さあ 父 の 日 ですよ

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1 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:08:38.00 ID:SzeafSAs0
うちの親父は不器用で、頑固で、間違ったことでも絶対間違っているなんて言わなかった。
そんな親父が、俺が中一のとき母がサラ金から金借りて、家を追い出された次の朝に　
初めて朝飯作ってくれて、ワカメの入った卵焼きと、ちぎった海苔の入った味噌汁、たくあんの入った納豆、
それからなんだかよくわからない小麦粉の焼いたやつを、朝早くから作ってからみんな起きる前に仕事に出て行って、
テーブルのメモに「お母さんはしばらく帰らないから、まずいかもしれないが父さんの作った
めしで勘弁してくれ」って書いてあって、まさか親父が俺たち子供にそんな言葉かけるとは
全く思っていなかったから、驚いて妹と二人で朝飯食ったのを覚えている。
だけど、飯食い終わって学校に出ようとしたら一本の電話が鳴って、それが病院からの電話で
いきなり「お父さんは亡くなられました」って電話来て、何がなんだか分からず
妹と病院行ったら、血まみれで形も定かでない親父が横たわってて、医者に「出勤途中に車にはねられたんだ」
って言われた日の事は、今でもホント忘れられない。
今思い出しても涙出てきて、一生このことは忘れられない。

3 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:13:19.93 ID:SzeafSAs0
604 ：大人の名無しさん ：04/05/11 00:03 ID:PQeHPMxB
昨日、親父の七回忌だった。

うちは本当に貧乏でさ、商売やってたんだけど、つぶれてシャッターがおりてる店がほとんどの寂れた商店街の隅っこに店があって、それでも「店で待っていてもお客は来ない」って両親は毎日毎日朝から晩まで注文取りに走り回ってた。
俺は五歳下の妹と二人兄弟で、小学生の頃からいつも二人で夕食を作って遅くまで両親の帰りを待ってた。
小学生の料理なんてうまいはずはないけれど、親父は「お前たちのカレーはすごくいい味だ」ってほめてくれた。
明るい家族だったから、貧乏でも楽しかった。
休みの日には、大きな鍋とインスタントラーメンを持って海に行って、たき火をしてラーメンを煮て食べた。
おいしかったなぁ。
小学校中学校と放課後友達と遊んだ記憶はほとんどない。
妹の面倒見なくちゃいけなかったし、家の手伝いもあったし。

高校受験の時にね、「こんな暮らしをしててもお前は貧乏から抜け出せない。家のことはいいからちゃんと大学出て、自分でやりたいことを見つけろ」って親父が言ってくれて、鹿児島の全寮制の高校に行かせてくれたんだ。

バイトはできなかったけど、運良く奨学金がもらえて仕送りなしで高校に通えた。
たまに帰省すると、その度にくしゃくしゃの千円札を母親に隠れて何枚か渡してくれて、「少しで悪いな」って。
そんな金使えないよな。
今でもしまってある。
35枚。

馬鹿なりに一生懸命勉強して東京の国立大に受かった。
ホントは受かっただけで満足だった。
でも、親父すごく喜んでさ「商売がんばってるから大学行ったら仕送りしてやれるぞ」って。

大学に入ってからはバイトバイトの毎日で、何とか授業料と生活費は自分で稼いだ。
大学でも寮に入れたから家賃は楽だった。
親からの仕送りは毎月三万円。
もったいなくて使えずに郵便局の仕送り口座にお金が貯まっていって、「好きに使っていいんだぞ」なんて手紙が来たりして。
そう言われると、苦労して送ってくれてるお金をそのままにしておくのも悪い気がして、毎月郵便局から引き出して、銀行の口座に移してた。

4 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:14:26.06 ID:SzeafSAs0
605 ：大人の名無しさん ：04/05/11 00:04 ID:PQeHPMxB

卒業間近になって、大学院を勧めてくれる先生がいたけど、早く就職して親に仕送りしてあげたいと思ってたから、断った。
そのころ、たまたま東京の親戚が亡くなって、東京に両親が来た。
何を思ったか研究室にまで押しかけて来ちゃってさ、先生に御礼なんか言ったりして。
そうしたら先生が余計なこと言い出しちゃって、大学院を親に勧めるのよ。
親父またまた喜んじゃって「なんで断ったりするんだ」なんて叱られちゃったりして。
結局、大学院にも進ませてくれた。
同じ大学の大学院に行くときも入学金って必要なんだよね。
毎月の三万円積み立てから25万円出した。
初めて仕送りを使った。

大学院に行ったら、研究で食っていけるかななんて思い始めて、学振の特別研究員に受かった（月に20万も給料が出る）こともあって、修士終わってから博士課程に進むことにした。
博士になったら学生なのに仕送りができる！って内心かなりうれしかった。

修士論文を提出した日。
初めて母親から研究室に電話。
「どうしたの研究室に電話なんかして。修士になったよ。次は博士だぞ。」
「あのね、お父さん、ここ何日かずっと調子悪いって言ってて、今日胃カメラ飲んだの。写真見せてもらったら、ものすごい状態だった。」って。
末期の胃ガン。
背中の方に向かって進行していたから、食欲も衰えずに気づかないことがあるらしい。
目の前真っ暗。
頭の中真っ白。
「そんなわけないだろっ」って大声で叫んでしまって、同じ研究室の学生に「どうしたんですか」って。

5 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:15:13.04 ID:SzeafSAs0
606 ：大人の名無しさん ：04/05/11 00:05 ID:PQeHPMxB

医者に電話したら「一日でも早く手術しないと」って話で、友達にお父さんが医学部の教授ってやつがいて、そいつに頼んで「消化器ガンなら日本一」って先生を紹介してもらった。
三日後に入院して七日後に手術。
胃全摘、脾臓全摘、膵臓半分摘出の大手術。
手術の前の晩、親父と二人で人気のない病院のロビーで、手術のこと話した。
地元の病院で撮った胃カメラの写真を見て、自分の病気はよく知っていた。
どんな状態かも知っていた。
でも「悪いところ取って、ようやく第二の人生だな」と笑って言っていた。
明るい親父に家族はどれだけ救われたか。
手術が終わって、先生に摘出した臓器を見せてもらった。
金属製のバットに山盛り。
こんなに取っても人間は生きられるのかって思った。
先生は「取れるところはすべて取りましたよ。後は抗ガン剤で転移巣をやっつけます。」と言っていた。
でも、手術後少ししてからずーっと背中に激しい痛み。
抗ガン剤も効果はいまひとつ。
俺と妹と母親と、親戚の家から毎日病院に通って交代で夜通し付きっきりの看病。
妹は50kgから30kgに激やせ。

もう痛みが我慢できないと言うので、真っ赤なモルヒネ錠剤を経口で投与して痛みを抑えてた。
モルヒネが効いているうちはなんとか普通の感じ。
車いすに乗っけて、中庭に連れて行ったりもした。
俺、親父と二人っきりでいたことなんてないからなんとなく気まずくて、車いすを景色のいいところに押していって、少し離れたところでぼーっと座ってた。
「近くにいてくれないか」と言われて近くに行ったら、子供の頃手をつないでもらった時とは比べものにならないくらい細くなった腕を膝掛けから出して、しわしわになってしまった手でぎゅっと手を握られた。
二人で声も出さずに泣いた。

6 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:17:30.50 ID:SzeafSAs0
607 ：大人の名無しさん ：04/05/11 00:06 ID:PQeHPMxB

ある日「五年後の話をしてくれないか」とベッドの父に聞かれて、
「俺は29だからたぶん大学で研究してるな。
妹は24か。結婚して子供もできてるかもよ。
お母さんは、うーん、まだ店がんばってるんじゃない？
お父さんは、退院しても胃がないから、毎日グルメ番組見て、あれがうまそうだ、とか、これ買ってこい、とかわがまま言ってるかもよ」
なんて答えてた。
そんなに長く生きられるなんて俺も親父も思っていなかったくせに。
五年後がどんなに遠い未来なのかも分かっていたくせに。

7 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:20:59.51 ID:SzeafSAs0
結局、親父は死んでしまった。
手術から三十三日。
病院で胃カメラ飲んでから四十日。
62歳の誕生日から十日。
夕方研究室から病院に行ったら、もう息を引き取ってた。
「実験してるだろうから、呼ばなくていいぞ」って言ってたらしい。
最後に何かを言い残したらしい。
でも、俺は親父がなんて言ったのか知らない。
悲しすぎて知りたくない。

あんな大手術をさせて、殺してしまったのは俺だって、ずーっと思ってる。
俺が手術をすることを決めて、家族もみんな俺の言うことに納得してくれて、でもその結果、親父をあっという間に殺してしまった。
悔やんでも悔やみきれない。
ごめんな、お父さん。本当にごめんな。

葬式。
親戚が「まだ学校に行かせてるのか」なんて、何にも知らないくせに母親に言ったりしてた。
「この子はお父さんのできなかったこと頑張ってるんだから、私一人でも最後まで学校に通わせるつもりです。この子はお父さんの夢なんです。」
って、言ってくれた。
ドアの向こうでそれを聞いていた。
親は有り難いと思った。
もう泣かないつもりが、止めどなくあふれた。

9 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:22:45.29 ID:SzeafSAs0
608 ：大人の名無しさん ：04/05/11 00:06 ID:PQeHPMxB
お父さん。
あれから六年だな。
俺は大学で毎日研究をしてる。
今年、学会で賞をもらった。
去年、結婚した。
大学に入ってから仕送りしてくれたお金で、婚約指輪を買ってやった。
お父さんからだぞって言って渡した。
妹はお母さんの仕送りと俺の給料でなんとか大学に行かせてやれた。
四年で卒業して就職して、おととしお嫁に行った。
キャリアウーマンとかいって、かっこつけて歩いてるくせに、少し太った。
幸せそうだけど、たまに夫婦げんかをして泣きながら電話をしてくることがある。
お母さんは、一人で店を頑張っている。
一緒に住もうと言ってもまだ頑張るって、言うことをさっぱり聞いてくれない。
お父さんへの恩返しはもうできないけどさ、お母さんと妹といつか生まれてくる俺の子供に精一杯のことをしてあげるつもりでいる。
お父さんの描いた将来に少しは近づいているのかなぁ。

俺が生まれてからお父さんが酒もたばこもやめたって葬式で聞いた。
酒は飲めないんだと思ってた。
そんなことを聞いてから今まで、酒を一滴も飲まなかった。
昨日、法要が終わってから、高校生の頃お父さんがくれた千円札で瓶ビールとチューハイを買ってきた。
千円札を出すとき涙がでたよ。
違うお札にしようかと思ったけど、やっぱり使ってみた。
うちの奥さんと、お父さんの話をしながら酒を飲もうかと思ったんだ。
うちの奥さんは結構酒が飲めるらしい。
二人で初めて飲む酒はきっと楽しい酒だ。
さっきメールが来て、夕食はカレーだって。
俺が昔作ったのよりずっとうまいカレーをお父さんと一緒に食べたい。
カレーを食べながら話したいことがまだまだたくさん、たくさんあるんだ。

13 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:25:37.18 ID:SzeafSAs0
158 名前：呑んべぇさん 投稿日：02/10/03 03:01
俺は今、大学２回生なんだけど、この前親父が逝った。
病院からの電話を受けて、すぐに九州から京都まで帰ったが
そのときは既に、息を引き取った後だった。
それから、葬式、遺産相続・・など。涙を流す暇もなかったｗ

とりあえず、一段落ついて
今は親父が飲み残した酒を飲んでる。
元々は４人で住んでた家が、今は俺一人
２０年間過ごしてきた自分の家が広く感じる。

ついさっき、アルバムを見つけたんだけど
そこには、俺が生まれる前〜弟が生まれる頃の写真が貼ってあった。

自分の中に空いた心の穴に気づいて
そのとき、初めて涙が流れた。
とても、悲しかった。大切な人を失うつらさを、初めて味わった。
今日は、親父のことを思い出しながら朝まで飲もうと思う。

28 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:32:47.83 ID:SzeafSAs0
194 ：本当にあった怖い名無し ：2006/04/19(水) 14:12:29 ID:taavW+pK0

いつもいつも頑固でわがままでかわいげのない娘でごめん。
父さんがいなくなって、あたしはずっと後悔し続けています。
あのまっしろな歯を思い出すよ。
病気であたしより細くなった腕よりも、やっぱり元気で筋肉質な
男らしい父さんの姿を思い出すことが多いです。
あたしは東京にきてしまってからますます父さんとは連絡をとらないようにして、
本当に親不孝だったなと思う。
でもほんとは喧嘩しても叩かれても、父さんが大好きだったよ！！
今でも！！
愛されたかったから反抗してきたんだ。
愛されてたことも、最後に分かった。

言いたいことはこんなことじゃないのに
何て言いたいのかまとまらない。

あなたは強く、最後まで生きるのを諦めなかった。

最後にあたしが喋ったとき、止まったはずの心電図が復活したね。
聞いててくれた？
約束は守るよ。
父さんの娘として恥ずかしくない生き方をします。
父さん、あたしが向こう行ったらなかよくしようね。

またね。

12 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:25:02.74 ID:6Q9H4XPi0
8年前に死んだよ
ﾄｰﾁｬﾝ・・・

15 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:26:23.37 ID:/vdwLgSqO
(´;ω;｀)

16 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:26:38.93 ID:f/Lol70j0
母の日はカーネーションだけど父の日は？

48 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:48:52.55 ID:bR5sMhb0O
>>16
黄色の薔薇だよ

18 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:28:38.18 ID:4/5wKUFv0
今日の仕事の帰りに明日父の日だって事思い出したんで
いつもウチで素っ裸な親父のために甚平買ってきてみた。風邪引かないように。

なんでもいいんじゃね？
せめて一言、いつもありがとうだけでも。

32 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:35:19.51 ID:l4yH/UNaO
そういや母の日、何もやれなかったなぁ
親離婚して母とは別居してるからあげなかったのが余計に悔やまれる
1000円しかないけど親父に何か買えるのかな

37 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:38:26.85 ID:tCEyWCQD0
>>32
同居なら風呂洗って入浴剤入れてさぁどうぞ！だけでもかなり喜んでくれるよ

39 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:41:04.38 ID:l4yH/UNaO
>>37
ごめん交代で風呂掃除してるわ

40 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:41:50.62 ID:w17fCgdk0
>>32
ここは童心に帰って
肩たたき券とかが良いのかも知れんぞ

30 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:34:22.10 ID:SzeafSAs0
364 ：名無しさん＠自治スレ参加募集中 ：04/09/17 19:03:04 ID:Dy5qCAuF

七年前の七月の私へ。

入院している父を見舞いに行ってる私へ。
「冷たいのが食べたい」って
言う父にしょうがないな〜と言って買いに行くな！
病室に帰ると父は昏睡状態だよ。
もう二度と言葉は交せないよ。

行く前にお願い。
「今までありがとうね。」って言って欲しい。
今となっては
伝える事が出来ない言葉だから。
今までの人生を良かったって
思いながら死なせてあげて・・

31 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:35:07.86 ID:tCEyWCQD0
なんでもすぐ飽きる親父がさ、俺が「頭使わないとすぐボケるよｗ」なんつって買ってあげた
2000円くらいの計算ゲームをさ、毎日やってんの。買ったの結構前なのに今でも。
だから父の日に、親父にもっといい物を買ってあげたくて、バイト代奮発してDSと脳トレ系のソフト買ったんだ。
で、明日に向けて、一応動作テストしてみようと思ってDS起動させたらさ、なんか下の液晶がやけに黄みがかってる。
ネットで調べたら、最近のDSは量産体制にシフトして、液晶のクオリティが著しく落ちてそういう不良が頻発してるらしい。
もうなんか、凹むわ。
親父がちょっと色弱気味だからまあいいかな、って思った俺に凹むわ。

34 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:36:40.22 ID:SzeafSAs0
>>31
泣いた

33 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:36:36.52 ID:UDkI1AfXP
このスレはテレビに流すためにテレビ局員が作ったに違いない！！！

36 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:37:55.62 ID:SzeafSAs0
12 ：おさかなくわえた名無しさん ：2005/05/20(金) 22:48:45 ID:z41Cw73D

高校3年の時、母親が入院してしばらく父親の2人きりの生活となった。
亭主関白な父だが、母がいないとほんと何も出来なくて家の中は荒れ放題だった。
もちろん食事も外食か買ってきた惣菜ばかり。ふと、
「早く母さんの手料理が食べたい」
と独り言のつもりで言ったのだが、それを気にしたのか次の日は父がカレーを作っていた。

ルーが完全に溶けておらず、固まりも入っていたが、すごく美味しかった。
美味しそうに食べる姿を見ながら、
「母さん早く帰ってくるといいな」
と普段は 絶対言わないような事を話した父の顔が忘れられない。

あの時の事は何故か鮮明に覚えてて、悲しい出来事じゃないけど切なくなる。

38 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:39:49.17 ID:SzeafSAs0
208 ：名無しさん＠お腹いっぱい。 ：04/09/28 16:47:52 ID:oj29tLE4

うちは中学の時、お母さん死んでしまって
お葬式のあとの一週間後に父が作ってくれたお弁当は
前日スーパーで買ったお惣菜の嵐でした。
恥ずかしくて、お母さん何で死んじゃったのと、涙が出てきて
帰って来た父に文句言ったの覚えてます。
「ごめんな。父さん料理なんか出来ないから」と呟いた時、悪いことをしたと気が付きました。
それからは、朝早く起きて生姜焼きやゆで卵と冷凍おかずを入れた見た目の悪いお弁当を持たせてくれるようになりました。
詰め方が悪くて、蓋を開くと缶詰のみかんがごはんの上に乗ってたり。
だけど一生懸命な父に感謝しながら有難うも言えなかったです。
今、高校生になって自分で作って初めて毎日のお弁当って大変だなぁと実感してます。
毎日お弁当作ってるお母さん、お父さん、本当にお疲れさまです。
うちのお父さんには、お嫁に行く時まで有難うはとっておこう。

47 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:46:52.16 ID:w+BMgUIPO
今親父に会ってきた。
去年両親が離婚して以来だから１年と６ヶ月ぶりだった。
一人で暮らしてただけあってちょっと老けてて覇気がなかったよ。
今年は忙しくて何もやれんかったが来年はなんかやろうと思う。

49 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:50:09.07 ID:Y+I5mgTn0
寝起きは悪いし、二人きりだと気まずい
家にいたら、どっか行ってくんねーかなとか思ってたけど
こんな出来の悪い俺を、父親であるってだけで文句も言わず毎日毎日
仕事に行ってお金稼いで養ってくれてる
それって凄ぇ事だよな…って気付いた

45 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:45:40.85 ID:4EapHGgQ0
昨日別のスレに書いてたんだけど、こっちに書きたくて投下

親父は当時で65を過ぎた古い人で、コロコロとかボンボンみたいな漫画なんか読むなってよく怒ってたんだ。
俺が8歳の時だったか、たまたま2時頃に目が覚めてしまって。
さっさともいちど寝ようとすると、すぐにその理由が分かった。
隣の部屋の明かりがふすまの隙間から俺の顔まで伸びてたんだな。その隣の部屋にいたのは親父だった。
俺、親父がちょっと怖くてなおさらすぐに寝ようとしたんだけど、その時に親父が本棚に置いてたボンボンを読んでたのが見えたんだ。
いつもは図面とかばっか見てる頭の固い人だと思ってたから、ちょっと意外だし面白くて、それこそソーッと観察することにした。
親父は30分ちかく、正座して口尖らせながら最後辺りまで読んだら真ん中のページに戻ったりを繰り返して、じーーーっとそれを読んでるんだ。
ギャグとか載ってるとこも無反応のままだったから、少なくとも面白くて読んでるんじゃないのは分かってた。
そして読み終えると、何も言わずに立ち上がって本を戻すと電気を消した。
それを見てて俺はふと、親父は息子の事理解しようとしてくれてんじゃないかって勝手に思ったんだ。
最初に書いたけど、親父の子供時代と俺の子供時代は相当な違いがあるし。
まぁ結局、その事は口にしてないし親父に変化は無かったけど、いつも本当に気に入らない物とかは投げ捨てたりする親父が
そういう漫画とかは捨てずにいてくれた事を思い出すと、いろいろ思い浮かんでちょっと和んでしまうんだわな。

ちなみに俺は今二十歳。
昼になったら、久びさに電話してみるわ。

50 ：VIPがお送りします。：2007/06/17(日) 00:50:56.49 ID:tCEyWCQD0
>>45
バーコードファイター読んで卒倒しそうになる親父萌えｗｗｗｗｗ