\
                         o゚((●)) ((●))゚o  ,. -- 、
                        /::::::⌒(__人__)⌒::::::/    __,>─ 、
                        |     |r┬-|    /          ヽ
                        |     | |  |   {            |__
                        |     | |  |    }  \       ,丿 ヽ
  ___,.-------、          |     | |  |   /   、 `┬----‐1    }
(⌒    _,.--‐    `ヽ         |     | |  |  /   `¬|      l   ノヽ
 ` ー-ァ''"/ / r'⌒)     ̄ ̄`ー‐--\      `ー'ォ /    、 !_/l    l    /  }
     \\\_/   ノ___      `''ー     {       \     l   /  ,'
        ̄ `(_,r'"        ̄`ー-、      / \      ´`ヽ.__,ノ  /   ノ
                        /     /    \     ヽ、\ __,ノ /
                      /     /        ̄ ヽ、_  〉 ,!、__/
                      /  _  く               ̄
                     / /  \ \
                   / /     \ \
                  / /       / /
                / /        ゝ、 ヽ
              / /             ̄
             /  /


154 :1:2008/01/01(火) 04:42:50.56 ID:lyD0bg0y0
成王は連日重耳を手厚くもてなした。
そんなある日のこと・・・

     /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : \
.    /..:..;' ..: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ
    /..:::/..:..:..:..:..:..:..:.::i..:..:..:..:.:: :. ..: ..: ..: ..: ..: ..: ', 
.   /.::;イ..:..:..:..:..:..:..:..::::i..:..:..:...::l.::..:..:.ヽ:..:.::..:..:..:..:..:!
  //'..:..::l..:..:..:..:..:..::::;|..:..:..:..:::i:::::ト!',::}、..:::..:: ::. :. :|
  '  !..:..:::l..:..:..:..:..:.:::/|::/:..:..::::l:::::!|! ';!i:::::::::::..:....::. !
    |:.:.::::!.:.|:.:_:.:_:.:::| |/j!..:..:::;イ::/ _」,,|:::::::::::::|..::ト、
    !..:::i.:.l.:.::..::;.;.;j"_ヽ!.:..:::j/};ィ'"_,,,,」:::::::::::::!.:l `
    |:::l{:.:|:::::'":::;;|r_ツ|::::::/  ヘゝソ,イ::::f孑r'' 
     !:l |::!:::::::::::::|¨´ j::::/    `¨ /イ::|,、ノ
.     l! !';:::::::::::|  j::/       ' |:/ケ     <重耳様、首尾よくご帰国したらどんな見送りをくれるのだ?
       ',::::::::::|  '′__ __    ,イ::/!l.|
        ',::::::::|、:.、   ''''   ,. :'::::/ | l|
        ',::::::| ',::::l 、   ,. "|:::/!/ | l|
.         ゞ::ト-ゞL...._¨__...j7レ‐.、Ll
     ,. -‐/ ヾ!r‐}       |-、、  \--


155 :1:2008/01/01(火) 04:43:34.53 ID:lyD0bg0y0

       ____
    /      \
   /  ─    ─\   <え?見返り?
 /    (●) (●) \
 |       (__人__)    |
 \     ` ⌒´   /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||


156 :1:2008/01/01(火) 04:44:20.98 ID:lyD0bg0y0

              / ̄ ̄ ̄ \  ホジホジ
            / ―   ― \    <っても成王は財宝も有り余ってるしな・・・
           /   (●)  (●)  \
           |     (__人__)      |
           \   mj |⌒´     /
              〈__ノ
             ノ   ノ
       ____    
     /_ノ  ヽ、_\
   o゚((●)) ((●))゚o  ,. -- 、  なら、将来仕方なく戦うはめになった時三舎退いてやるおwwww
  /::::::⌒(__人__)⌒::::::/    __,>─ 、   
  |     |r┬-|    /          ヽ
  |     | |  |   {        ●  |__ピト
  |     | |  |    }  \       ,丿 ヽ
  |     | |  |   /   、 `┬----‐1    }
  |     | |  |  /   `¬|      l   ノヽ
  \      `ー'ォ /    、 !_/l    l    /  }
           {       \     l   /  ,'
           \      ´`ヽ.__,ノ  /   ノ
             \     ヽ、\ __,ノ /
               ̄ ヽ、_  〉 ,!、__/


157 :1:2008/01/01(火) 04:45:52.26 ID:lyD0bg0y0
補足
【三舎退く】
相手に一目置くと言うこと。

158 :1:2008/01/01(火) 04:46:28.68 ID:lyD0bg0y0
後日、重耳が楚と戦うはめになったとき、重耳は圧倒的有利なのにも関わらず
三舎退くという約束を守ったのである。

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\   <約束を守らない人は鼻が伸びるおwww
  /::::::⌒  __ニニニニニつ
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /  


159 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 04:46:53.60 ID:hDdKcfnqO
お前のびてるwwwwww

160 :1:2008/01/01(火) 04:47:24.24 ID:lyD0bg0y0

        / ̄ ̄\
      /   _ノ  \         _人
      |    ( ●)(●)        (⊂⊃)
     . |     (__人__)       (⊂ニ⊃)
       |       ⌒ノ      (⊂ニニ⊃)
     .  |         }       `二⊃ノ
     .  ヽ____    }        ((  ̄
        r'ニニヽ._\. ノ           ;;    
      r':ニニ:_`ー三`:く._           [l、     お兄ちゃん…、鏡…見てみろ・・・
    /: : : : : : :`,ニ、: :_:_;>      /,ィつ      きっといいもんが見れるぜ…
 .   /: : : : : : : : / : : : ヽ\     ,∠∠Z'_つ
   | : :.:.:.:.:.: . :/: : : : : : l : ヽ.   / .r─-'-っ
 .   |:.:.:.:.:.:.:.:.:.,' ''" ̄: : :l: : : :l   /  ):::厂 ´
    |:.:.:.:.::.:.:.:l -─-: : /:_:_:_:_l / ̄`Y´
 .   |:.:.::.:.::.::l.__: : : :/::: : : : :l/⌒ヽ: :〉
    |::.:::.::.::l: : : : : : /:::: : : : : |: : : : ゙/


161 :1:2008/01/01(火) 04:48:08.72 ID:lyD0bg0y0
この年、晋の恵公が病に倒れる。

                 /\__/ヽ
 .              /─     ─ \
..               | <○>   <○> | ハァハァ…まだ・・・俺は・・・
              /   (__人__)   \    
              |      `⌒J´    |
              \            /
              /              \


162 :1:2008/01/01(火) 04:48:52.05 ID:lyD0bg0y0
それを聞き人質となっていた晋の太子の子圉が秦を逃亡する事件が起こる。

     ____
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴//   \|    <晋には公子がたくさんいるからな・・・
  |∵/   (・)   (・) |     他の誰かが君主になることは阻止しないと・・・
  (6       つ  | 
  |    ___  |  
   \   \_/  / 
     \_____/


163 :1:2008/01/01(火) 04:49:38.84 ID:lyD0bg0y0
秦の穆公はこの背信に激怒した。
同時に重耳が楚に身を寄せていることも知る。

              -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
               / /" `ヽ ヽ  \
           //, '/     ヽハ  、 ヽ
           〃 {_{ ⌒  ⌒ ,リ| l│ i|
           /小l( ●) (●)从||.}:ヽ l
           |::i:{⊂⊃、_,、_, ⊂⊃iYト、:l:|  <重耳が楚にいるなら、この国につれて来いお
              !|`iヽ、 丶_ノ    j /:} ノi|:!
             iヾj|ソ/) __, イレ |:|l/j|/リ
             / ,.イ    .l、_ヾ! ノ″′
            /   ミ-、V_,、-‐''´|フー、
          /   ヽ/ |__/== / / ヽ
         /  __ノブ´  `ヽ、/ /   |
        rL二ス./  `''´`ー'´|` ヽ| /  l、
        l´o  ,/!       |   l/ /ノ
          | __|{ l:::::::::........:::::::|   ノ|  '´|
       |´    |:| `iー‐:::::::─'|‐'゙ | |    |
         j    j|:| |ー   -.:::|‐ | |   |
       |   / レ! |     .:::::|  |r|   |
       '、  .// | |     ::::::|  |ト`ー'´ j
       `゙"´  /! |`   ‐::::|ノ ヽ  /
           / ` ト、    ノ::|   ゙〈
            〈  |      :|   ∧
         /;;ヽ. | _,,.-へ   | /;;;;゙i
       ,/;;;;;;;;;;;`‐'´;;;/;;;;;;;;;||ヽ、l/|;;;;;;;;|;|
       Y;;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;|;;|;;;;;;;;;|;;;;;;;;;|;|
      ヽ;;;;;;/;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;j;;;|;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;|;|


165 :1:2008/01/01(火) 04:50:48.59 ID:lyD0bg0y0
重耳一行は秦に向け旅立つ。

   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \    / ̄ ̄ ̄\
 |    ( ●)(●) ./ ─    ─ \
. |     (__人__)/  (●)  (●)  \. < 秦の穆公はいいやつかお?
  |     ` ⌒´ノ     (__人__)     |  
.  |         }\    ` ⌒´    /
.  ヽ        } /              \
   ヽ     ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
   /    く   \                  \
   |     \  \                \
    |    |ヽ、二⌒)、                 \


166 :1:2008/01/01(火) 04:51:25.89 ID:lyD0bg0y0

   / ̄ ̄\
 /       \
 |    ⌒   ⌒
. |     (__人__)  <知らん!!
  |     ` ⌒´ノ  
.  |         }
.  ヽ        }
   ヽ     ノ        \
   /    く  \        \
   |     \   \         \
    |    |ヽ、二⌒)、          \


167 :1:2008/01/01(火) 04:52:02.63 ID:lyD0bg0y0

   / ̄ ̄\
 /   ⌒ ⌒\〃         ちゃんと調べとけお!
 |    `ヽ/ ̄\〃 ∵. ・       ___ ノ(
. |     ミ }    ー=- ̄ ̄=_    /      ⌒
  |      >、_  __      /\:::::::/::::  \
.  |    " ノ`ヾ}  \   ̄ ==/:<●>::::<●>:::    \
.  ヽ        }     \    |   (__人__)       |
   ヽ     ノ       \   \   ` ⌒´     _/\


168 :1:2008/01/01(火) 04:52:40.37 ID:lyD0bg0y0
秦の穆公は喜んで重耳一行を迎える。

          _,. -‐- i^,\
         { / ,/´/ }‐ '´ ̄ ̄`ヽ、/^l
       j`^'(\{,イ/" `ヽ ヽ  ;ヾ;ノ
       /  ,>‐'/     ヽハ 、 ヽ
.      /   /〃{_{ ⌒  ⌒ ,リ| l │i|
     /   / レ!小l( ●) (●)从 |、i|   よくきたお!
     ,′ ,!   レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
      {  ノ  ̄` 彡、 丶_ノ   ミ /      今夜はたっぷりサービスするお!!
     ` ─- ..__   ヘ,、 __, イ
           `y'.:/ヽ   /:、
           {:::.丶._,>'.:::/ ヽ
              !;::::::::::::::::::/ 、  }_,. - 、
          ,._   j;:::::::::::;:-::`7! f{ノ,  ,イ
        ヽ>{;'::::::::::::i:::::::.〈 、,ゞー'´/
        /   ヽ:::::::::::!:::::::::} 丶._,/
        /    _.,ゝr-、j_;. ィノニニヽ、
     /  _,. ‐ ´  /'   /-、  `ヽ.ー─'´)
     `¨´    /   /,. _ \   '''''''''´
           /   ,.' /   `¨´
           {  /


169 :1:2008/01/01(火) 04:53:18.98 ID:lyD0bg0y0

           .........
            ..:, -─‐──‐-、:.. 
        .:/             \::    
        :/ ;              ヽ.:   
        :l  U                l: .....
       ::|      , 、     ;    |⌒´⌒`ヽ、.  
       :!、  _ノ" "ヽ、__  ∪         \:  
       ¨:ヽ。((◯)  (◯)。)::  /⌒゙`       l::
        :/ヽ~゚(__人___)~__ ,ノ|     ,      |:
       :/   /`:j⌒:。´   |.    |    ,   !: プルプル
       :/   /  ;  | `ー-,,,|"   |___,ノ   |:
     ..:/   /    ゚ .|    |    |     ,lー─- 、.
    , --‐-ー、_ /    ゜ l     ,|    |   ,/ )   ):
   く / / ァ- ,ノ    。  \ノ^ノ^/⌒ヽ.j\   /^ー-‐'
    `ー' ー´ ̄  ~τ゚υ'゜~ (_イ_,イ、_,ィ'´__/   ̄


171 :1:2008/01/01(火) 04:54:04.71 ID:lyD0bg0y0
それから3ヶ月後、晋の重臣2人が秦を訪れた。

      ______
    / −、 −、   \
   /   |  ・|・  | 、    \
  / / `-●−′ \    ヽ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |/ ── |  ──   ヽ   |  < 帰国して即位してくれ
  |. ── |  ──    |   |    \_________
  | ── |  ──     |   l
  ヽ (__|____  / /
   \           / /
    l━━(t)━━━━┥


         / ̄ ̄ ̄ \
      /   :::::\:::/\  それはできないお・・・
     /    。<一>:::::<ー>。 恵公の子が即位したお・・・
     |    .:::。゚~(__人__)~゚j  
     \、   ゜ ` ⌒´,;/゜
    /  ⌒ヽ゚  '"'"´(;゚ 。  
   / ,_ \ \/\ \
    と___)_ヽ_つ_;_ヾ_つ.;._


172 :1:2008/01/01(火) 04:55:02.71 ID:lyD0bg0y0

                       _
                    /  ̄   ̄ \   
                    /、         ヽ 重臣はあんたの見方だ。
                   |・ |―-、       | あんたが帰国したら重臣一同味方する。
                   q -´ 二 ヽ      |
                   ノ_ ー  |     |
                    \. ̄`  |      /
                    O=====  |
                    /          |
                  /    /      |


173 :1:2008/01/01(火) 04:55:52.89 ID:lyD0bg0y0

          ____
        /― ― \
      /(●)  (●) \
     /   (__人__)    \  事は重大だお・・・
      |    ` ⌒´      |      
      \           /   穆公にも相談してみるお。
        /         \
       |             )
.     |  |         /  /
       |   |       /  / |
       |  |      /  /  |
      (YYYヾ  Y (YYYヽ |
     (___ノ-'-('___)_ノ


174 :1:2008/01/01(火) 04:56:35.61 ID:lyD0bg0y0
翌日、穆公に面会し相談をする。

      ____
    /      \
   / ─    ─ \
 /  ( ●)  (●)  \ と、言う事で帰るお
 |      (__人__)     | 援助してくれお。
 \     ` ⌒´    /
,,.....イ.  、ニ__ ーーノ゙-、.
:  ┃   ◆・◆ ┃  i
   ┃        .┃ |
   .┃   ><  ┃ |


175 :1:2008/01/01(火) 04:57:49.83 ID:lyD0bg0y0

           -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ _ノ   ¬_,リ| l │ i|    <ヤダお・・・もっとサービスしたいお・・・
         レ!小l ゚⌒  ⌒゚ 从 |、i| 
          レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ    
             ヽ、  ⌒´    j / 
            ヘ,、 __, イ 
         r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
         {  V:::::::::∨yヽ/::::::::::/,1
         |  l''::"::::::::::ヽ/::::::::::: r /
        ヽ |::::::::::::::::::::::::::::::::::y  ゝ
        ヾ  |::::::::::::::::::::::::::::::::::l  |
         ヽゝ::::::::::::::::::::::::::::::::l  /
          |::::::::::::::::::::::::::::::::::'  」"
         /::::::::::::::::::::::::::::::::/ /
        ,.ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::/ ノ
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ/
      /"''ー―-----―'''"ヽ、
     /  /  i!  |  | ヽ   ヽ,
     /  /   |  |  ヽ  ヽ、  ヽ.
    /  i   |  ヽ   ヽ   ヽ、 ,ゝ
    |  |    ヽ  ヽ  ヽ  _,ゝ"
    |__|__,.-|_,.-+─┴‐'",.入
      | ____ |  ヽ_,.-‐''"  ヽ


176 :1:2008/01/01(火) 04:58:31.06 ID:lyD0bg0y0
こうして重耳は帰国を決意する。秦は軍勢を動員し帰国を援助した。

           -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{ ⌒  ⌒ ,リ| l │i|
         レ!小l( ●) (●)从 |、i|
          レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ
             ヽ、 丶_ノ   j /   お土産だお。受け取ってお。
            ヘ,、 __, イ
         r ヽヽ::::::|ヽ`ー'´,1ー:::::ヽ、
        {  V:::::::::∨yヽ/::::::::::/,1
          | ノ''::":::::::::::ヽ/::::::::::: r" /
        /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`:y ゝ
        {:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} |
        ゝ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::丿 /
        l、`1::ー'::::::::::::、:::::__,.ィ' 」
         ''r-っ'⌒ v ⌒⊂ヽ" y
         ,.ゝ、く、LOVE/ノノ l}_ー
         /::::::::~::\_ /:::::::::ヽ


177 :1:2008/01/01(火) 04:59:09.25 ID:lyD0bg0y0

         ____
       /      \
      / ─    ─ \    <あ、ありがとだお・・・(つーか穆公って男だよな?)
    /   (○)  (○)  \   
    |     (__人__)    .| ________
     .\     ` ⌒´   ,/ .| |          |
    ノ           \ | |          |
  /´                 | |          |
 |    l                | |          |


178 :1:2008/01/01(火) 05:00:01.81 ID:lyD0bg0y0
秦軍出動の情報に即位したばかりの子圉(壊公)も軍勢をくりだした。


          ,  -‐- 、             ♪
   ♪    /,ィ形斗‐''' ´  ̄`''‐- 、
       //ミ/─-   _      ヽ   ♪
     , - 、!({ミ//`ヽ  - 、`ヽ     ヽ
    / 、ヽ⊂!´/         ヽ ヽ   「i「i}i、  <外に出るときは髪を整えなきゃな。
  /冫┐ i'´.l   '´゙   "ヽ    ゙ー、,,{  ノ
   ̄  l  l l   ⊂         ーゝ 'ヽ、
        !  l ',  ,r            /ヽ  \
       l  ヾ,、 `''' ─ '      / -‐、‐ヽ   >
      t     /` ー- 、___,ォュ'´    ヽ、  /
         ` ー-!    、`ーi 「´      , -‐'´
          ` ー- 、l  l」     <

                  ____
                /_ノ  ヽ、_\
         ,. -- 、,  o゚((●)) ((●))゚o  <お前髪ねーだろwwwwwwww
     ,.―<,__    ヽ:::⌒(__人__)⌒::::: \
    /          ヽ  |r┬-|     |
   __|            }.  | |  |     |
  / ヽ,       /  {   | |  |     |
  {    Y----‐┬´   、. | |  |     |
 /'、   ヽ    |ー´   ヽ, | |  |     |
 {  ヽ  ヽ    lヽ_!´   ヽ`ー'ォ    /
 ',   ヽ  ヽ    ,/     }
  ヽ  ヽ  、,__./      /
   \  ヽ__/,'    _ /
     \__.'! 〈  _, '


179 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:00:50.41 ID:hDdKcfnqO
これはワロタwwwwww

180 :1:2008/01/01(火) 05:01:19.11 ID:lyD0bg0y0
秦と晋は激突した。だが壊公のために戦う者は2人だけだった。

               , ‐ 、,.- 、
             /    ヽ ヽ
                / _     |.  l
    _   _   l. |  ヽ     |   <壊公?そんなやつシラネ。
  /:::::::::ヽ´::::ヽ  |. |  ┃!    {
.  !::::::::::::::::j::::::::::|  l `ー‐'     ヽ
  |::::::::::ー 'ヽ.ー.\ \ヽー‐_、   _ノ
.  i::::::::::::::::::::::\:::::.ヽ/./:.く.、  ̄
  !::::::::::::::::::::::::::ヽ/,ィ/:.:.:.:.ヽヽ
   \::::::::::::::::::::::::ヽ ヽ!|:.:.:.:.:.:.V
    ヽ:::::::::::::::::::::_::>. 〉:.:.:.:.:.:.:|、
      丶::::::::::::{_,___/ヽ:.:.:.:.:.ノノ
          ` ー‐‐‐-ゝ .rニ, |
                l |   }. l
               / |   ! `ー-‐ 、
           ノ  ヽ ヽ._ ⌒)_)'
          (__(_)__)    ̄


181 :1:2008/01/01(火) 05:02:07.15 ID:lyD0bg0y0
味方の裏切りにより壊公は討ち死に。
こうして重耳は、意気揚々と帰国したのである。

                  n
                   l^l.| | /)
                   | U レ'//)
      ___      ノ    /
    / ⌒  ⌒\  rニ     |   ありがとうだお〜
   / (⌒)  (⌒) \  ヽ   /
 /   ///(__人__)/// \ / `  /
 |       `Y⌒y'´    |   /
 \.       ゙ー ′  ,/  /
  /⌒ヽ   ー‐   ィ  /
  / rー'ゝ        /
 /,ノヾ ,>         イ
 | ヽ〆          |


     //ノ ̄ ̄`ヽ、// // ////
     / ´`ヽ _  // // //
     (--/ ̄ ,    ` ̄ ̄ ̄///     <調子にのるな!!
     (  ...|  /!
     (`ー‐し'ゝL _
     (--‐‐'´}    ;ー------
     `ヾ:::-‐'ーr‐'"_
    _/⌒  ⌒\_
  /:●))(__人__)((● \  ぐぇあ
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'┃     /


182 :1:2008/01/01(火) 05:02:51.19 ID:lyD0bg0y0
こうして重耳は即位し文公と名乗った。

        γ ´ ⌒ヽ
         |       \_
      |     /⌒  ⌒\
      |   /( ●)  (●)\
     |  /::::::⌒(__人__)⌒:::::\   
     |   |     |r┬-|     |  ぶーんこー♪ぶーんこー♪
     |   \      `ー'´     / たーっぷりぶんこー♪
     |             |
      |             | 
      |     |
         l           l
       |         |
        |         |
       ゝ        j
'⌒Y⌒Y⌒ ( ____ ,ノ


183 :1:2008/01/01(火) 05:04:15.56 ID:lyD0bg0y0
その後文公は、亡命中恩をうけた国や人々を助け、粗末に扱った国を討ち覇者になる。
だが年齢には勝てず在位9年で没した。
文公が覇者になれたのは、優れた側近が支えたからであろう・・・

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━-┓
┃ ┌────────────────────────ーーー┐ ┃
┃ │            / ̄ ̄\                      │ ┃
┃ │          /  ヽ_  .\                    │ ┃
┃ │          ( ●)( ●)  |     ____            │ ┃
┃ │          (__人__)      |     /      \          .| ┃
┃ │          l` ⌒´    |  / ─    ─   \       │ ┃
┃ │         . {         |/  (●)  ( ●)  \      .| ┃
┃ │           {       / |      (__人__)      |     │ ┃
┃ │      ,-、   ヽ     ノ、\    ` ⌒´     ,/__      .| ┃
┃ │     / ノ/ ̄/ ` ー ─ '/><  ` ー─ ' ┌、 ヽ  ヽ、   │ ┃
┃ │    /  L_         ̄  /           _l__( { r-、 .ト、 . │ ┃
┃ │       _,,二)     /            〔― ‐} Ll  | l) ).│ ┃
┃ │       >_,フ      /               }二 コ\  Li‐' .| ┃
┃ │    __,,,i‐ノ     l              └―イ   ヽ |   . | ┃
┃ │                l                   i   ヽl   . | ┃
┃ └ーーー────────────────────────┘ ┃
┗-━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
             ○年△月×日 覇者記念


                                   〜Fin〜


185 :1:2008/01/01(火) 05:08:07.88 ID:lyD0bg0y0
長くなりましたが【重耳伝】は以上で終了です。
途中途中にコメントしてくれた方々
最後までお付き合いしてくださった方々
ありがとう御座います。
一人で書き込んでいると淋しくなるので
コメントしてくださった方にはホントに助かりました。

次回も機機会があったら書きたいと思います。

186 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:08:36.00 ID:QNzPPoR/0
>>183
ええー、そこで終わり?
城濮の戦いと践土の盟はやらないの?

188 :1:2008/01/01(火) 05:11:16.68 ID:lyD0bg0y0
>>186
申し訳ありません。
時間の関係とまとめる労力が尽きたため
カットさせていただきました。
機会があったら書こうと思います。

190 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:15:33.59 ID:QNzPPoR/0
>>188
そっか、じゃあしょうがない
いままでうp乙!

187 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:08:35.98 ID:2BkkNtiy0
このスレから読んだから相対関係とかわかんなかったけど

話はわかりやすかったしおもろかったおwww

史記ってことはノンフィクション?

188 :1:2008/01/01(火) 05:11:16.68 ID:lyD0bg0y0
>>187
ノンフィクションですよ^^

191 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:18:16.47 ID:2BkkNtiy0
ふぇー事実は小説より奇なりっつーか
こーゆーおもしれー歴史とか見た奴がこっちのがおもしろいってやりだしたんだろうから

やっぱ人間っておもしろっ

だな。
>1乙

193 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:28:20.31 ID:QNzPPoR/0
ちょっと後日談を補足

>>138-140
のちに文公(重耳)が曹に攻め込んだ際、
都を包囲して共公の無礼を責めて、彼を捕らえた。
しかし、料理を振舞ってくれた大夫釐不羈(きふき)には対しては、
密かに連絡して彼の領地に目印をつけてもらい、
そこには軍隊を入れないようにして恩義に報いた。

196 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:45:08.09 ID:QNzPPoR/0
>>135-136
あと、重耳が斉から無理やり連れ出されたときのエピソード(長文スマソ)

酔いがさめて目覚めた重耳が舅(母の弟とも)の子犯(孤堰)に向かって、
「もしもわしが成功しなかったら、おやじ殿の肉を食ってやるぞ」
と、矛を突きつけながら言った。それに対して子犯は
「もし成功しなかったら、私はどこかでのたれ死にでしょうから
 きっとあなた様の口には入りません」
「もし成功したらあなた様は晋のごちそうを食べているわけですから、
 やはり私のなまぐさ肉など口にはできませぬぞ」
と、切り返したといわれている。

194 :VIPがお送りします。:2008/01/01(火) 05:29:27.13 ID:2BkkNtiy0
歴史的には器量のある人だって思うけどやる夫がそんな奴とは思えないwww





【司馬遷伝】  【管仲伝】  【驪姫伝】  【重耳伝(前編)】  【重耳伝(後編)】 ←いまココ
【范雎伝(前編)】  【范雎伝(中編)】  【范雎伝(後編1)】  【范雎伝(後編2)】
posted by キティ at 11:08 | このエントリーを含むはてなブックマーク | Comment(6) | TrackBack(0) | (´・∀・`) ヘー
(「・ω・)「 お世話になってるヨソ様ー
海の幸 (VIP)
山の幸 (etc)


この記事へのコメント
  1. 続編希望wwwww
    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2008年01月04日 17:17
  2. やる夫で学ぶシリーズは面白くてわかりやすいのが多いwwwwwww
    もっとやってください><
    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2008年01月04日 21:50
  3. おもしれーーーーーーーーーーwwww
    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2008年01月12日 02:20
  4. この後の介子推のハナシもなけるよね。;゚・(ノД`)・゚;。うううっ
    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2008年07月01日 20:04
  5. 優秀な人材の子孫を厚遇しすぎると・・・・国は滅びる。
    晋もまた然り。

    興味持ったなら、宮城谷昌光さんのシリーズを読んでみるといいよ。
    読みやすいし、古代から秦までの流れがわかるしね。
    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2008年07月04日 21:05
  6. >こうして重耳は即位し文公と名乗った。
    文公ってのは諡号だから生きてる間に自称するとか基地外にも程がある(やる夫ならやりかねんが…)。

    というか、晋の文公といえば春秋でも一二を争う美味しいネタなんだからもっと丁寧にやってほしかったyo

    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2015年04月11日 17:58
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