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※続きは追って沙汰を待たれい(´・д・`)
「>>1以外のレスはいらねーよ」というかたはこちら(蛇屋さん)
132 :1:2007/01/21(日) 16:15:42.45 ID:0ihFsG/J0
第9話 空き地の仲間たち
「当機はまもなく地球トーキョー空港に到着いたします
到着まで今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします・・・」
機長のアナウンスが聞こえた。
どうやらやっと地球に着くらしいやっと解放される・・・
もう20時間以上これに乗っているから体中がメリメリいっている
それも当たり前か・・・火星発地球行きの飛行機、いや宇宙船と呼ぶべきか
に乗っているのだから。
名乗るのが遅れた名前は出木杉 英才。国の宇宙開発局に勤めている。
今は国の要請で今度火星に作られる国際宇宙基地の開発に携わっている。
そんな身分だから地球に帰るのも久しぶりだ。
133 :1:2007/01/21(日) 16:18:07.06 ID:0ihFsG/J0
出木「もう少し時間があるみたいだからTVでも見ることにするか」
もう地球TVの電波が入ってる頃だろうし、僕はそう思いテレビの
スイッチを押した。いくつかチャンネルを回しMHKを出した。
話題は最近日本を騒がしているらしいある団体の話題らしい・・・・
アナ「先ごろ、テロ朝TVで特集されました超常現象SPを見た視聴者が
大挙して団体の支部に訪れ、周辺の交通機関が麻痺した他。
番組を放送した局に抗議または質問の電話が殺到し一時回線が
パンクし・・・・教団の運営するネット掲示板通称どらちゃんねるに
一日で来訪者10億を越える・・・・
国はこの騒動について誠に遺憾なことと発表し・・・・」
様々なニュースを伝えているがほとんどその団体に関系したことばかりだ。
134 :1:2007/01/21(日) 16:20:16.46 ID:0ihFsG/J0
出木「どうやら大変なことになってるらしいな日本・・・」
僕はこのニュースを聞いていた時から気になっていることが
一つだけあった。
通称なのか俗名なのか分からないがとりあえず人々が呼んでいる
その教団の名前、どらえもん・・・
この名前は今でも忘れようがない、強烈な印象が残ってる
小学校の頃のクラスメートの家に居候していたロボットで
不思議な道具をいくつも持っているまるで魔法使いの様な不思議な存在。
135 :1:2007/01/21(日) 16:21:58.70 ID:0ihFsG/J0
このロボットの名と日本で話題になっている教団の名前が同じ・・・
何か関係があるのか??
そう考えているうちに宇宙船の窓からトーキョー空港が見えた。
もうすぐで地面に降り立つことが出来る・・・
もう頭の中は他のことでいっぱいになっていた。
久しぶりに昔の旧友に再会できるからだ。
僕が火星からわざわざこの地球に帰ってきた理由はそれがあったからだ。
昔通っていた小学校の校舎取り壊しが行われるついでに
小学校時代のクラスメートたちと先生を招き同窓会を開こうという催しに
僕も呼ばれたというわけ・・・・・
136 :1:2007/01/21(日) 16:23:45.17 ID:0ihFsG/J0
空港に降り立って、久しぶりの地球の空を仰ぎ見ると
空は昼間なのにかなり曇っていた。
太陽も顔を全く見せていない。
出木「久しぶりに地球からの太陽が見れると思ったんだけどなあ
寒波の影響かな??」
そう思いながら僕はタクシーに呼び旧友と先生が待つ学校へ向かって行った。
138 :1:2007/01/21(日) 16:27:10.65 ID:0ihFsG/J0
―のび太の通っていた小学校 教室内―
「やあ、久しぶりだな」「お前太ったんじゃないか?」
「私もう子供が6人もいるのよ」
みんな思い思いの言葉で久しぶりの再開を喜んでいるらしい。
ジャイアンやスネ夫たちも嬉しそうに旧友たちに話しかけている。
そんな中僕は一人気分が乗らなかった。
どらえもんというカリスマの計画通りに実行されている破滅へのシナリオ
妻であるしずかちゃんが呪いをかけられ石像と化し
彼女が最後に言おうとしたドラえもんの行方・・・
いろんな心配事で頭の中がパンクしそうだった。
あの後、謎の少女に僕たちはジャイアンの家に連れて行ってもらった。
突然来訪した僕たちにジャイアンは目を白黒させたが
理由も聞かず快く家に泊めてもらった。
しずかちゃんの人間石像は怪しまれるといけないので
安全な場所に隠しておいた。
だがしかし、本当のことをジャイアンに話す気になれなかった。
この恐ろしい事実に耐えられるだろうか、彼にも家族があるし
仕事もある、そんな生活を壊させてまでこんな恐ろしい出来事に
巻き込みたくなどなかった。
もちろんスネ夫にもあのことは話していなかった。
139 :1:2007/01/21(日) 16:29:24.65 ID:0ihFsG/J0
??「のび太くん、あの・・・久しぶり・・・」
そんな僕の前に突然ニュッと人が出てきた。
のび「うわっ!あっ、どうも・・・」
挨拶されたはいいが、目の前に現れた男はどうにも僕には
見覚えのない男だった。
とりあえず挨拶をすると彼は嬉しそうな顔をして話しかけ始めた
??「懐かしいなあ、のび太くん。
会うのは久しぶりだけど君のことを忘れたことはなかった・・・
君はどう思うか知らないけど僕は君の事を生涯を通じた親友だと
思っているよ・・・」
のび「あっ、それはどうもどうも・・・」
140 :1:2007/01/21(日) 16:31:37.89 ID:0ihFsG/J0
いきなり話しかけられた名前も思い出せない人に僕の事を忘れたことは
ないと言われたから困ったもんだ。
あっちはその気になっているのに君の名前は何だったっけ?
と言ったらさすがに失礼にあたるだろう。適当にばれない様にさも
彼を知っているみたいに話を続けた。
??「ところで僕の名前覚えてるかい??」
そう彼が僕に尋ねたのはいいが困ったもんだ
何とかしてこの場を抜け出さなくては・・・
そう困り果てていると後ろから僕を呼ぶ声がした
141 :1:2007/01/21(日) 16:34:04.97 ID:0ihFsG/J0
出木「やあ、久しぶりだね。のび太くん!!」
振り向くとそこには多少老けてみえるが今でも充分美青年に見える男が
立っていた。
僕はやっと逃げる口実が出来たと内心喜んでいた。
そして必死に僕に話しかけてくるその男に彼と話さなくちゃいけないからと
丁寧に謝った。それを聞いたその男はムッ!とした顔つきで僕を見つめながら
また見たこともない他の男のところへ歩いていった。
142 :1:2007/01/21(日) 16:36:32.42 ID:0ihFsG/J0
のび「出木杉君!!久しぶり!
前にヒデヨちゃんを預かった時以来だっけ?」
僕は久しぶりの再会にさっきまでの心配ごと吹き飛んだ。
ヒデヨってのは出木杉君の息子の名前で前に彼が火星に出張に行った時、
うちの家に預かったことがある。まだあの頃はしずかちゃんも元気だった・・・
出木「そうだね、あれからもう2年になるかなあ。
今はあっちの方で家族全員暮らしてるよ。
その節は二人に大変お世話になって、あれっ??
そう言えばしずかちゃんが来ていないみたいだね?
何か用事でもあったの?」
彼がそう尋ねると途端に僕は悲しくなり下を向いてしまった。
出木「どうしたの?しずかちゃんに何かあったのかい?」
のび「実は・・・・一年前に失踪したんだ」
本当の所はちょっと違うが彼にも余計なことに巻き込みたくないということで
失踪したということにしておいた。
143 :1:2007/01/21(日) 16:40:45.68 ID:0ihFsG/J0
出木「本当かい!!??彼女は何にも言わずにどこかへ行く
様な子じゃないと思うんだけど・・・
僕に何か手伝えることがあったら遠慮なく言ってくれ
君の力になるから、呼びかけのポスターや街頭でチラシ配るなんてのも
地味なようだけどそこから有力な目撃情報が得られたって場合もある」
そう彼が言ってくれるのは嬉しかったが
本当の所をいう気分にはとてもなれなかった。
日記の効力であいつらの所にいて、それで今は人間石像状態・・・
とても彼が力になれるってレベルじゃない。
その様子をさっき会話を交わした名前の分からない男と
特に特徴のない男がジロジロと眺めていた。
その様子僕は何となく感じが口では言い表すことの出来ない嫌な印象を受けた。
144 :1:2007/01/21(日) 16:45:03.99 ID:0ihFsG/J0
「おーいのび!おい!のびくーん!さっきから呼んどるのに聞こえんのか!
昔みたいに廊下に立たせるぞ!」
!!!!!大きく僕を叱りつける声が聞こえた気付くと全員が
こちらを見つめている
声の主は懐かしき僕らの担任の先生だった
時に厳しく時に優しく僕たちをしつけてくれた人である。
もっぱら僕には厳しいほうが多かったけれど・・
のび「はっ!はいっ!すぐ廊下に行きます!!」
思わず昔の癖でそう答えてしまった。
「ドッ!!!!!wwwwww」
僕の失敗にみんな一斉に笑う、昔と全く一緒だった。
先生「のびっ!今回は立たんでよろしい!
しかし君も立派にやっとるみたいだな。
小学生の頃は君がちゃんとした大人になってくれるか
心配でならなかったが、先生は今の君の姿を見て安心したよ・・・」
先生はそう言いながら嬉しそうに微笑んだ。
145 :1:2007/01/21(日) 16:49:03.69 ID:0ihFsG/J0
「でも、のび太は今でもあのロボットに助けられてるのかも
しれないっすよwwww」
僕と先生の一連の会話を見ていたクラスの中から男が茶化した様に言った。
「ロボット??いたいたwwのび太の飼ってるペットのドラえもん!!!」
のび「ペットじゃないってww僕の親友!!!ww」
あのドラえもんがペットなんてww笑いながらそう答えた。
「考えてみりゃ今世間を騒がしてるどらえもんってのと
全く一緒の名前だなww」
「そりゃ関係ないだろwwwかなりの間抜け面だったしwww」
「あれ、そういえば確か・・・卒業式の辺りにあのネコが何か
出してくれなかったっけ?」
それぞれ勝手にドラえもんのことを語っていたがある人が
何か思い出したらしく声をあげた。
「そういや、何か出してくれたな・・・卒業記念かなんかでえ
・・・そうだっ!!!タイムカプセルだ!!」
146 :1:2007/01/21(日) 16:54:06.03 ID:0ihFsG/J0
「アッー!!そうだそうだ!何を入れてもそのままの状態で残るって
いうやつwwそれで卒業記念にみんな持ち寄って中に入れたんだよなwww」
「そうだそうだ」「掘ろうぜwwww」「確か校庭の木の下に・・・」
みんなはそう言うといても立ってもいられなくなったのか
タイムカプセルを掘りにいくことになった。
校庭に行く途中、僕はまた誰かに声をかけられた
昔より太ってはいたが見覚えのある顔だった。はる夫だ。
のび「いやあ、懐かしいなあ。本当に久しぶりだwww」
はる「久しぶりだなwwwちっともお前も変わってないなあwwwwwww」
二人で嬉しそうにそう言いあっていると
彼は突然真顔になり辺りを見回しながら注意深く言った
はる「のび太、あとで大事な話がある。ここじゃ言えないことだ」
そう言うと先に校庭の木の辺りに走っていった。
147 :1:2007/01/21(日) 16:58:11.38 ID:0ihFsG/J0
昔は立派に見えた木も長い間手入れされていないのか枯れきっていた。
スコップを持ちみんな総出で穴を掘り、ようやくそのタイムカプセルを
掘り当てた。
タイムカプセルは丸い鉄の塊で、中に入れるとどんなものでも
何十万年でも持つという優れものだ。
プッシャ―・・・
それを開けると中からはそれぞれ思い思いに詰めた品物が入っていた。
「うひゃww賭博王カードじゃんナツカシスwww」
「うわあ、私801本なんか入れてるww腐女子www」
「うはwwwwゆでたまごっちwwまだ動くwww」
みんな懐かしそうに過去の自分の入れた物に恥ずかしさや懐かしさの
入り混じった様な声をあげていた
出木「僕は未来の自分に当てた手紙か」
ジャイ「オレ様の特製歌入りのテープwww
こりゃ後でみんなで聞かなきゃなwww」
スネ「いやさすがにそれは勘弁して・・・
のび太は一体何入れたんだ?」
148 :1:2007/01/21(日) 17:01:57.06 ID:0ihFsG/J0
のび「僕は・・・・・」
中を漁ると「のび太のなかま」と汚い字で書かれた小さな箱が見つかった。
のび「これって確か・・・ドラえもんの・・」
これはドラえもんが出してくれた物で映像をこの箱の中に
立体的に保存してくれるとか
何とかそんな奴だ。すぐに思わず横のボタンを押してしまった。
149 :1:2007/01/21(日) 17:05:34.53 ID:0ihFsG/J0
ブブブブ・・・・ホログラムのような立体的な映像が出てきた
草の生えている地面、無数に転がっている土管、棒で立てられた柵が
写っている・・この場所はどうやら僕たちが昔遊んでいた空き地らしい
そこにはいつも空き地で遊んでいた仲間たちがいた。
僕、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、出木杉、はる夫、安雄、
そしてドラえもん・・
その中で小学生の頃の僕が緊張しきった様に喋りだした
のび「えー本日はお日柄もよく・・日本経済においては・・・」
ジャイ「おい!そんなことはいいからさっさと本題に入れよ!」
スネ「そうそう、本当にのび太はドンくさいんだから」
天気の話しを始めた僕を二人がチャカす。
150 :1:2007/01/21(日) 17:11:04.20 ID:0ihFsG/J0
のび「わ、わかったよ!!えー今日ここにみんなに集まってもらったのは
いつかこのカプセルを開けてくれるであろう未来の僕たちに
メッセージを残そうというわけであり・・・
また本日のお日柄もいいわけで・・・」
ジャイ「だっー!!また始まった!!そんじゃ早速俺から始めるぞ!!
よう!!未来の俺元気でやってるか??
俺様のことだから東京ドームに何万人も集める様なビッグな歌手に
なっていることだろう、そんときゃこのメッセージをライブ会場で
流してくれよな!!」
スネ「それはないww絶対にないwwwwwww」
ジャイ「何だとコラー」ジャイアンがスネ夫の頭を小突いた
スネ「もう本当のことのこと言って何が悪いのさ・・じゃあ、僕の番ね・・・
え〜未来の僕はパパの会社を継いで会社の社長になっていると思う
そしてやがては日本を動かすような巨大IT企業なんかに
成長しちゃったりしてwww
ホネえもんなんて呼ばれちゃったりなんかしてwww」
ジャイ「ないないwwせいぜい悪いことして捕まるのがオチだよなwww」
スネ「もっー、ジャイアンったら本当に小憎たらしいんだから!!!」
ジャイ「今も昔も変わんねえなあw」
現在のジャイアンがその映像を見て笑った
152 :1:2007/01/21(日) 17:15:02.77 ID:0ihFsG/J0
しず「今度は私の番ね・・・私も将来なりたいものは
いっぱいあるけどやっぱり一番なりたいものは月並みだけど
お嫁さんかな・・・・本当に好きな人と結婚してかわいい子供を
生んで・・そのためには料理や家事も出来るように
なっておかないと・・・」
しずかちゃん・・・こんなこと思ってたのか・・・
今現在の彼女の状況を思うと僕は居た堪れなくなった。
はる「つ、次はオレの番か・・・とにかくみんなに楽しんでもらえるような
ことできる様な人間になれたらいいなと・・・」
安雄「ぼくは悪いことは絶対に許さない刑事になってみんなを守りたい。
真実はいつもたった一つだ!!!なんちゃってw」
その二人の様子をはる夫が複雑な表情をしながら見ていた・・・・・
153 :1:2007/01/21(日) 17:17:27.73 ID:0ihFsG/J0
出木「僕は将来、人類の進歩に貢献できる様な仕事をしたいな。
どんなことでもいいから人の役に立ったと思えるような
仕事をしたい。」
人類の進歩・・・さすが彼の考えることは違う・・・
次はドラえもんの番だ・・・
ドラ「ぼくの夢はのび太くんやみんなが立派に成長してくれることかな
特にのび太くんはいつまで経ってもぼくに頼りっきりだけど
いつかはぼくの手がかからないくらいになってくれたら・・・
少しずつでいいから失敗してもいいんだ。
その度に立ち上がってくれるような強い人になってくれれば・・・・」
そう言ってドラえもんが今にも涙を流しそうな顔で言っていた。
それを見て僕も泣きそうになっていた。
あの後だったっけか・・??ドラえもんが未来に突然帰ったのは・・・
154 :1:2007/01/21(日) 17:22:08.04 ID:0ihFsG/J0
のび「ぼ、ぼくの番だね・・・ぼくの夢はえーと・・・・ね。
スポーツ選手は無理だし・・・漫画家は・・・絵が下手だから・・
う〜んとね。あっ!!やっぱりこんな風にいつまでもみんなと一緒に
仲良くすることかな・・・空き地じゃなくてもいいからどこでも
いいからみんなと集まって話したり、困ってることがあったら
遠慮なく話したり。で、みんなが幸せだったらそれで充分・・・」
ジャイ「何だよ、そんなことかよwww」
スネ「そんなのあたり前じゃん」
しずか「そうよ私たちいつまで経ってもお友達よ」
出木「何十年経ってもこんな風に会えるといいね」
はる&安雄「そうだといいねえ!!」
ドラ「うん、うん、絶対に会える・・・・・」
155 :1:2007/01/21(日) 17:24:49.25 ID:0ihFsG/J0
のび「え〜話が長くなりましたが
みんなからのメッセージはこれでおしまい・・・
何十年経った今でもぼくたちずっと昔のままで仲良くしてますか?
誰かが困ってる時でも絶対に助けてくれるだろうと思います。
この空き地に集まった仲間は永遠に不滅です!」
ジャイ「おいwwそれ何かパクッてないか?wwww」
のび「そ、そんなことない!ちょっと長嶋の引退宣言を拝借しただけ・・・」
一同「それをパクったって言うんだよwwwwwww」
画面には満面の笑顔ばかりが写っている。
プツ・・・・・・ガチャ・・・・・・映像切れてしまった・・
156 :1:2007/01/21(日) 17:30:09.83 ID:0ihFsG/J0
僕は何故だか涙が止まらなかった・・・
後ろの四人たちも涙を流しているらしかった。
ジャイ「そうだよ!オレ達今でも空き地の仲間だよな!!」
スネ夫「そうそう」
出木「そうだよ誰かに困ったことがあったらいつでも助けになるよ!」
はる「ああ・・・絶対に」
僕はその言葉を聞いてあることを決心した。
あのことを話そう・・・みんなを巻き込んじゃいけないなんて考えてた
自分が恥ずかしくなった。彼らなら絶対に助けになってくれる。
どんなことも乗り越えられる、そうあの日誓ったじゃないか!!
そう決心して僕は口を開いた。
のび「みんなに話したいことがある。
これからの地球の運命に関係するようなことだ!
助けになってくれ!!!」
その言葉を言い放つとみんな当たり前だ!!といった顔になり
うんうんと頷いた。それを見て僕はまた涙が出そうになった。
157 :1:2007/01/21(日) 17:39:42.71 ID:0ihFsG/J0
―校舎の裏側―
??「だから言っただろ?
あいつはお前のことなんか覚えてなんかいないって」
その様子を男がニヤニヤ眺めながら言った。
??「の、のび太くんは僕のこと覚えてくれてるよ!!」
もう一人の男がその言葉に反論した。
??「馬鹿!!お前のことなんかあいつらはこれっぽっちも頭の中に
ない・・・現にあの中に入れてないじゃないかwww」
??「・・・・・・・」彼は黙りこくってしまった。
??「だから始めるんだろ?いないならお前が作ればいい
のび太とその仲間たちを・・・」
第9話 終了
158 :1:2007/01/21(日) 17:41:21.15 ID:0ihFsG/J0
ここら辺で今日の投下終了です
次スレどうしましょう?もう立てたほうがいいですかね?
160 :あと 2日と 3時間:2007/01/21(日) 17:43:21.17 ID:6LHG3TfU0
まだ2日じゃね?
161 :あと 2日と 3時間:2007/01/21(日) 17:43:43.89 ID:cc0WCtcLO
いやぁ〜続きが気になる
このスレ明日の夜までだよ
162 :1:2007/01/21(日) 17:45:58.45 ID:0ihFsG/J0
>>160
アッー!!!そうだったwwwまだ2日目だったかwww
次スレ立てるのは月曜でしたwじゃあまだおkか
次の投下は深夜にちょこっとできたらいいなと思ってます
その1 その2 その3 その4 その5
その6 その7 その8 ←いまココ その9
でもVIP閉鎖されたらどうすんだ?