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1 :1:2007/12/30(日) 18:42:25.58 ID:9LQJZ2hW0
第3話投下します。
まとめて下さったブログは以下のサイトです。
初めて読まれ、好感が持てた方は
是非お読みになってくださいませ。
ベア速様
http://vipvipblogblog.blog119.fc2.com/blog-entry-122.html
では投下します。
3 :1:2007/12/30(日) 18:43:55.03 ID:9LQJZ2hW0
【驪姫の陰謀】
第19代『晋』の献公は献公の5年、異民族の驪戎(りじゅう)を征服した。
,,-‐----‐、 , --‐‐-..,
/ 、゙ヽ、 ‐-' NO DETTE YOU ‐- / / ヽ
,/´ .., ヽ,,l_) ,ト/ / ヽ
/ ヽ,r' ゙.-〈__r,'、 ヽ_
_.l ヽ」 /ニYニヽ ゙‐ヽ、_,, /l
,l l| −'´ll /( ゚ )( ゚ )ヽ ,//゙l //\
l`l| l|ヽ /::::⌒`´⌒::::\ |l // }
l \ l| ,l | ,-)___(-、| |,l // l
/ '\ l|`l | l |-┬-| l | ___l ヽ // |
,l '\ l| .lヽ__\ `ー'´ /__/ | ∨/ ,}
| ヽl | ,| .ヽ \ //ヽ ,| ,l
| l ,l ヽ \// l \ /
ヽ | \. ヽ / l ヽ /j
\ / ヽ / | l /
゙l\.. / ヽ / j | , /
ヾ Y / ヽ / ,l
ヽ、 l l } / ,r′
ヽ l | /′ ,,...''
`'':..、 ___ ___,..-.|, ,l , :..-‐'"´
 ̄ /lr‐‐‐'--、_ l_,..-'''""'- "
4 :1:2007/12/30(日) 18:46:12.62 ID:9LQJZ2hW0
その時、驪姫とその妹を捕らえた。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | 美しいって罪よね・・・。
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
,. -‐―――‐-、
γ::::::::::::::::妹::::::::::::::ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ヾ\ γ::::::::::://./ノハL!!LL::::::ヽ /ノ
〃 ||(:::::::::彡 ⌒ ⌒ ミ::::::)|| ヽ
彡/ \:小l ( ●) (●) 从ノ \ヾ きれいな妹
| 、_,、_, |
\ `ー'´ /
5 :1:2007/12/30(日) 18:48:40.47 ID:9LQJZ2hW0
献公はその二人を側室に迎える。
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) もてる恐竜はこまるぜwwww
/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー'´ /´
| /
____
/ \
/ ─ ─\ <なんで恐竜がモテんだよ
/ (●) (●) \
| (__人__) | ________
\ ` ⌒´ ,/ .| | |
ノ \ | | |
/´ | | |
| l | | |
ヽ -一ー_~、⌒)^),-、 | |_________|
ヽ ____,ノγ⌒ヽ)ニニ- ̄ | | |
6 :1:2007/12/30(日) 18:52:31.05 ID:9LQJZ2hW0
献公の12年、驪姫は子供を出産する。
,r- 、,r- 、
/// | | | l iヾ
/./ ⌒ ⌒ \ヽ、
// (>) (<) ヽヽ い・・・いっぐぅぅぅぅっぅっぅっぅっぅっぅ!!!!!!
r-i./ `∪ (・・)⌒´ ヽ.l-、
| | | ),r=‐、( | | ノ
`| |ヽ ⌒∪ ノ| ||
| | | |\ `ー-‐'' / .| | ||
| | |/⌒llー 一ll⌒ヽ| ||
| | | r/\_;;/ヽi | | ||
| | | | |' | | ||
8 :1:2007/12/30(日) 18:54:38.64 ID:9LQJZ2hW0
驪姫の色気に迷う献公は、その子を世継ぎにしたいと考えるようになる。
/ ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ <マジかわいいな・・・この子を世継ぎにするかな・・・
/ ⌒`´⌒\
| ,-) (-|
| l ヽ__ ノl |
\ ` ⌒´ /
/、. ヽ
/ |
| | /
ヽ_| ┌──┐ |丿
| ├──┤ |
| ├──┤ |
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
/ / // ⌒ ⌒ヽ おぉ〜ヨチヨチ
| | |/ ( ゚ ) ( ゚ )
(S|| | ・ィ _/| ギザカワユスwww
| || | ,r'´ ̄ u ヽ
| || | !●) (●) |
| || | \__ヽ_又_)三 |
| ||/⌒ヽ `ー--一' ヽ
| i 、 \/`つ |
| i \ / 、___ノ
9 :1:2007/12/30(日) 18:57:43.50 ID:9LQJZ2hW0
献公には8人の子供がいた。その中でも斉姜の公女との間にできた
太子の申生・・・
/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
> \
/ \/ ̄ ̄\
/ < ̄ ̄\
| \
| // ∧ 人 ) \
| / //// ) /| /|∧| | ̄\|
\ |\┏━━━━//━∨/┓/ ノ
/\ | | // /━ | ///
\ |__//_/ \//」
<\_ ゝ | アリバイか・・・
λ / 驪姫には完璧なアリバイが
/\.\ ⌒ / あるようだな・・・
/\ \ \__ イ\
\ .| ̄\ / ̄|\
\ | く| ̄|つ |
|_/ ̄\_|
10 :1:2007/12/30(日) 19:00:46.48 ID:9LQJZ2hW0
弧氏から生まれた公子の重耳。
,.へ
___ ム i
「 ヒ_i〉 ゝ 〈
ト ノ iニ(()
i { ____ | ヽ
i i /__, , ‐-\ i }
| i /(●) ( ● )\ {、 λ <出番遅ぇよ・・・
ト−┤. / (__人__) \ ,ノ  ̄ ,!
i ゝ、_ | ´ ̄` | ,. '´ハ ,!
. ヽ、 `` 、,__\ /" \ ヽ/
\ノ ノ ハ ̄r/:::r―--―/::7 ノ /
ヽ. ヽ::〈; . '::. :' |::/ / ,. "
`ー 、 \ヽ::. ;:::|/ r'"
/ ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
| 答 | や る 夫 │|
\_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ
11 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 19:01:11.89 ID:wuQ+0Yq9O
>>1www楽しみにしてたぜwwwいつか太公望やってくれ
13 :1:2007/12/30(日) 19:02:39.52 ID:9LQJZ2hW0
>>11
史記が終わったらやろうと思います。
14 :1:2007/12/30(日) 19:03:31.81 ID:9LQJZ2hW0
そして、その妹が生んだ夷吾は特に優秀だった。
_ -───- _
, '´ `ヽ
/ \
/ ヽ
/ __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ
' 「 ´ {ハi′ } l
| | | |
| ! | | <ウホ!!いい兄貴!
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
| \ / |
_ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _
_ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
15 :1:2007/12/30(日) 19:06:03.62 ID:9LQJZ2hW0
献公はなんとか三人の息子を始末しようと辺境の地に追いやろうと考える。
______
/ \ /\
/ し (>) (<)\ <辺境といってもそこまで腐敗はしてないはず・・・
| ∪ (__人__) J | ________
\ u `⌒´ / | | |
ノ \ | | |
____
/ \ ─\ チラッ
/ し (>) (●)\
| ∪ (__人__) J | ________
\ u `⌒´ / | | |
ノ \ | | |
____
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\ <昨年の死者10万人・・・
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | ________
\::::::::: |r┬-| / | | |
ノ:::::::::::: `ー'´ \ | | |
16 :1:2007/12/30(日) 19:08:36.11 ID:9LQJZ2hW0
献公は大夫に、息子三人が赴任する土地に城を築くよう命じる。
/ニYニヽ
/( ゚ )( ゚ )ヽ
/::::⌒`´⌒::::\ <馬鹿息子三人に相応しい城を築け。
| ,-)___(-、|
| l |-┬-| l |
\ `ー'´ _/
/ ∩ノ ⊃ ヽ
( \ / _ノ | |
.\ “ /__| |
\ /___ /
,〜((((((((〜〜、
( _(((((((((_ )
|/ ~^^\)/^^~ヽ|
| _ 《 _ |
.(|-(_//_)-(_//_)-|)
| 厶、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ |||||||||||| / < 承知した!
\_______/ \_______
______.ノ L (⌒)
//::::::::|-、 ,-/::::::ノ ~.レ-r┐
/ /:::::::::::| /:::::ノ__ | .| ト、
17 :1:2007/12/30(日) 19:10:05.47 ID:9LQJZ2hW0
補足
【大夫】
世継ぎ以外の公子や功臣のこと。
18 :1:2007/12/30(日) 19:12:25.66 ID:9LQJZ2hW0
しかし、大夫は三人を辺境の地に送ることに疑問を抱く。
( _(((((((((_ )
|/ ~^^\)/^^~ ヽ|
| _ 《 _ |
(|-(_//_)-(_//_)-|)
| 厶、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ |||||||||||| / < あの愚帝なんかたくらんでんな
\_~~~~_/ \_________
/ \
/ /\ / ̄\
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ||
19 :1:2007/12/30(日) 19:15:21.24 ID:9LQJZ2hW0
献公の腹を探るため城造りを遅らせる。
,〜((((((((〜〜、
( _(((((((((_ ) ハァハァ・・・
|/ ~^^\)/^^~ヽ| ____________
| _ 《 _ | /
(|-(_//_)-(_//_)-|) < バレなきゃ だいじょうぅぶだぁ。
| 厶、 | \____________
\ |||||||||||| /
__\____/\
[| □ | | __/ ) ))
|__ ミ|___/|
_ | |
へ / \|/\__| ))
\ \ へ 丶 )
\ノ \/ /
)) / / ソローリ
\_ \
⊂__丿 ) )
20 :1:2007/12/30(日) 19:17:33.46 ID:9LQJZ2hW0
献公の16年献公は周辺の小国を掃除するため、自分を上軍の総大将
太子申生を下軍の総大将に任命する。
| 7
_,,.. -──- 、.._ | ./
,.‐'"´ `` ‐、| / /
/ ///
,,.. -─- 、/ /
,.‐'´ _ ゙i、
∠ ‐ '"´/ i
./ |
./ ,.イ |
.l // ,イ ,1 |ヽ ト、 !
i ./ i , /l / l.l ! 、 ト、゙i ,ヘへ、l ヽ.ト、|、 /
l. / .| /| /-|←┼‐l、 ヽ ト、!, -─ヽ|─!-l、i /
! l l | ! |、`';:‐-_、._ ヽ、l\l-i' _,_-='、"~! i"ヽ
. ヽ! ヽ|,/l゙、! l( (80j` l──|. イ80) )l. | )|
l.(l l ー-‐' ,! l、`゙‐--‐' l /"ノ
ヽ ヽ、._l_ _,.ノ 〈> ヽ、._ _.l_// (父上はこの戦で私を戦死させようとしてるな・・・)
ヽ、.__,l  ̄ __  ̄ /、‐'´
`‐ 、 , ‐'´‐-ヽ
_ ./l` ‐ 、. _,. ‐''"!\
_,,.. -‐'ヽ ̄ヽ,-、シ ̄// |`‐- 、.._
/ i / /_ 7`‐゙\__.\. | i ヽ、
/ l / | /||\ / ̄ ! | !
21 :1:2007/12/30(日) 19:20:51.11 ID:9LQJZ2hW0
その後、献公は驪姫派の二人を抜擢し、自分の乗る兵車の御者を任せる。
,-、 nn
.r-、 _00 /::::'┴'r'
.|::::'´::::r┘ !「`L00、|.l└ク_;厂 /
.|::::「|:::| l| |Ln:::r┘|.l _lニユ、 ./
. ̄└r''"´]_ l| | r゙=゙┐ |└ァ::/ / /
、ヽ、 ,ゞ´_::::| l| |「二:::7 .|.l └′/ / /
. \\`´ |:::|. l| l 〈::/ 、 ! '/
\ ̄ l ! /
x X
X /ニYニヽ ナ
(ヽ /(゚ )( ゚)ヽ /) <いっきに驪姫派を強くしてやるぜwwww俺天才wwww
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i)))
/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| っ ,__ )
| Jー'´ ` /´
| ` /
22 :1:2007/12/30(日) 19:23:52.85 ID:9LQJZ2hW0
晋軍は見事戦に大勝する。中でも申生の働きは見事だった。
| ̄7
\ | /――__
_> \ _
,― ̄V/ `//
/ / \
/ | |\ l
/ / ̄ | / /| N |ヽ | | o
/ / -r-//∠/-_| /――v| || l ┣━
|/ ━/l ゝVl ]_` ├l イ7 _//|/|∠、 ┗━ ━
( \l二_/ \二_/_/ \ ━ ┃
|ヽ____ \ ~_ //\ ___l ━┛ ┓
ヽ_ _ _______ ⌒| |⌒)┬――ノ  ̄ノ ━ ・
ヽ____( ̄⌒ヽ [*] \/// ノ ・
| ( | ̄| ̄ ̄ ノ この時計型麻酔銃があれば
| ( |_|_____7 勝てない敵はいない…
/  ̄ ⌒/ \ l \/
>―__\ /_/ |
/ T~T ̄`┤ - ̄`l_
____
/ \
/ ─ ─ \ <卑怯だろ
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
23 :1:2007/12/30(日) 19:27:51.20 ID:9LQJZ2hW0
この戦の後、献公は城造りの進まない大夫に早急に作らせるよう命じる。
/ ニYニヽ
/ (●)(●)ヽ
/ ⌒`´⌒\ <さっさと築けよクズ
/ ,-) (-、\
| l __ l |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
( _(((((((((_ )
|/ ~^^\)/^^~ ヽ|
| _ 《 _ |
(|-(_//_)-(_//_)-|)
| 厶、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\ |||||||||||| / < 落ち着けよカス
\_~~~~_/ \_________
/ \
/ /\ / ̄\
_| ̄ ̄ \ / ヽ \_
\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \__)
||\ \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ||
24 :1:2007/12/30(日) 19:30:59.24 ID:9LQJZ2hW0
そして御者を務めた驪姫派の二人を征服した国の大夫に任命する。
. … .
:/ノYニヽ :
:/ (0)(0)。ヽ :
:/::::⌒`´⌒::::\ :
:| ,-) (-、.|: こんな計画も分からなかったなんて・・・
:| l rヽ/⌒ヽノ .| :
:\{/ //:
/ニYニヽ
/ (/)(0) ヽ
/::::⌒`´⌒::::\
| ,-) (-、.| おっと、失礼っていう
| l ヽ/⌒ヽノ .|
.\ / //
25 :1:2007/12/30(日) 19:33:08.19 ID:9LQJZ2hW0
このことがきっかけで、大夫は献公の腹の内を読みきる。
____________
||_(((((((((_ ) || ||
|| _ 《 _ | .|| || <いつも見てたよ
||(_//_)-(_//_)-|) ¶| .|| ガラ
|| 厶、 | || ||
|| |||||||||||| / || ||
 ̄
26 :1:2007/12/30(日) 19:35:49.50 ID:9LQJZ2hW0
その計画とは、太子申生の廃嫡である。
無論、驪姫の子供を太子にするためである。
/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
> \
/ \/ ̄ ̄\
/ < ̄ ̄\
| \
| // ∧ 人 ) \
| / //// ) /| /|∧| | ̄\|
\ |\┏━━━━//━∨/┓/ ノ
/\ | | // /━ | ///
\ |__//_/ \//」
<\_ ゝ | <父上め・・・
λ /
/\.\ ⌒ / バーロー・・・
/\ \ \__ イ\
\ .| ̄\ / ̄|\
\ | く| ̄|つ |
|_/ ̄\_|
27 :1:2007/12/30(日) 19:37:12.45 ID:9LQJZ2hW0
誰もいない・・・
29 :怨貞治 ◆599HReUGcU :2007/12/30(日) 19:37:31.79 ID:utVVknyX0
みてるよ。
30 :1:2007/12/30(日) 19:39:10.21 ID:9LQJZ2hW0
が、太子申生は何かの勘違いだと事をながす。
_/ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
|:::::::::::::::::::::::::::::;,"""` ' '' ''''::::::::::::::::::::ヽ
\::::::::::;/""" -':::::::::::::::::::: |
/| /|/ ,`:::::::::::::::::: |
|:| |' ヽ ,, --- 、、 丶:::::::::::::::::::::|
||,,..、 ,,, '' ヽ:::::;- 、::::::|
`l ヽ, ` _,,,---- |:/ ,、ヽ::/
ヽ--ヽ `-----゚'‘ `' /__ヽ l:/
|`''゚| ノ/ 丿 |/ <申生終わったな
、 ノ / )/ ノ|
ヽ/ / , '::|
、'_ |__/`llヽ
`` l,, 、――‐、 | |
`-' `ー――' / |
\ / , - `l
` / , ''' l
丶 /, ' __, `-、
`ー― ', ' _, '
32 :1:2007/12/30(日) 19:40:42.33 ID:9LQJZ2hW0
こうして一年が過ぎた・・・
____ / ̄ ̄\
/ \ / ヽ、_ \
/ ─\:>)(< ). .|
/ (>) \_人__)///. | .
| \\\ (__ノ)´ |
\ ,. . __ノ . ノ
,{ . / ハ
33 :1:2007/12/30(日) 19:42:20.73 ID:9LQJZ2hW0
ある日、里克大夫が献公と面会した。
. ___
/ノ^, ^ヽ
/ (・)) (・)) ヽ
/ ⌒(__人__)⌒::: l <よぅ!献公さんオヒサwwwwwww
⊂ ̄ヽ_| |r┬-| |
<_ノ_ \ `ー'´ /
ヽ  ̄V ̄ ̄ ⌒,
/____,、ノ /
/ (__/
( ( (
ヽ__,\_,ヽ
(_/(_/
34 :1:2007/12/30(日) 19:44:02.74 ID:9LQJZ2hW0
献公は太子申生を東山討伐を命じていた。
里克大夫はそれを止めにきたのだ。
___
/ノ^, ^ヽ
/ ( ゜) ( ゜) ヽ
/ ⌒(__人__)⌒::: l <お前、太子の身の危険を考えろよwww
| |r┬-| |
\ `ー'´ / 世継ぎになんかあったらどうすんだよハゲwww
⊂ ̄\/´ ̄V ̄ ̄ ⌒,/ヽ―ヽ
 ̄ヽ_/____,、_ノヽ_/ ̄´
/ _/
( ( (
ヽ__,\_,ヽ
(_/(_/
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) バーローwwww申生を世継ぎにした覚えねぇよwwww
/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー'´ /´
| /
35 :1:2007/12/30(日) 19:47:03.01 ID:9LQJZ2hW0
里克大夫はその足で太子申生の元に向かい
事の内を話す。
/  ̄ ̄ ̄\ えぇ・・・献公はあなたを廃嫡するみたいです。
/ ⌒ ⌒ \ だから東山討伐を失敗しないで生きて帰って来い。
/ (●) (●) i
. | :::⌒(__人__)⌒:| __
\ `ー' / ̄ ̄⌒/⌒ /
(⌒\ / ジャンプ/ /
i\ \ ,(つ / ⊂)
.| \ y(つ___/,__⊆)
__, , ,,-- --、_ ハ
, -' ´::::::::::::::::::::::::::::::`'‐、 /::::::ヽ
_______ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`y:::::::/
r'ニ二----、ン::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ン
_/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
/ :::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
/ :::;イ/:::::::::::;イゝ;::::ヽ、:::r、_::ヽ、,ハ、ィヽr、::::::::::::::::::i
l ://///:::::/i:l:ハ`ヽ::::ヽヽ、ヽ__>==--ヽ、i::::::::::::l
l::{ {{ {:ト;:::::lr'リr、_L__ヽ、_ヽ_f´ ;rr''´j`t-、 }ミ:r‐‐ゝ
レ' リ リ ヽ::f´"「{``トト、 }`‐{ ッ'゙{ ゝ辷ソ ノ レ'/こi`}
t-iヽ{ ゞ;;;ソ l ̄ゝ, ー‐ '´ ノ (_,ノ ノ
ヽゝ、`ー'"、_ `ー ---‐'´r'´ _,/
`弋‐‐'´ _,-‐‐‐-、 /⌒゙i弋;ゝ 馬鹿かお前は!
ヽ、 ヽ, ノ f !____
`ニ=、_____,,∠_{ }___:::ヾヽ
゙、:::::::r:::r'´::::::「` ノ/ `、__::゙ヽ
36 :1:2007/12/30(日) 19:48:34.83 ID:9LQJZ2hW0
申生は戦に大勝利を収め、堂々と帰国する。
| ̄7
\ | /――__
_> \ _
,― ̄V/ `//
/ / \
/ | |\ l
/ / ̄ | / /| N |ヽ | | o
/ / -r-//∠/-_| /――v| || l ┣━
|/ ━/l ゝVl ]_` ├l イ7 _//|/|∠、 ┗━ ━
( \l二_/ \二_/_/ \ ━ ┃
|ヽ____ \ ~_ //\ ___l ━┛ ┓
ヽ_ _ _______ ⌒| |⌒)┬――ノ  ̄ノ ━ ・
ヽ____( ̄⌒ヽ [*] \/// ノ ・
| ( | ̄| ̄ ̄ ノ 持っててよかった
| ( |_|_____7 時計型麻酔銃
/  ̄ ⌒/ \ l \/
>―__\ /_/ |
/ ̄ ̄ ̄ \ ホジホジ
/ ― ― \ <いい加減自重しろよ
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ mj |⌒´ /
〈__ノ
ノ ノ
37 :1:2007/12/30(日) 19:50:09.96 ID:9LQJZ2hW0
ある日、献公は驪姫に驪姫の子供を太子にしたいことを話す。
しかし驪姫はこれを止める。
/ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ <驪姫のガキを太子にしようぜ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.|
| l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 |
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | o゚⌒ ⌒゚o | それはダメだお・・・臣や太子から反発されるお・・・
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
38 :1:2007/12/30(日) 19:52:11.58 ID:9LQJZ2hW0
だが、この涙は空涙であった。
驪姫はすでに側近を使い、申生の悪い噂を流していたのである。
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
/ / // ⌒ ⌒ヽ
| | |/ (●) (●)
(S|| | ⌒ ・ィ ヽ
| || | ト-=-ァ ノ 申生はロリコンって噂ばら撒け!
| || | |-r 、/ /|
| || | \_`ニ'_/ |
39 :1:2007/12/30(日) 19:54:23.10 ID:9LQJZ2hW0
2年後、太子の悪い噂を流しても一向に人気が落ちないため
驪姫は一計を案じることを決意する。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | あの野郎しぶといな・・思い切った手をうつか
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
40 :1:2007/12/30(日) 19:56:29.70 ID:9LQJZ2hW0
それから間もなく、献公は狩りに出かける。
::::::.... .... :::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::.... .... .. .:::: :::::::::.::::::。:::::::::::::::::
:::::.... .... .. .:::: :::::.... .... .. .:::: ::::::.../\ /\ . .... ::::::.... ....
..::::::。::::..::::::。::::::::::::::.::::::。:::::::::/\ヽ ∨〃/\ :::::::::::.... ....
:::::::::::::::。:::::::::::::::::::::::::::::::.... .../(・) \ゞ/ /(・) 〉 . .. .:::: :::::::
:.... .... ..::::::::..... .:::::゜:::::::::___/\_/ノ \_/ \ 。:::::::::::::::
:.... .... ..::::::。:::::::::::::::::./  ̄ ̄ ̄ ̄\ \ ::::::。:
:::::::...:::::::::::::...::::::::::/ ソ \ | :::...:.... ....
:::.. ::::.... . .:/ __ | ::::::::。:
:::::::::::.... .... ..:::::::r〜〜〜〜〜〜‐、ヽ\ \ | :::::.... .... .
:::::::::::::::::.... .:::゜|:)jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjヽ\ \ | ::::::::::..
:::::::::::::::::...... ....::| // | / :::゜::::::::::..
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:::: ::::::::::::::::::::.....:| // / / ::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::: . ヽiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii// / / :::::::::::.... .... .. .::::
::::::...゜ . .:::::::::ヽ ヽ〜〜"/ / / ....... . .:::::::::::
:.... .... .. . ヽ、__,,,____/_ /:.... .... .. .:....
:.... .... ..:.... .... ..... .... .. .:.... .... .. .... . .... . ..... .... .. ..... ............. ..
:.... . ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ .... .... .. .:.... .... ..... .... .
... ..:( )ゝ ( )ゝ( )ゝ( )ゝ ムチャシヤガッテ・・・.
.... i⌒ / i⌒ / i⌒ / i⌒ / .. ..... ...................
.. 三 | 三 | 三 | 三 |
... ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪
41 :1:2007/12/30(日) 19:57:50.96 ID:9LQJZ2hW0
驪姫はこの留守中に事を運ぼうと考えた。
,r- 、,r- 、
/// | | | l iヾ.
/./ ⌒ ⌒ \ヽ、
// (●) (●) ヽヽ
r-i./ `⌒,(・・)⌒´ ヽ.l-、.
nnnn | | | ト‐=‐ァ' | | ノ nnnn < アタックチャーンス!!!
川 l l /ノ| |ヽ `ニニ´ ノ| || ノ|川 l l
!` '⌒/. | | | |\ `ー-‐'' /| || || ヽノ'⌒`!
ヽ、 ノ | | |/⌒llー 一ll⌒ヾ| ||. ゝ ノ
丶 \.| |/ r/\__/ヽi \|| |/ ./
42 :1:2007/12/30(日) 19:59:33.70 ID:9LQJZ2hW0
驪姫は太子申生の館に赴く。
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
/ / // ⌒ ⌒ヽ
| | |/ (●) (●)
(S|| | ⌒ ・ィ ヽ
| || | ト-=-ァ ノ おいロリコン!来てやったぞwwwwwww
| || | |-r 、/ /|
| || | \_`ニ'_/ |
/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
> \
/ \/ ̄ ̄\
/ < ̄ ̄\
| \
| // ∧ 人 ) \
| / //// ) /| /|∧| | ̄\|
\ |\┏━━━━//━∨/┓/ ノ
/\ | | // /━ | ///
\ |__//_/ \//」
<\_ ゝ | これはこれは驪姫様。
λ / お言葉をくだされたら、私から参りましたのに・・・
/\.\ ⌒ / (何しに来たんだよ・・・メス豚が・・・)
/\ \ \__ イ\
\ .| ̄\ / ̄|\
43 :1:2007/12/30(日) 20:03:13.25 ID:9LQJZ2hW0
突然来た驪姫に申生は何事かと事を尋ねる。
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
/ / // ⌒ ⌒ヽ
| | |/ (●) (●)
(S|| | ⌒ ・ィ ヽ
| || | ト-=-ァ ノ 昨日献公の枕元にお前のカーチャンの霊が立ってたんだ。
| || | |-r 、/ /| 気味悪ぃから祖廟に行ってカーチャンを祀ってやれや
| || | \_`ニ'_/ |
44 :1:2007/12/30(日) 20:06:02.10 ID:9LQJZ2hW0
申生は驪姫の言葉を聞き入れ、母の祖廟に参り祀った。
| ̄7
\ | /――__
_> \ _
,― ̄V/ `//
/ / \
/ | |\ l
/ / ̄ | / /| N |ヽ | | o
/ / -r-//∠/-_| /――v| || l ┣━
|/ ━/l ゝVl ]_` ├l イ7 _//|/|∠、 ┗━ ━
( \l二_/ \二_/_/ \ ━ ┃
|ヽ____ \ ~_ //\ ___l ━┛ ┓
ヽ_ _ _______ ⌒| |⌒)┬――ノ  ̄ノ ━ ・
ヽ____( ̄⌒ヽ [*] \/// ノ ・
| ( | ̄| ̄ ̄ ノ 母上…しばらく
| ( |_|_____7 眠っててもらうぜ…
/  ̄ ⌒/ \ l \/
>―__\ /_/ |
/ T~T ̄`┤ - ̄`l_
/ / ̄~\ | | / 7
< / l ∠_ | /
\l /――___| / \
55 :1:2007/12/30(日) 21:03:36.21 ID:9LQJZ2hW0
仕来り通り、申生は祭壇に供えた酒や肉を献公のために持ち帰った。
__, , ,,-- --、_ ハ
, -' ´::::::::::::::::::::::::::::::`'‐、 /::::::ヽ
_______ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`y:::::::/
r'ニ二----、ン::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ン
_/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
/ :::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
/ :::;イ/:::::::::::;イゝ;::::ヽ、:::r、_::ヽ、,ハ、ィヽr、::::::::::::::::::i
l ://///:::::/i:l:ハ`ヽ::::ヽヽ、ヽ__>==--ヽ、i::::::::::::l
l::{ {{ {:ト;:::::lr'リr、_L__ヽ、_ヽ_f´ ;rr''´j`t-、 }ミ:r‐‐ゝ
レ' リ リ ヽ::f´"「{``トト、 }`‐{ ッ'゙{ ゝ辷ソ ノ レ'/こi`}
t-iヽ{ ゞ;;;ソ l ̄ゝ, ー‐ '´ ノ (_,ノ ノ
ヽゝ、`ー'"、_ `ー ---‐'´r'´ _,/
`弋‐‐'´ _,-‐‐‐-、 /⌒゙i弋;ゝ 供物は持ち帰れ!
ヽ、 ヽ, ノ f !____
`ニ=、_____,,∠_{ }___:::ヾヽ
゙、:::::::r:::r'´::::::「` ノ/ `、__::゙ヽ
r‐'´}:::::::ト-ヘ;;;;;;;;;ト 、_/ `}::{
ノi:/`フ´ _ン‐‐‐く / / ゙‐}
,イ:<_::;ィ/ r'´ 〈 ,ィ' / ./
f::::r‐'´〈 廴_,,,-‐''ー‐‐辷、_,ィ'´ _,ノ
/:::::/ヽ、::::V/::/::::::::::::::::::::::` ´`フ
56 :1:2007/12/30(日) 21:06:57.05 ID:9LQJZ2hW0
そして供物を驪姫に預ける。
,r- 、,r- 、
/// | | | l iヾ.
/./ ⌒ ⌒ \ヽ、
// (●) (●) ヽヽ
r-i./ `⌒,(・・)⌒´ ヽ.l-、.
nnnn | | | ト‐=‐ァ' | | ノ nnnn < 計画通りだおwwwwwww
川 l l /ノ| |ヽ `ニニ´ ノ| || ノ|川 l l
!` '⌒/. | | | |\ `ー-‐'' /| || || ヽノ'⌒`!
ヽ、 ノ | | |/⌒llー 一ll⌒ヾ| ||. ゝ ノ
丶 \.| |/ r/\__/ヽi \|| |/ ./
57 :1:2007/12/30(日) 21:09:33.98 ID:9LQJZ2hW0
その夜、驪姫は申生が持ち帰った供物に毒を仕込む。
/ ̄`Y  ̄ヽ、
/ / / / l | | lヽヽ
/ / // ⌒ ⌒ヽ
| | |/ (●) (●)
(S|| | ⌒ ・ィ ヽ
| || | ト-=-ァ ノ どんな愚民でも、もうあたしの計画わかっただろwwww
| || | |-r 、/ /|
| || | \_`ニ'_/ |
58 :1:2007/12/30(日) 21:11:39.23 ID:9LQJZ2hW0
それから2日後、献公が狩りから帰ってくる。
_,-,ニ二ニ=、
//
/:/
ヾ`、
>+:‐: ´: ̄:  ̄: :`:' ̄:l.、___,/
/: : : : /: : : : : : : : :/ : : l: : : :く‐´´ ただいまぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
/: : : /: : : : : : : :/: :/: : : : l: : : : 、:\ /ニYニヽ
l: : : /: : : : : : : : :/: /l: : : : ∧ l: : : :ヽ: :ヽ. /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
/: :/: :/: : : _,:_∠L、:::/ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二 /::::⌒`´⌒::::\ ( i)))
l: /://: : : : :/::/':::::/ ´`ヽ _ 三,:三ー二| ,-)___(-,|_ゝ \
l://://: : : イ ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ 、 |-┬-| ,__ )
l/: :l l: : : イ:ll ミ } ...| /! `ー'´ /´
l: : :l: l: :/.:l.:l 」_}`ー‐し'ゝL _ |
. l: : : W/: : N _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------、 |
. l: : : : :ハ: : : ト、 .、,,ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==- \. y /
l: : : : : :、: : : 「フ`‐- ,、-┬:T´: :l l/ \/ /
. l: : : : :,レ、: : :ヾ、 /、`Y/:l:l: : l / /\_
/: : :rニミミヽ: : ヾ、-─┤ `┤: : l _./ / ヽ ノ
/: : / ̄\ヾヽ: : :ヾ、 l ll: : l (___ノ (_ノ
/: : / ヽヾヽ: : lヽ l /l: :
59 :1:2007/12/30(日) 21:13:37.02 ID:9LQJZ2hW0
そして驪姫は太子の供物を献公に差し出す。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | 太子が供物を献上してきましたお・・・
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
/ ニYニヽ
/ (●)(●)ヽ
/ ⌒`´⌒\ <供物?女じゃなくて?
/ ,-) (-、\
| l __ l |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
60 :1:2007/12/30(日) 21:15:53.12 ID:9LQJZ2hW0
献公が供物を口にしようとした時、驪姫がストップをかける。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | 馬鹿かテメェ・・・普通誰かに毒味させんだろ・・・
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
62 :1:2007/12/30(日) 21:18:16.48 ID:9LQJZ2hW0
献公は近くにいた侍女に毒味をさせる。
/ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ <お前毒味しろ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.|
| l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ
/ /" `ヽ ヽ \
┏┓┏━━┓ //, '/ ヽハ 、 ヽ ┏━┓┏━┓
┏┛┗┫┏┓┃ 〃 {_{\ /リ| l │ i| ┃ ┃┃ ┃
┗┓┏┫┗┛┃┏━━━━━━━ レ!小l● ● 从 |、i| ━━━━┓┃ ┃┃ ┃
┏┛┗┫┏┓┃┃ ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│ ┃┃ ┃┃ ┃
┗┓┏┻┛┃┃┗━━━━━/⌒ヽ__|ヘ ゝ._) j /⌒i ! ━━━━━┛┗━┛┗━┛
┃┃ ┃┃ \ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│ ┏━┓┏━┓
┗┛ ┗┛ /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ | ┗━┛┗━┛
`ヽ< | | ヾ∨:::/ヾ:::彡'
63 :1:2007/12/30(日) 21:21:04.64 ID:9LQJZ2hW0
その食べ物には毒が仕込まれていた。
-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
┏━━━━┓ / /" `ヽ ヽ \ ┏┓┏┓
┗━━━┓┃ //, '/ u. ヽハ 、 ヽ ┃┃┃┃
┏┳┛┃┏┳┳┓┏━━〃 {_{\ / リ| l │ i| ━━━━━┓┃┃┃┃
┃┣━┛┃┃┃┃┃ レ!小l● u. ● 从 |、i| ┃┃┃┃┃
┏┛┃ ┗┻┫┃┗━━ ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ|━━━━━┛┗┛┗┛
┃┏┛ ┏┛┃ ./⌒ヽ__|ヘ.u ゝ._) u. j /⌒i ! ┏┓┏┓
┗┛ ┗━┛ \ /:::::| l>,、 __, イァ/ /│
64 :1:2007/12/30(日) 21:23:41.98 ID:9LQJZ2hW0
驪姫は言う・・・
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 |
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | o゚⌒ ⌒゚o | 太子はなんてむごい人だお・・・父を殺して君主になろうとするなんて・・・
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
65 :1:2007/12/30(日) 21:26:10.26 ID:9LQJZ2hW0
この言葉に献公は激怒し申生を捕まえようとする。
∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧ /\ /\
< _/ ̄/_ ____ロロ> /\ヽ ∨〃/\
</ __ / /___/ > /(・) \ゞ/ /(・) 〉
<ー' __ノ / ____ > ___/\_/ノ \_/ \
< /___/ ./__ __/ > /  ̄ ̄ ̄ ̄\ \
< ││ // > / ソ \ |
< ││  ̄ >:/ __ |
< ││ ロロ┌┐ >:r〜〜〜〜〜〜‐、ヽ\ \ |
< ││ ┌┘│ >|:)jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjヽ\ \ |
< ││  ̄ ̄ >| / | /
< ││ ____ >|: / / /
<  ̄ /___/ >| | / / /
<. ロロ┌┐ ____ >ヽiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii// / /
< ┌┘│./__ __/ >ヽ ヽ〜〜"/ / /
<  ̄ ̄ // > ヽ、__,,,____/_ /
< ┌┐┌┐  ̄ _ > _]::::::: | [>_
< ││││ // > ̄~ | ゙ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ>
< ││││ / | > \ ,〜ヽ>
< └┘└┘//|| > \ 〜 ノ ̄\>
< [] []  ̄ || > ’ノ⌒⌒⌒⌒〉〉>
∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨ { Y∫>
66 :1:2007/12/30(日) 21:29:44.33 ID:9LQJZ2hW0
だが事前に使用人によって申生に事が伝えられる。
r 、. ,、
l ヽ,,, -ー -', l
/ @ o @ ヽ
Y , ヘ^ ⌒ ^^⌒ヽ ヽ
l γ::..:::::..:::...ヘ、: : : ハ j
`ノ :ノ...:ノ ー ー ::::::)
リ::::::( (●) (●)::( <申生様捕まりますよ。
. ハ::::ハ ー ) )
Y ヽ イ' y
/ 'ヘ j ̄ヽ
/、 ヾ / ヘ
il Y il
l ヾ .._ i! .. イl
/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
> \
/ \/ ̄ ̄\
/ < ̄ ̄\
| \
| // ∧ 人 ) \
| / //// ) /| /|∧| | ̄\|
\ |\┏━━━━//━∨/┓/ ノ
/\ | | // /━ | ///
\ |__//_/ \//」
<\_ ゝ |
λ / じゃぁ逃げる。
/\.\ ⌒ /
/\ \ \__ イ\
67 :1:2007/12/30(日) 21:30:56.75 ID:9LQJZ2hW0
太子申生はあわてて新城に逃げる。
__, , ,,-- --、_ ハ
, -' ´::::::::::::::::::::::::::::::`'‐、 /::::::ヽ
_______ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`y:::::::/
r'ニ二----、ン::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ン
_/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<
/ :::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
/ :::;イ/:::::::::::;イゝ;::::ヽ、:::r、_::ヽ、,ハ、ィヽr、::::::::::::::::::i
l ://///:::::/i:l:ハ`ヽ::::ヽヽ、ヽ__>==--ヽ、i::::::::::::l
l::{ {{ {:ト;:::::lr'リr、_L__ヽ、_ヽ_f´ ;rr''´j`t-、 }ミ:r‐‐ゝ
レ' リ リ ヽ::f´"「{``トト、 }`‐{ ッ'゙{ ゝ辷ソ ノ レ'/こi`}
t-iヽ{ ゞ;;;ソ l ̄ゝ, ー‐ '´ ノ (_,ノ ノ
ヽゝ、`ー'"、_ `ー ---‐'´r'´ _,/
`弋‐‐'´ _,-‐‐‐-、 /⌒゙i弋;ゝ 逃げる先は新城なり!
ヽ、 ヽ, ノ f !____
`ニ=、_____,,∠_{ }___:::ヾヽ
゙、:::::::r:::r'´::::::「` ノ/ `、__::゙ヽ
r‐'´}:::::::ト-ヘ;;;;;;;;;ト 、_/ `}::{
ノi:/`フ´ _ン‐‐‐く / / ゙‐}
,イ:<_::;ィ/ r'´ 〈 ,ィ' / ./
f::::r‐'´〈 廴_,,,-‐''ー‐‐辷、_,ィ'´ _,ノ
68 :1:2007/12/30(日) 21:33:31.68 ID:9LQJZ2hW0
新城に到着後、申生の側近が驪姫を殺すよう提案する。
ζ
/ ̄ ̄ ̄ ̄\
/ \
/\ \ /|
||||||| (・) (・) |
(6-------◯⌒つ| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| _||||||||| | < 驪姫を殺しなさい!けしからん!
\ / \_/ / \________________
\____/
69 :1:2007/12/30(日) 21:36:05.50 ID:9LQJZ2hW0
/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
> \
/ \/ ̄ ̄\
/ < ̄ ̄\
| \
| // ∧ 人 ) \
| / //// ) /| /|∧| | ̄\|
\ |\┏━━━━//━∨/┓/ ノ
/\ | | // /━ | ///
\ |__//_/ \//」
<\_ ゝ |
λ / それはできない・・・驪姫を失えば父は何もできなくなる・・・
/\.\ ⌒ / 父を想う子として、それはできぬのだ・・・
/\ \ \__ イ\
\ .| ̄\ / ̄|\
\ | く| ̄|つ |
|_/ ̄\_|
70 :1:2007/12/30(日) 21:38:21.62 ID:9LQJZ2hW0
そして申生は自ら命を絶つ。
/\/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
> \
/ \/ ̄ ̄\
/ < ̄ ̄\
| \
| // ∧ 人 ) \
| / //// ) /| /|∧| | ̄\|
\ |\┏━━━━//━∨/┓/ ノ
/\ | | // /━ | ///
\ |__//_/ \//」
<\_ ゝ |
λ / 父上・・・先行く不幸をお許しくださいませ・・・
/\.\ ⌒ /
/\ \ \__ イ\
\ .| ̄\ / ̄|\
\ | く| ̄|つ |
|_/ ̄\_|
71 :1:2007/12/30(日) 21:41:05.91 ID:9LQJZ2hW0
その頃宮殿では、ちょうど重耳と夷吾が訪ねていた。
____
/_ノ ヽ、_\
o゚((●)) ((●))゚o <兄貴!かわいい弟が来てやったおwwww
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \
| |r┬-| | (⌒)
| | | | | ノ ~.レ-r┐、
| | | | | ノ__ | .| | |
\ `ー'´ /〈 ̄ `-Lλ_レレ
 ̄`ー‐---‐‐´
____
/ ⌒ ⌒ \
./( ―) ( ●) \
/::⌒(_人_)⌒::::: | チラッ
| ー .|
\ /
____
/ \
/ ─ ─ \ <いないお
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
72 :1:2007/12/30(日) 21:43:29.71 ID:9LQJZ2hW0
重耳たちが来ていることを驪姫が耳にする。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 | この私に知らせないなんて・・・あの二人も消すか・・・
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | (●) (●) |
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
73 :1:2007/12/30(日) 21:45:21.50 ID:9LQJZ2hW0
驪姫は献公に進言する。
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 |
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | o゚⌒ ⌒゚o | 献公様・・・どうやら太子が毒を盛ったのにはあの二人も絡んでるみたいですお・・・
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
/ ニYニヽ
/ (●)(●)ヽ
/ ⌒`´⌒\ <マジで?
/ ,-) (-、\
| l __ l |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
74 :1:2007/12/30(日) 21:47:45.13 ID:9LQJZ2hW0
献公はすぐに二人を捕まえるよう命じる。
______
/ \ /\ <大丈夫。トーチャンは思い留まってるはず・・・
/ し (>) (<)\
| ∪ (__人__) J | ________
\ u `⌒´ / | | |
ノ \ | | |
____
/ \ ─\ チラッ
/ し (>) (●)\
| ∪ (__人__) J | ________
\ u `⌒´ / | | |
ノ \ | | |
____
/::::::─三三─\
/:::::::: ( ○)三(○)\ <兵2千人が俺ん家に向かってるお・・・
|::::::::::::::::::::(__人__):::: | ________
\::::::::: |r┬-| / | | |
ノ:::::::::::: `ー'´ \ | | |
75 :1:2007/12/30(日) 21:49:08.99 ID:9LQJZ2hW0
太子申生の自害を聞いた二人はそれぞれ自分の城に逃げ帰る。
/ \
/ 、_/_ l `` ‐- 、
/ , -─/-、 ! `ヽ、
/ i _/ ,' 、_/__ / ! \ _ _, ----──‐‐--
/ ` ̄ / / / ̄ l / ̄  ̄
/ -‐′ ,' | | ___ / ,
/ __/__ └--- l,イ´ /`ヽ. / -─‐
/ / , ヽ l. / 丿 / ヽ、
/ r‐-、 / / l ' / '´ / `
/ ヽ X. / ,! -L. / '´
/ `´ ` / ー|ァ' , 、__/
___ / ,. -‐ァ、_ / /  ̄_
./⌒ ⌒.\ / .,i / / ./ , ` /
/(●).(●) \ `7´ i ,! / ! /
/ (__人__) .ヽ ./ ヽ._ ノ / \ /
ヽ. | |r┬-| | . / ,. --、 /
\ ヽ、_ .`ー'´ ____/. / ./ / / / ト. /
ヽ、_ /  ̄フ ̄フ / / / ―+‐./`ヽ、_/ l /、
 ̄ ̄``ヽ、 / / / V .,イ / // i
\. / /.V ァ′ // |
``ヽ./ ___./ // l
 ̄  ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ / /ー'  ̄ ヽ
76 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:49:45.07 ID:xeionMZB0
オワタwww
77 :1:2007/12/30(日) 21:51:33.24 ID:9LQJZ2hW0
その知らせを聞いた驪姫は再び献公に進言する。
,r- 、,r- 、
/// | | | l iヾ
/./ ⌒ ⌒ \ヽ、
// (>) (<) ヽヽ なんの挨拶なしに帰るなんて、陰謀を企んでる証拠・・・恐ろしいお・・・
r-i./ `∪ (・・)⌒´ ヽ.l-、
| | | ),r=‐、( | | ノ
`| |ヽ ⌒∪ ノ| ||
| | | |\ `ー-‐'' / .| | ||
| | |/⌒llー 一ll⌒ヽ| ||
| | | r/\_;;/ヽi | | ||
| | | | |' | | ||
____
/ \
/ ─ ─\ <鏡見てみ。もっと恐ろしいのが見れるぜ。
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
79 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 21:54:21.51 ID:xeionMZB0
ツッコミワロスwww
78 :1:2007/12/30(日) 21:53:54.99 ID:9LQJZ2hW0
献公はすぐに二人を打つよう命じる。
└┴┘、 /ニYニヽ ┌‐┐
/ / `ヽヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /´ 二 ヽ
. l 弋_ノ / /::::⌒`´⌒::::\ l 〈 〉 !
lヽ、_ イ | ,-)___(-、| /ヽ、ー ' /!
/!__∧ . | l |-┬-| l | !_∧二∧l あの馬鹿息子二人殺してこい!
∧_/ ̄∨ i \ `ー'´ /、: ヽ〈_ノノ
!__∧_∧/ / /  ̄ ̄ ̄ ̄ |、 ヽ ̄ ̄ ̄ / ̄_| |/`ヽ
\__| |_/ _/ l l l 〈 /´ | |  ̄ ヽ
/ | | ̄ Y^ヽ/! ! _! l ヽ>ー !」‐- !
/ _!」_ノ_ノ | l __ /´ l ! 〈 __ l
/l ヽ l ! ` / l 〈 _ /
. / ! -―く ! ! / ヽ  ̄/
_/ ! _ノ l l l / ′ | ̄ ̄|
/ ∧ ´_ノ ! ! l / / | ヽ _ノ
80 :1:2007/12/30(日) 21:56:42.78 ID:9LQJZ2hW0
晋軍はすぐさま重耳と夷吾の元に向かう。
''';;';';;'';;;,., ニコニコ
''';;';'';';''';;'';;;,., ニコニコ
ニコニコ ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;; ;;'';;'';;;
;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
ニコニコ /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ /⌒ヽ/⌒ヽ/⌒ヽ ニコニコ
___ .(/ ̄ ̄ ̄\( ^ω^(^ω^(^ω^/ ̄ ̄ ̄\ .___
/ \/ \./  ̄ ̄ ̄\. / \ ./ \
/ \. ⌒ ⌒ / \ ⌒ ⌒ ./ \
/ ⌒ ⌒ \(__人__)/ ⌒ ⌒ \. (__人__)/ ⌒ ⌒ \
| (__人__) | | (__人__) | |. (__人__) .|
\ / .\ / \ /
81 :1:2007/12/30(日) 21:58:46.92 ID:9LQJZ2hW0
重耳の元に晋軍が攻めてきたとの報が入る。
____
/⌒ ー、\
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒:::::\ ハア?トーチャンがそんなことする訳ねーだろ
| |r┬-/ ' |
\ `ー'´ /
____
/ ⌒ ⌒ \
./( ―) ( ●) \
/::⌒(_人_)⌒::::: | チラッ
| ー .|
\ /
____
/ノ ヽ、_\
/( ○)}liil{(○)\
/ (__人__) \
| ヽ |!!il|!|!l| / |
\ |ェェェェ| /
82 :1:2007/12/30(日) 22:00:14.32 ID:9LQJZ2hW0
重耳の近くにいた者がもの申す。
______
/ −、 −、 \
/ | ・|・ | 、 \
/ / `-●−′ \ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ ── | ── ヽ | < もう逃げらんないから自決しろ
|. ── | ── | | \_________
| ── | ── | l
ヽ (__|____ / /
\ / /
l━━(t)━━━━┥
84 :1:2007/12/30(日) 22:02:16.58 ID:9LQJZ2hW0
しかし重耳は反対する。
ノ L____
⌒ \ / \
/ (○) (○)\ <嫌だお!!驪姫の罠にはまったまま死にたくないお!
/ (__人__) \
| |::::::| |
\ l;;;;;;l /l!| !
/ `ー' \ |i
/ ヽ !l ヽi
( 丶- 、 しE |そ ドンッ!!
`ー、_ノ 煤@l、E ノ <
レY^V^ヽl
85 :1:2007/12/30(日) 22:04:07.46 ID:9LQJZ2hW0
______
/ −、 −、 \
/ | ・|・ | 、 \
/ / `-●−′ \ ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|/ ── | ── ヽ | < じゃあ俺が殺してやるよ
|. ── | ── | | \_________
| ── | ── | l
ヽ (__|____ / /
\ / /
l━━(t)━━━━┥
____
/ \
/ ─ ─ \ <え?
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
87 :1:2007/12/30(日) 22:06:40.74 ID:9LQJZ2hW0
その者は驪姫の手の者だったのだ。
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;) <参ったなぁ、まさかここまで驪姫の手の者がいたとは・・・
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´
/ ∩ ノ)━・'/
( \ / _ノ´.| |
.\ " /__| |
\ /___
88 :1:2007/12/30(日) 22:08:38.87 ID:9LQJZ2hW0
重耳は腹心5人を連れて亡命する。
/ ̄ ̄ ̄ \ ホジホジ
/ ― ― \ <今逃げないと兄貴みたいになるな・・・
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ mj |⌒´ /
〈__ノ
ノ ノ
____ ,
/ \ -
/ ― ― \` あんなジジイ(献公)のために死にたくねぇし・・・。
/ (● ) (● ) \
| (__人__) |
\ . `⌒´ /
. mj~i
〈__ノ
ノ ノ
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \ <ここは逃げるが得策だな
/ (●) (●) \
_|__ (__人__) |
/ \ `ー'´ /
/⌒⌒⌒/ ..:::::::::::.. ヽ ピトッ
| | | { .::::::●::::: }
| | | \ ::::::::::::::/
90 :1:2007/12/30(日) 22:11:07.66 ID:9LQJZ2hW0
一方、夷吾の元にも晋軍が押し寄せていた。夷吾は頑強に抵抗した。
, '´  ̄ ̄ ` 、
i r-ー-┬-‐、i
| |,,_ _,{|
N| "゚'` {"゚`lリ 殺せ!だが、いい男は殺すなよ・・・フフフ・・・
ト.i ,__''_ !
/i/ l\ ー .イ|、
,.、-  ̄/ | l  ̄ / | |` ┬-、
/ ヽ. / ト-` 、ノ- | l l ヽ.
/ ∨ l |! | `> | i
/ |`二^> l. | | <__,| |
_| |.|-< \ i / ,イ____!/ \
.| {.| ` - 、 ,.---ァ^! | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{ ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
}/ -= ヽ__ - 'ヽ -‐ ,r'゙ l |
__f゙// ̄ ̄ _ -' |_____ ,. -  ̄ \____|
| | -  ̄ / | _ | ̄ ̄ ̄ ̄ / \  ̄|
___`\ __ / _l - ̄ l___ / , / ヽi___.|
 ̄ ̄ ̄ | _ 二 =〒  ̄ } ̄ / l | ! ̄ ̄|
_______l -ヾ ̄ l/ l| |___|
91 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:11:42.95 ID:xeionMZB0
アッー!
92 :1:2007/12/30(日) 22:13:04.58 ID:9LQJZ2hW0
だが晋軍の猛攻には敵わず夷吾も亡命する。
_ -───- _
, '´ `ヽ
/ \
/ ヽ
/ __, ィ_,-ァ__,, ,,、 , 、,,__ -ァ-=彡ヘ ヽ
' 「 ´ {ハi′ } l
| | | |
| ! | | <いい男が多い所を探し亡命する!
| │ 〈 !
| |/ノ二__‐──ァ ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
/⌒!| =彳o。ト ̄ヽ '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !
! ハ!| ー─ ' i ! `' '' " ||ヽ l |
| | /ヽ! | |ヽ i !
ヽ { | ! |ノ /
ヽ | _ ,、 ! , ′
\ ! '-゙ ‐ ゙ レ'
`! /
ヽ ゙  ̄  ̄ ` / |
|\ ー ─‐ , ′ !
| \ / |
_ -‐┤ ゙、 \ / ! l |`ーr─- _
_ -‐ '" / | ゙、 ヽ ____ '´ '│ ! | ゙''‐- 、,_
93 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:13:07.08 ID:sqLj9RqH0
もっと新しいAA作れよ
ワンパターンだから詰まらん
94 :1:2007/12/30(日) 22:15:40.27 ID:9LQJZ2hW0
それから2年の歳月がながれた。
/ ̄ ̄\
アッ… /‐' ヽ_ \
( ー)( ー) | ____
(__人__)/// | / \
γ⌒ヽノ l` ⌒´ | / ─'' `ー \ んッ…
( ⌒ ) { |/ (ー) ( ー) \ γY⌒ヽ
ゝ_ イ { / | ///(__人__)/// | ー ( ノ )
ヽ ノ、 \ ` ⌒´ ,/ ゝ、_ノ
/ ̄/ ` ー ─ '/>< ` ー─ ' ―-、
/  ̄ / ヽ
| 、. r‐x‐、,' ,.‐x‐、 . / /
\. \ ! (__) ヽ、. / (__) 〉_,./ /
\ ミ、_,.  ̄ ̄ ̄ /
`ー-------‐`ー―------―一'
95 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:16:34.42 ID:xeionMZB0
きめぇwww
96 :1:2007/12/30(日) 22:17:23.20 ID:9LQJZ2hW0
献公は再び重耳が亡命している、母の国に向け軍を出す。
/ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.| 私の恐ろしさ・・・見せてやろう!!!!
| l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
>'1ミ二彡^ヽ、
/ 个 ー イ 彡ヽ
/ i ト/ミy@┬ ヘ
/| ̄|ヘ / ,h /| ̄ |
7|> ' /n `タ._k |
ゝ _ /彡イ `〜 、...,,_}
__ >彡 '_ゞ_ゝニゝ、_
< ミ三三彡彡へ r‐ァニ三彡ハ
〉ーニ二三彡彡1 l キニ三二−ヲ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒ハ
f⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒Y⌒⌒ 〉
ゝ⌒X⌒ヽ〜‐-<⌒⌒ メ⌒Y / ヘ
( \ \ 〉-‐rく ,.-く ノ
`丶 _ へ ハ ) / //
97 :1:2007/12/30(日) 22:19:56.61 ID:9LQJZ2hW0
しかし撃退される。
/\Y/ヽ
/ (>)(<)ヽ <大丈夫、戦は完勝してるはず・・・
/し ::::⌒`´⌒::::\
/ U ,-)___(-、|
| u, l |-┬-| l | ________
\ `ー'´ / | | |
ノ \ | | |
/´ | | |
| l | | |
/\Yーヽ
/ (>)(●)ヽ <チラッ
/し ::::⌒`´⌒::::\
/ U ,-)___(-、|
| u, l |-┬-| l | ________
\ `ー'´ / | | |
ノ \ | | |
/´ | | |
| l | | |
/―Yーヽ
/:::::(○)(○)ヽ
/::::::::::⌒`´⌒::::\ <重耳により完敗・・・野郎・・・
/:::::::::,-)___(-、|
|:::::::::::::l |-┬-| l | ________
\:::::::: `ー'´ / | | |
ノ::::::: \ | | |
/::::::::::::::::: | | |
101 :1:2007/12/30(日) 22:22:39.27 ID:9LQJZ2hW0
献公の26年。献公は側近の苟息に驪姫との間に生まれた子供を支えるよう命じ、宰相にする。
/ニYニヽ
/ (0)(0)ヽ <しっかり支えろよ
/ ⌒`´⌒ \
| ,-) (-、.|
| l ヽ__ ノ l |
\ ` ⌒´ /
/、. ヽ
/ |
| | /
ヽ_| ┌──┐ |丿
| ├──┤ |
| ├──┤ |
____
/ \
/ ─ ─\
/ ⌒ ⌒ \
| /// ,ノ(、_, )ヽ // | お任せください。グヘヘヘヘ。
\ -=ニ=- /
ノ \
/´ ヽ
| l \
103 :1:2007/12/30(日) 22:24:39.11 ID:9LQJZ2hW0
その年の秋。献公は病に勝てず他界する。
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒) <献公(けんこう)って名前なのに病に負けんなよwwwww
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/
| ノ | | | \ / ) /
ヽ / `ー'´ ヽ / /
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
105 :1:2007/12/30(日) 22:27:24.97 ID:9LQJZ2hW0
だが、重耳を信頼する家臣たちは即位を防ぐべく内乱を起こす。
_,,.. -‐'' "´ ̄ ̄`"'' ー- 、.,__,.、
/´ __,.、-─-、.,___ //
レ'´ `"''ー 、___`ー-‐、://
 ̄`>'./
//
/∠__/ヽ
//''/ '''' \\
_,,.-'、_.//::(●) ,、(●)|
/´ ,' _/ (__人__) \ 我らの君主は重耳様なり!逆賊を打てぇぇぇぇ!!
'、_ゝ-'と_| ` ⌒´ |
//ヽ、ヽ \ ,/
''/ \ヽ ヽ.ヽ
\\
) .ヽ、
( λ ))))
.`."""
106 :1:2007/12/30(日) 22:29:09.01 ID:9LQJZ2hW0
そして遂に驪姫を追い詰める。
_,,.. -‐'' "´ ̄ ̄`"'' ー- 、.,__,.、
/´ __,.、-─-、.,___ //
レ'´ `"''ー 、___`ー-‐、://
 ̄`>'./
//
/∠__/ヽ
//''/ '''' \\
_,,.-'、_.//::(●) ,、(●)|
/´ ,' _/ (__人__) \ メス豚。お前の人生もここまでだ!!
'、_ゝ-'と_| ` ⌒´ |
//ヽ、ヽ \ ,/
''/ \ヽ ヽ.ヽ
\\
) .ヽ、
( λ ))))
/  ̄`Y  ̄ ヽ
/ / ヽ
,i / // / i i l ヽ
| // / l | | | | ト、 |
| || i/ ノ ヽ、 | |
(S|| | o゚⌒ ⌒゚o | やだお・・・一発ヤラしてあげるから見逃してお・・・
| || | .ノ )|
| || |ヽ、_ 〜'_/| |
107 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:30:23.89 ID:C2gmuTAs0
驪姫うぜぇ
108 :1:2007/12/30(日) 22:30:39.74 ID:9LQJZ2hW0
/\___/ヽ
. /;:''''/ '''' \'''';\
.. |::::::(●) ,、(●)::::::| ・・・。
/ (__人__) \
| ` ⌒´ . |
\ ∩ノ ⊃ /
( \ / _ノ | |
.\ “ /___| |
. \ / ____ /
____
/ \
/ ─ ─\ <そこは悩むとこじゃねぇだろ
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
: | '; \_____ ノ.| ヽ i
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
109 :1:2007/12/30(日) 22:33:56.79 ID:9LQJZ2hW0
驪姫と子供は殺された。それだけじゃない、妹から一族とことごとく殺されたのだ。
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚((●)) ((●))゚o \ ほんとはこんな結末望んでなかったお…
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
____
/ \
/ _ノ ヽ、_ \
/ o゚⌒ ⌒゚o \ でもこうしないと国がどんどん汚れていくお…
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
____
/⌒ ⌒\
/( ●) (●)\
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ だから俺が国を立て直してやるお!
| |r┬-| |
\ `ー'´ /
110 :1:2007/12/30(日) 22:35:25.46 ID:9LQJZ2hW0
こうして驪姫の陰謀は幕を閉じる。
宰相に任命された苟息は、献公との約束を守れなかったため自害する。
苟息の死を哀れんだ人も多かったことは、あまり知られていない。
/ ̄ ̄\
/ノ( _ノ \ <なんで今回出番ねぇーんだよ!!
| ⌒(( ●)(●)
.| (__人__) /⌒l
| ` ⌒´ノ |`'''|
/ ⌒ヽ } | | __________て
/ へ \ }__/ / | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| | |(
/ / | ノ ノ | | \ / | | |’, ・
( _ ノ | \´ _ | | \ ノ( / | | | , ’
| \_,, -‐ ''"  ̄ ゙̄''―---└'´ ̄`ヽ | | | て
.| __ ノ _| | | (
ヽ _,, -‐ ''" ̄|_ ̄_o o o___|_|r'"
〜Fin〜
111 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:36:38.44 ID:ulUrH3vs0
ちょww
113 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:37:53.96 ID:xeionMZB0
やらない夫涙目www
114 :1:2007/12/30(日) 22:38:02.39 ID:9LQJZ2hW0
最後までご愛読してくださいました皆さん
ありがろうございます。
以上で【驪姫伝】は終了になります。
117 :1:2007/12/30(日) 22:41:02.21 ID:9LQJZ2hW0
前スレでも言いましたが、この作品は
【横山光輝:著】の『史記』を題材にしたものです。
この『史記』に沿って投稿しますので
次回もよろしくお願いします。
118 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:42:16.98 ID:ooB5cTUFO
お疲れさまです!
122 :1:2007/12/30(日) 22:48:08.82 ID:9LQJZ2hW0
結構みてくださってた方が居て嬉しいです。
次回もがんばります!
ノシ
123 :VIPがお送りします。:2007/12/30(日) 22:50:39.78 ID:ulUrH3vs0
次も期待してるぜ、乙!
【司馬遷伝】 【管仲伝】 【驪姫伝】 ←いまココ 【重耳伝(前編)】 【重耳伝(後編)】
【范雎伝(前編)】 【范雎伝(中編)】 【范雎伝(後編1)】 【范雎伝(後編2)】
しかも反応してるあいつクソコテだし
承知しました
>米3
中国の歴史もので一番有名なのは三国志ですけど
どれもけっこうおもしろいですYO
wktkして待っていよう
一つ前のときはあったのに
続編希望!!
弱小国鄭の宰相として、楚、晋、魯といった強国の
ど真ん中で君主の名を高からしめた名宰相なんだが。