1 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:01:39.30 ID:NZtlYs9Q0
無性に乳首を吸いたくなったので、道抜く人に「乳首を吸わせてもらえませんか」と
話しかけていたら警察に連行され、現在取調室で警官を押し倒して
乳首をちゅーちゅーと吸っている僕の名前は内藤ホライゾン、通称ブーンだ。
( ^ω^)「なぜ母乳が出ない! なぜ母乳が出ない!」
大声で連呼しながら乳首を吸っていたので、
無意識のうちに警官の乳首を噛み千切ってしまった。
悶える警官を尻目に取調室を飛び出し、近くの病院に逃げ込んだのが午後三時半。
それから廊下を歩く看護師さんを片っ端から殴り続けて
乳首を吸うこと二時間、僕はいつの間にか屋上に追い詰められていた。
2 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:03:03.42 ID:NZtlYs9Q0
(,,゚Д゚)「大人しく投降しろ!」
目の前は無数の警察官が出口を塞ぎ、
先頭のちょっといい男風味の刑事が拡声器を手に荒々しい声を上げている。
背後は金網で、飛び越えれば天国へと直行できること間違いなしだが、
「まだだ、まだ死ねない。世界中の乳首を吸うまでこの世とおさらばすることは俺にはできない」
と脳内に住むドクオさんが叫び続けるので、
仕方なく僕は金網を乗り越える事に成功した筈だったが、
フル勃起していた僕のちんこが金網に引っかかり、
地面に顔面を痛打する前に泣き出してしまった。
3 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:03:04.23 ID:vrkTd4/3O
いきなりなんつー状況だよwww
5 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:05:00.00 ID:NZtlYs9Q0
( ;ω;)「痛いお。痛いお。痛いお」
(*^ω^)「でも、ちょっと気持ちいいお」
股間を押さえながら痙攣を繰り返す危ない男を遠巻きに、
警官たちがうめき声を上げている。そうだ、この苦しみは男にしかわからない。
「男の苦しみ全国アンケート」の結果がテレビで放送されたことにより、
男がもっとも痛がる部位は陰嚢だと女性でも知っている現代において、
実は真性包茎にとって、剥けた亀頭の敏感さの方が陰嚢を打つよりも遥かに痛い
と理解できるのは真の真性包茎だけなのだ。
僕はその事実に衝撃を受け、怒りの炎が胸の中で燻り始めるのを感じた。
6 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:06:55.60 ID:NZtlYs9Q0
(,,゚Д゚)「抑えろ!」
( ´∀`)「痛いモナ。ちんちんが痛いモナ」
(,,゚Д゚)「馬鹿野郎! ちんこを打ったのはお前じゃないだろうが」
刑事が叫ぶのも無理はないことであった。
何故なら前述したとおり、この痛みは真性包茎にしか理解できない。
つまるところ、刑事は真性包茎ではないのだろう。
むしろ、常に剥け剥けのヤリチンで、家に帰れば綺麗な奥さんがいて、
奥さんの業務内容には、炊事に洗濯、挙句の果てにはセックスまで入っているのだろう。
8 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:07:59.97 ID:a30gn+1f0
モナーは真性か
9 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:08:21.47 ID:NZtlYs9Q0
僕の思考回路はそこでぷつんと途切れた。
いや、沸騰して回線がショートしてしまったと言い換えたほうが正確かもしれない。
僕は叫んだ。喉を張り裂けんばかりに開き、生まれてからこれまで
一度も出した事のないような大声で叫び続けた。
( ;ω;)「戻してくれお! 皮を、皮を戻して誰か……!」
( ´∀`)「ひぎぃ……」
ああ、件の警官が悶えている。そうだ、君にはわかるのだろう。
この場にいる男の中で、僕と感情を共有することができるのは唯一君だけなのだ。
10 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:09:36.33 ID:NZtlYs9Q0
カントン包茎なら、皮を剥いてもまた戻すことが出来る。
しかし真性包茎は剥くこと自体が困難なため、
剥けてしまった部位を元通りに戻すことは不可能なのだが、
事実僕は真性包茎だからこの苦しみを終えるためには
ちんこを切り取るか、屋上から飛び降りるしかない。
( ;ω;)「飛ぶお、飛ぶお、飛ぶんだお!」
痙攣の止まらない腰に鞭を入れ、必死に金網に寄りかかる。
立て、立つんだ……動け、僕の足!
( ;ω;)「ふおおおおおおお」
12 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:12:01.37 ID:NZtlYs9Q0
悲痛な叫びは声にならず、頭蓋骨を内側から容赦なく叩き続ける。
( ;ω;)「無理だお。痛いお。痛いおおおお」
微かに身じろぎするだけで亀頭がパンツに擦れて痛いというのに、
金網に童貞を奪われたトラウマまでもが僕の心を突き刺す。
足が上がらないのは、痛みの上に重なるトラウマのせいでもあったのだ。
(,,゚Д゚)「あいつは一体なにをしてやがるんだ?」
( ;ω;)(くそっ。僕がせめて仮性包茎だったなら……)
眉を顰めて怪訝そうな表情を浮かべた刑事が首を傾げた。
僕が必死に説明を始めようと口を開く前に、隣にいた警官が沈痛な声を出した。
13 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:12:30.07 ID:NZtlYs9Q0
( ;∀;)「わかるモナ。僕にはわかるモナ」
(,,゚Д゚)「ああん? なにがわかるってんだよ」
( ;∀;)「彼は、大人の階段を上ったんだモナ。
文字通りひと皮剥けて、さなぎから蝶に進化したんだモナ」
(´・ω・`)「どけっ!」
感動のあまり咽び泣く警官を蹴飛ばし、一人の男が屋上を疾走し始めた。
白衣が風になびいて大きな音を立てる。
15 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:13:34.99 ID:NZtlYs9Q0
(,,゚Д゚)「なんだお前は!」
(´・ω・`)「私は医師だ」
医師は凄まじい形相で刑事に叫び、僕のズボンに手をかける。
( ;ω;)「な、なにを……」
(´・ω・`)「俺も、真性包茎なんだ」
( ;ω;)「!」
( ´∀`)「!」
(´・ω・`)「ふふ、驚くのも無理はない。
現在確認されている真性包茎は、日本にたった三人だからな」
17 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:14:52.40 ID:NZtlYs9Q0
突然の登場に驚くばかりであった刑事が、気を取り直して拡声器を持ち上げる。
(,,゚Д゚)「あいつも捕らえろ!」
怒声が沸き起こり、警官たちの足音が屋上に響き渡った。
(´・ω・`)「ちっ、仕方がない。おい、やるぞ」
( ;ω;)「……なにをだお?」
ばちんという大きな音が屋上に響いた。
僕の頬が熱をもって赤く腫れ上がる。
(,,゚Д゚)「あいつ……ちんこで殴りやがった……」
18 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:16:39.66 ID:NZtlYs9Q0
警官たちが急停止し、事の成り行きを見守る構えを見せた。
(´・ω・`)「お前も真性包茎なんだろ? だったら、戦い方は自分で決めろ」
開眼するという表現は、こういうときに使うのだろうか。
切なそうに眉を八の字に下げて声を絞り出す医師の表情と、
目に光る涙が僕の心を激しく揺さぶった。
(´・ω・`)「ちなみに、俺の武器はちん棍棒だ」
急に冷めた。
19 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:17:26.98 ID:NZtlYs9Q0
僕は真っ赤に腫れ上がったちんこを右手で握ると、
満足げに頷く医師の顔目掛けて精子を噴射した。
(´・ω・`)「ぺっぺっ」
倒れこむ医師を見下ろしながら、ゆっくりと立ち上がる。
( ^ω^)「そこの警官!」
( ´∀`)「はっ。なんでしょうモナ」
敬礼する警官に向かって親指を立てた。
( ^ω^)「いくお!」
( ´∀`)「はい!」
22 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:20:35.55 ID:a30gn+1f0
( ´∀`)「はい!」
21 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:20:22.50 ID:NZtlYs9Q0
後日、医師はこう語った。
(´・ω・`)「彼の手さばきは見事だった……。
昨今の風俗嬢はただ速さだけを求め、それで男が満足すると考えているようだがそれは違う。
ちんこだって生きている。人間は叩かれれば痛いだろう?
ちんこだって同じなんだ。ただ速く扱けばいいってもんじゃない。
いいか? 慈しみの心を持つことが大事なんだ。
彼の手さばきは、ただ速いだけではなかった。
慈しみと、ちんこに対する感謝の念があったんだ。
だからして、風俗嬢は彼の手さばきを参考に、これからも頑張って欲しい」
彼の証言どおり、僕は高速でちんこをしごき始めた。
初めて空気に触れる亀頭には少々刺激が強すぎたが、小さなことに構っている暇はない。
相対する警官の群れが、再び動き始める。
警官たちの手には警棒が握られ、獲物の血を求めて輝いていた。
24 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:21:57.24 ID:NZtlYs9Q0
(,,゚Д゚)「モナー、貴様も行くんだ!」
ようやく状況を飲み込んだ刑事が、呆然と立ち尽くすモナーの背中を叩いた瞬間に、
刑事の右手はちんこに貫かれていた。
(,,゚Д゚)「おお?」
( ´∀`)「ショボンのちんこは棍棒」
刑事が鮮血に染まった左手を凝視する。
( ´∀`)「ブーンのちんこは拳銃」
刑事の目が見開かれ、口が叫びの形をとった。
( ´∀`)「そして私のちんこはあああああああ」
刑事の驚愕を浮かべた瞳が、鮮やかに聳え立つ一本のちんこを映し出す。
( ´∀`)「槍モナ!」
27 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:27:38.31 ID:NZtlYs9Q0
モナーのちんこが伸縮を繰り返し、瞬く間に刑事の脳天を貫いた。
刑事は声にならない叫びを上げ、ちんこによって天高く舞い上がる。
後日、医師はこう語った。
(´・ω・`)「ええ、刑事さんは完全に宙に浮いていました。
部下であるモナー警官のちんこに刺され、体を持ち上げられたのです。
昨今の日本人は自尊心が強く、黒人の太いちんこや白人の細長くしなやかなちんこに嫉妬し、
重要なのは膨張率だとのたまうのですが、そういう浅はかな思考回路しか持っていない
日本人は、モナー警官に頭を垂れて教えを請うべきです。
彼のちんこは確かに短小と言わざるを得ません。
しかし、天高く聳えるちんこは、膨張率という単語を遥かに凌駕した神のみぞ知る
眩い光を帯びた伝説の龍のようでしたから」
29 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:29:39.08 ID:NZtlYs9Q0
屋上は、積み重なる死体と飛び散る精液、そして呻き声と悲鳴が飛び交う地獄絵図と化した。
( ´∀`)「貫け!」
( ^ω^)「飛び出せ!」
(´・ω・`)「ぶっ叩け!」
三人の動きはまさに鬼人の如き早業だった。
30 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:30:19.15 ID:NZtlYs9Q0
こうして白昼堂々と現れた一人の乳首フェチにより始まった大捕り物は、
のどかな病院の屋上を真っ赤に染めながら、血で血を洗う凄惨な様相を呈した。
死者五十人、重態八十人を出し、行方不明者は三人にのぼった。
( ^ω^)「ああ、乳首吸いたいお……」
(´・ω・`)「僕のを吸うかい?」
( ^ω^)「黒は好みじゃないお」
(´・ω・`)「な、なんだって?」
( ´∀`)「モナモナ」
彼ら三人の冒険は始まったばかりである。
ご愛読ありがとうございました。
「ブーンの○○は三体だけのようです」は来週から赤丸VIPに移動となります。
これまでと変わらぬご愛顧をよろしくお願い申し上げます。
編集部一同より。完。
32 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:32:19.89 ID:a30gn+1f0
乙
コレはなんという鬼作
七週打ち切りを前提に連載希望
33 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:35:24.60 ID:K0PcwN1TO
凄まじいw
36 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 02:54:56.70 ID:A/S3qdR5O
乙wwwwww
この才能の無駄使いっぷりと、打ち切りのタイミングはまさかwwwwww
40 :VIPがお送りします。:2007/08/18(土) 03:33:44.48 ID:N9GWz5x7O
流石にオムライスに載らないだろwwwこの短さはwwwしかしGJ
信者するぐらいなら肉棒の文体くらいわかるだろうが
ブログ拝見しました。とても素晴らしいブログですね。
すごく良いブログだったので、思わずコメント
してしまいました。
また、じっくりと過去の記事なども読ませていただきます。
毎度思うことだがこういうやつはその後二度と見にこないよな
してしまいました。
ワロタwwwwwww
ブログ拝見しました。とても素晴らしいブログですね。
これ、作るのすごい時間かかったんじゃないでしょうか?
内容も充実してますし、ブログ作るのも大変ですからね。
私もブログ作っていますので、ブログ作りの大変差も楽しさも
わかってます。すごく良いブログだったので、思わずコメント
してしまいました。また、じっくりと過去の記事なども読ませていただきます。