1 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:12:50.59 ID:lFTzG7lU0
待ちに待ったメガマック
もちろん購入し選んだのは「持ち帰り」
誰もいない自分だけの部屋で電気を落とし
暗闇の中wktkしながら箱を開ける
するとそこには・・・
2 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:13:17.38 ID:TkrGJ9fo0
タイツか…
3 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:15:40.49 ID:lFTzG7lU0
黒いタイツが入っていた・・・
一瞬何が起こったのかさっぱりわからなかった
肉のいい香りもしない。野菜のフレッシュさも感じさせない。
ただ一つのタイツが箱のなかに押し込められていた。
−ブーンが江頭になるようです
9 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:27:51.27 ID:L3sOlLi5O
>>1-3の流れにワロタwww
4 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:20:56.97 ID:lFTzG7lU0
(;^ω^)これはひどいwwwwwエガマックかお?w
( ^ω^)とりあえず履くことにしてみるお
彼の名は内藤ホライゾンVIP高校に通う元気なピザだ。
食べることを何よりも幸せと思うことにくわえ
嫌なことも忘れさせるノリのよさと陽気な性格を持っている。
メがマックだと騙された彼だが、とりあえずタイツを気に入ったようだ
5 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:23:31.78 ID:lFTzG7lU0
タイツをはいた彼はその場で江頭のように踊り始めた
(;^ω^)おっおっおっ、なんだか楽しいおwwww
ブーンは直立状態から地面に肩から体当たりを何度も繰り返している
もちろん上半身は裸の状態だ。
彼は恥を知らないわけではない。ただここが自分の部屋で
暗く誰も見ていないからこそできること・・・
7 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:25:55.55 ID:lFTzG7lU0
(;^ω^)なんだか体が熱くなってきたお…でもいい運動かもしれない
(;^ω^)…ただ…誰かに見られたくはないおw
彼の地面への体当たりの運動は既に10分・・・20分と経過しブーンの体当たり
の速度も加速をしている。
(;^ω^)おっおっおっなんというスピードだお!
すると何故かどこからかこの暗い部屋に「あの曲」が流れた
10 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:29:13.87 ID:lFTzG7lU0
チェッケッチェッケッチェケチェケチェッ!!!
ちぇっけっちぇっけっチェケガッペッ!!
チェッケッチェッケッチェケチェケチェッ!!!
ちぇっけっちぇっけっチェケガッペッ!!
ラップ?いやそんなカッコウのいいものではない、曲とはいえない
ただアカペラで雑な中年男性の音痴な独り言にしか聞こえない。
しかしブーンはそうは思わなかった
なぜかこの曲は「乗れる」そう思った
なぜならそこに、ブーンしか存在しないはずのその暗い空間に彼がいたからだ
チェッケッチェッケッチェケチェケチェッ!!!
ちぇっけっちぇっけっチェケガッペッ!!
(;^ω^)…あなたは
11 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:34:27.63 ID:lFTzG7lU0
( ,,゚Д゚) んんんんんんんっー!!!呼んだか〜〜〜〜!?
呼んだか〜〜〜〜!?と発すると同時に指を上から前方にいるブーンに振り下ろす
そのしぐさは彼しかいないとブーンは察した
(;^ω^)…江頭かお??
( ,,゚Д゚) あああぁーーーー!?俺以外に 誰が!! いるの!! かーっ!!
彼は大きな声・・怒鳴り声をブーンに発する
もちろん言葉を区切る時は指をブーンに向けて振り下ろすのである
12 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:40:14.44 ID:lFTzG7lU0
突然、ブーンに江頭と呼ばれた中年男性はブーンに向かって走り出した。
(;^ω^)…ちょっまつお!!!
中年男性は止まらない、この暗闇の中でもわかる彼のぎらついた目が
高速で迫ってくれば、たとえ彼を知っている人間でも躊躇しないはずはない
(;^ω^)…アッー!!
ブーンの言葉と同時に中年男性がブーンに衝突した
正確には衝突したのは中年男性の尻だ
中年男性はブーンに全力疾走し衝突する瞬間に体をひねり
尻を突き出したのである
そしてブーンの意識は落ちていった・・・
14 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:50:28.83 ID:lFTzG7lU0
(;^ω^)…ここは・・・どこだお?
さて・・・自分は何をしていたんだっけ?ここにいるのはなんでだっけ?
と考え込むブーン
さっきまで何かを楽しみにしていた記憶はあるのだが・・・
( ^ω^)!
(;^ω^)…そうだお・・・メガマックは?
メガマックは?そう当然ともいえる疑問を彼は思い出した
彼は楽しみにしていたメガマックを自分の家で食べようとしていたんだから
しかし彼は気づく
(;^ω^)…ちょっ!!何このズボン!!ってタイツ!!見ただけでわかってしまった
これは間違いなく変態のタイツ・・・変タイツ
「何をいう!変態と呼ばれて喜ばないのは芸人として失格だ!!!」
どこかで怒声が聞こえた、まるでライブハウスで叫ぶボーカルのような声
なのにどこか下品な感じを受けた
というかどこから聞こえてくるんだ?とブーンは暗い部屋に電気をつけた
するとブーンの後ろに同じ格好をした中年男性が仁王立ちしている
中年男性はニヤ〜と笑い・・・
15 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 18:57:32.15 ID:lFTzG7lU0
( ,,゚Д゚) おはよ〜う!!!!!!
やはり言葉を発すると同時に指を天からブーンに向ける彼は江頭だ
(;^ω^)…本物かお…っていうか不法侵入だお!!!警察に連絡するお!!
ブーンはもう何がなんだかわからなくなってしまった
自分が起きてみれば自分の部屋に中年男性が仁王立ち
それは奇異というより恐怖に感じられ…
( ,,゚Д゚) ほう!!勝手にしろ!!!不法侵入で逮捕!しかもタイツ姿で
( ,,゚Д゚) これは面白いんじゃないか?
江頭という中年男性は何故か警察に連絡されることを喜んだ・・・
いや逮捕された後のことまで喜んだ
何を考えているんだ?面白いって誰が??ブーンに中年男性への疑問は尽きない
16 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:06:32.31 ID:lFTzG7lU0
・・・ブーンは今でももちろん陽気な正確だが、小さい頃・・・・小学生くらいの頃か
ブーンはクラス1の人気者だった
ブーンは体を張ったギャグが得意で授業中も登校中もいつもソレで周囲に
笑いを振りまいていた
体を張ったギャグ?ある人にはギャグに見えないかもしれない
おろかなことをしているようにしか見えないかもしれない
何故か、それは考え方によっては自分を痛めつけているだけのように
感じてしまうからだ。
( ^ω^)この塩??そんなものイッキしちゃうんだおーっ!!
笑顔で笑う小学生ブーンの手には塩が・・・いや塩が満タンにはいった瓶が
握られていた。
その瓶のキャップを外すや否や彼は瓶に入った塩を口の中に放り投げた
クラスに広がる静寂・・・
17 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:07:42.78 ID:lFTzG7lU0
( ^ω^)…おっおっおっ!!これで少しの間塩分がいらないおっ!!
と笑顔でクラスの全員にVサインをするブーンの手に空になった瓶が握られていた
ブーンは人気者だった・・・そう・・・あの日までは
18 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:13:20.02 ID:lFTzG7lU0
ブーンが小学生6年になったときのことだ
数十クラスもある学年でも特に人気のあったブーンと同じクラスになれることは
同級生の間でも羨ましがられるほどだった
それほどブーンと同じクラスになることは楽しいということ
ブーンは新しいクラスになると同時にまた新しいギャグをはじめた
爆笑笑いの渦がクラスの中で溢れんばかりに響いた。
いや、開けていた窓からソレがはみ出て、廊下の生徒、となりのクラスまでにも
笑いが溢れた
ブーンは幸せだった、人が笑うということが嬉しくてしかたなかった
人の笑顔を見ることが彼にとって一番の幸せだった。
しかし・・・ブーンのクラスの彼女だけは・・・口を三角にしたままぼーっと
していた。
19 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:17:01.44 ID:lFTzG7lU0
ξ゚听)ξ うるさいわね…
大きな笑いのあふれ出ているこのクラスの中で彼女が発した言葉は
ブーンに届いた
ブーンは少し残念がったが、すぐに気を取り直した。
こんどは彼女が笑うようにとっておきのギャグを繰り出した
彼女は相変わらず口を三角形にしたままだ
( ^ω^)(…なんというツンデレ
22 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:21:50.39 ID:lFTzG7lU0
結局彼女は笑うことなく終わることとなる
しかしその日がブーン最後のギャグだと誰が知っていたか
その日ブーンは帰宅途中、彼女を見つけ話かける
( ^ω^)おっおっ、はじめましてだおw僕は内藤ホライゾン君は?
ξ゚听)ξ ツンよっ!
しかしツンと言った女性はそのまま地面に倒れた
(;^ω^)あっ!!大丈夫かお?怪我してないかお?でもなんで倒れたんだお?
ξ゚听)ξ うるさいわね…私目が見えないのよっ!!!
( ω ) ・・・
23 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:26:55.19 ID:lFTzG7lU0
ブーンのギャグは基本的に「体を張ったギャグ」
ラジオのように巧みな話術で笑いを誘うようなギャグではない
言葉遊びや駄洒落で喜ばせているのではない
そう、暗闇のなかでブーンにギャグをやらせても面白さは半減するだろう
しかし、先ほどのブーンのクラス以外、、、廊下や隣のクラスで笑いが起こっていたのは
ブーンのギャグが想像できたから、ブーンを知っていたから
面白さは半減したとしてもブーンにはそれでも爆笑とさせることができた
では、もし・・・もともとブーンを知らなくて、見たことがなかったら
面白いのか?
27 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:31:40.61 ID:lFTzG7lU0
「生まれたときから目が見えない人に、空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?
こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ」 - 江頭2:50
涙を流しながらブーンはこの言葉を思い出した。
28 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:34:14.46 ID:lFTzG7lU0
( ;ω;) 江頭?誰だお?この人もブーンと同じこと考えているのかお?
ブーンは無意識のうちに江頭と呼ばれる人間の言葉を捜し始めた
「目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい」 - 江頭2:50
「気持ち悪いって言われることには慣れたけど、たまにしねって言われるんだ。
俺は言ってやりたいよ。こんな人生死んだも同然だってね。」 - 江頭2:50
「これをやったら次回出られなくなるんじゃないかなんて考えないようにしている。
人間いつ死ぬか分からないからその時のすべてを出し切りたいんだ。
俺はいつ死ぬか分からないし、見てくれてる人だっていつ死ぬか分からない。
視聴者が最後に見た江頭が手抜きの江頭だったら申し訳ないだろ?」 - 江頭2:50
31 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:39:54.62 ID:lFTzG7lU0
( ,,゚Д゚) んおっ?何を泣いているんだ!!?
江頭は突然心配した様子でブーンの顔を覗き込む
先ほどとは打って変わりブーンの身を案じるかのようにしている
( ;ω;)だっ、、大丈夫だお…
( ,,゚Д゚) ・・・
なぜだろう…彼は江頭は根は真面目なんだろうと思った。
32 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:46:23.38 ID:lFTzG7lU0
( ;ω;) お願いがあるお!!ブーンはどうしても笑わせたい人がいるんだお!!
( ,,゚Д゚) ・・・
江頭はコクコクと頷く
( ;ω;)その笑わせたい子は生まれつき目が見えなくて・・・全然笑ったこともないんだお
( ,,゚Д゚) ほうほうそれで?
( ;ω;)教えて欲しいお・・・どうしたらその子を笑わせられるか
すると突然、
( #゚Д゚) 江頭アターック!!
吹き飛び壁に身を打ち付けるブーン、先ほどの彼の尻の体当たりだ
( #゚Д゚) そんなことは自分で考えろ!!
江頭はブーンにどなりつけた。彼の人差し指はブーンの方向をさしている
33 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:49:40.48 ID:lFTzG7lU0
( #゚Д゚) 俺はお前に教える事はできない。馬鹿だからな
でも、と彼は付け足した
( ,,゚Д゚) 俺になれ
( ;ω;)えっ!?
( ,,゚Д゚) 何の為に生きているんだ?何の為にその黒いタイツを履いているんだ
( ,,゚Д゚) もうやる事は決まっているだろ
俺になれ?江頭になれ?どういうこと?
34 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:53:58.88 ID:lFTzG7lU0
⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーーーーーーーーーーーン
彼は商店街を駆け抜ける
その姿を見る人々は皆笑顔で大きな声を出して笑っている
ブーンの後には警官が走る
しかしその警官もなぜか口元が緩んで、いつ笑い出してもおかしくない
ブーンが走っているだけで何が面白いのか
ブーンは普段と変わらない
ただ変わっているとすれば上半身は裸、下半身は黒いタイツを履いていると
いうだけだ
ブーンの向かう先は大きな病院
35 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 19:59:42.32 ID:lFTzG7lU0
商店街が大きな笑いに包まれた、先ほどの警官も笑いすぎて酸欠状態だ
彼が病院玄関を抜ける頃には病院玄関の受付に大きな笑いが響いた
彼が目指すは病棟
エレベーター?いらない
立ち止まることができないからだ、少しでも多くの人に笑ってほしい
そう、階段を駆け抜ける
途中、看護師、医師も笑い転げる
元気のなかった老人もブーンが駆け抜けた後は、病気なんてどこかにいってしまった
かとおもえるほど元気だ
怒った患者も笑いに変え、ブーンは階段を上りきり、病棟へ入り、ある個室の病室へ飛び込んだ
そこでブーンは文字通り「体を張ったギャグ」を繰り出した
36 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 20:02:07.17 ID:lFTzG7lU0
ある個室の病室に女性の笑い声が響いたのはそれから間もなくだった。
そのあとブーンは逮捕されたが彼は満足そうに笑みを浮かべ次の笑いを
求めに警察署に向かうのだった。
−ブーンが江頭になるようです END
38 :愛のVIP戦士 :2007/02/24(土) 20:12:31.33 ID:lFTzG7lU0
読んでくれた方ありがとうございました。
何も文章かくのもうまくないし、変なところばかりでしたが
wktkしてもらって嬉しかったです。
今度からはちゃんと練習ページとかでまず練習するので不快に思った方もうしわけないです
どうもでした
やられた
これは泣ける
なきそうになった
サイン色紙の話誰かしらない?
めちゃいけのヤツだろ?
でも必死さは伝わる
不覚にもかっこいいと思ってしまった
エガちゃん大好きや・・・
「あの曲」は「スリル」だろーが!!!!
テレビのロケをしていた江頭にサインを頼んだら
マジックがおかしかったらしくきれいに書けなくて、
そうこうしていたら江頭の出番が来て呼び戻されてロケに戻って行ったんだけど、
もらった人はそれでもすごく嬉しくて興奮していたらしい。
そして、ロケが終わった後、プロデューサーが来て一枚の色紙をくれて、
そこにはめちゃイケのレギュラー全員のサインが書かれていたそうだ。
江頭が頼んでみんなにもらったらしいのだが、
色紙には江頭のサインはなく、
その理由は「自分がすると価値がさがるから」らしい。
そんなことないのにね。
テレビのロケをしていた江頭にサインを頼んだら
マジックがおかしかったらしくきれいに書けなくて、
そうこうしていたら江頭の出番が来て呼び戻されてロケに戻って行ったんだけど、
もらった人はそれでもすごく嬉しくて興奮していたらしい。
そして、ロケが終わった後、プロデューサーが来て一枚の色紙をくれて、
そこにはめちゃイケのレギュラー全員のサインが書かれていたそうだ。
江頭が頼んでみんなにもらったらしいのだが、
色紙には江頭のサインはなく、
その理由は「自分がすると価値がさがるから」らしい。
そんなことないのにね。
ごめんね。一秒差で投下してくるとは思わなかった
http://219.94.135.54/detail/2
(´・ω・`)赤西なんか格下