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※続きは追って沙汰を待たれい(´・д・`)
「>>1以外のレスはいらねーよ」というかたはこちら(蛇屋さん)
72 :1:2007/01/20(土) 14:48:16.63 ID:1VLW+UKp0
第8話 しずか
少女「さあ、早く私につかまれ」
少女は今現在のこの状況が把握できていない僕に向って叫んだ。
今まで立ち上る煙で見えなかったが、今よく見るとピンク色の髪の毛を
綺麗に取り揃えたショートカットにしている美少女といった趣の女の子だった。
だが顔はどことなく無機質な感じがする。
ノビ「はい喜んで!!さすがに胸の辺りは手回しちゃ駄目だよね?」
ノビスケはいち早くこの状況に適応したらしく彼女の胸の辺りをギュッと
掴んで背中に飛び乗った。
のび「きっ!君一体誰??」
少女「・・・今はそんなこと話してる場合ではない
早くしないとここにもあいつらが来る。しずかには時間がない」
!!???そうだ、この何の挨拶も無しに我が家に入って来たこの少女は
しずかちゃんの行方を知っているらしい。
胡散臭いがとにかく彼女の言うことは芯に迫っている・・・
のび「分かった、行くよ!!しずかちゃんのいる所ならどこへだって行く」
そう言って背中に飛び乗った、少女は僕にこちらに少し微笑んだ様に見えたがすぐに
前に向き直り前傾姿勢になった
少女「飛ばすぞ!!」
74 :1:2007/01/20(土) 14:49:59.62 ID:1VLW+UKp0
割れたガラス窓から勢いよく飛び出した少女と背中に乗る男二人・・・
はいいがすぐに後悔することになった。
早すぎるってレベルじゃねーぞ!!!!だったからである。
遠くの方から家に来る時はジェット機くらいの速さに見えたが
実際背中に張り付いているとどうやらそれ以上に感じた。
顔が歪むくらいの風を体に受ける。
この子どう考えても人間じゃないよな?
空も飛べてなおかつこんな速さで飛べる人間なんて聞いたこともない。
それにこの子何者だ?もしかして奴らの手下じゃないだろうな??
そんなことを考えていると少女は急に上空で止まった。
どうやら森の上に来たらしい、ビルの明かりもないから
月明かりが森全体を照らしている。
のび&ノビ「どっ!!どうしたの?」
二人で目を回しながら少女に問うと少女は下を指差した
少女「着いた、しずかここに隠れてる」
そう言って少女は僕たちを下に降ろした。
75 :1:2007/01/20(土) 14:53:01.22 ID:1VLW+UKp0
ノビ&のび「おうい!ここにいるんだろ出てきてくれー!
しずかちゃーん(ママー)!!」
すぐそばからガサゴソと何かが動く音がした。
音のする方向を見るとそこにはスラッとした背格好の女性が立っていた。
「あなた・・・ノビスケ・・・・」
のび&ノビ「!!!!???」
その声を聞いただけで僕たちは懐かしさがこみ上げてきた
のび「しずかちゃん!!!」ノビ「マーマー!!!!」
僕たちはすぐさま彼女に走りより飛びついた。
久しぶりの再開には何の言葉もいらなかった。
ノビスケも鼻水と涙を同時に流しながら彼女の胸に顔を埋めている。
今まで彼女のいない生活に何の動揺を見せていなかった様に
見えたノビスケも内心ではやはり母親がいないことは寂しかったのだろう。
76 :1:2007/01/20(土) 14:55:22.52 ID:1VLW+UKp0
のび「久しぶりだね・・・しずかちゃん・・」
静香「ええ、久しぶり・・・あなたやノビスケに苦労をかけて
ごめんなさい・・・」
僕はさっきまで垂らしていた涙と鼻水をすすり直し彼女に向き直った。
のび「一体何があったんだい、この一年・・・君に」
静香「ええ、これから私が今まで経験したことを話すわ。
私には時間がない、一回しか言わないから落ち着いて
しっかり聞いて、この一年私はあの組織
つまりどらえもん達の所にいたの・・・」
のび&ノビ「!!!」
誘拐された時にノビスケがしずかちゃんを見かけたと言っていたから
もしかして・・・・と覚悟はしていたが実際本人からそう言われてみる
とことのほか衝撃は大きかった。
77 :1:2007/01/20(土) 14:57:55.68 ID:1VLW+UKp0
のび「何でしずかちゃんあんな怪しい奴らなんかと一緒に!」
静香「しょうがなかったの、どうしてもあそこからは逃げられなかった」
彼女は僕の問いに弁解する様に大きな声で言った
のび「逃げられなかった??どういうこと??」
静香「その通りにするしかなかったのよ・・・
絶対に逃げることはできなかった」
のび「絶対に逃げられなかった?どういうこと?
でもいま実際にあいつらから逃げられてるだろ??」
静香「それはあなたが私の言う通りに行動してくれたから・・」
のび「言うとおりに?あっ!あの紙のこと???」
急にあの日彼女という人物つまりしずかちゃんから言付かった伝言を
思い出した。伝言の通り、戸棚の紙を見つけその紙をバラバラに破った
静香「そう、あの紙、あの紙を破ってくれたおかげなの・・・」
のび「一体どういうこと??」
彼女は一年前、突然家を飛び出したあの日のことを語り始めた・・
78 :1:2007/01/20(土) 15:01:19.92 ID:1VLW+UKp0
静香「あの日の朝、ポストに私宛の手紙が届いたの。
中を開けてみるとまるで子どもが書いたような字と文面で
こう書いてあった・・・」
2021年9月3日
のび太のおよめさんがどらえもんのところにくる
これをよんだらすぐ見つからないところにかくす
のび「どういうこと?それでしずかちゃんはその通りに行動したってこと?」
訳が分からなかった・・・そんな手紙なんかで一年も失踪していたなんて
そんな馬鹿げた話信じられなかった
静香「そうなの、その文章の通りにせずにはいられなかったのよ。
まるで神様に操られてるみたいに・・・」
のび「どういうこと???」
さっきまで僕の質問に答えていた彼女は今度は僕に質問切り替えした
静香「のび太さん・・・あらかじめ日記って知ってる?」
のび「あらかじめ日記???そんなもの知ってるわけ・・・・・あっ!!」
そんなふざけた日記の名前なんて聞いたこともないと思っていたが
急に昔のことが頭に蘇ってきた・・・
79 :1:2007/01/20(土) 15:06:22.69 ID:1VLW+UKp0
のび「あらかじめ日記!!!アッー!!
ドラえもんの道具の、たしかその日記に未来の予定を書き込むと
本当にその通りになるという日記!!!!
どんなめちゃくちゃな願いでも叶うんだよね!
試しに空からアメが降ってくるとか書いてみたら本当にアメ玉が
降ってきたりして、落ちた理由はかなりムチャクチャだったけど・・
スネ夫にオッソロしいこと書かれちゃって怖くなっちゃって
ドラえもんに日記燃やされちゃったんだwww」
あまりの懐かしさに僕が我を忘れて一人語りしてしまった
ノビ「いいなあ、何でもしたい放題じゃん・・・」
横のノビスケが羨ましそうに呟いた。
80 :1:2007/01/20(土) 15:09:12.47 ID:1VLW+UKp0
のび「アッー!!!!!!」
急にさっきまで疑問が解決した
のび「もしかしてしずかちゃん宛に届いた手紙ってのも!!」
しず「そうその日記の切れ端だったのよ」
そうか、そうだったのか・・・それならしずかちゃん失踪の疑問が
全てに理由がつく。
彼女は何者かから送られてきた日記の切れ端通りにどらえもんの所に
行って行動しなきゃならなかった。
だから静香ちゃんは道具の効力で逃げたくても逃げられなかったわけだ。
だけど一週間前僕がその切れ端を見つけて破っちゃったから
ようやく日記の効き目が切れて逃げ出すことが出来たわけだ!!
今日の僕はいつもより冴えてるみたいだった・・・・
81 :1:2007/01/20(土) 15:13:14.59 ID:1VLW+UKp0
のび「そうだったのか!
それで一年間もどこかに行くこともできなかった!!」
ノビ「へえ〜あらかじめ日記ってすごいんだね」
ノビスケは日記の恐ろしい効力に驚いているみたいだ。
静香「ごめんなさいね、でもあなた達に連絡できなくて
何度も連絡しようと思ったのよ。
だけどその度にあの人たちに見つかって・・・」
彼女は眼に涙を浮かべながらそう言った。
分かっていた、僕たちもつらかったけれどその状況を知りながら
何もできなかった彼女の方がもっとつらかったんだ・・・・
のび「いいんだよ・・・もう終わったことだ。
僕もノビスケもしずかちゃんが帰って来てくれた
それだけで嬉しいよ・・・」
そう言うと三人はしっかり互いを抱きしめあった
もう絶対にみんなを放さない僕はそう心の中で何度も繰り返した。
のび「そういえば君もありがとうね」
その一部始終を眺めていた少女にお礼をすると少女は
お礼を言われることに慣れていないのか恥ずかしそうに
うつむいてコクコクと頷いた。
82 :1:2007/01/20(土) 15:15:33.29 ID:1VLW+UKp0
のび「さあ皆でうちに帰ろう、家中ガラスが散乱してるけどね」
ニコニコしながらみんなにそう言うと彼女はこちらを向いて言った。
静香「まだ駄目、まだあなたたちに大事なことを話してないの
落ち着いて聞いてね。今地球に迫ってきてる鉄人兵団も悪魔達も
海底世界のポセイドン、そして9月3日人類最後の日も・・・・
みんなあの組織、いいえどらえもんが仕組んだことなの」
のび&ノビ「な・なんだってー!」
思わず驚きの声をあげてしまった。
84 :1:2007/01/20(土) 15:38:02.96 ID:1VLW+UKp0
のび「どどどど、どういうこと!!??」
驚きのあまり上ずる声で尋ねるとしずかちゃんは少し間を置いて
話し始めた。この事件の真相を・・・
静香「一年前のあの日、私が初めて彼に会ったとき彼が私に言ったの・・
どら(君がのび太くんのおよめさんかこれはもう何十年も前から決まってた
ことなんだ、運命なんだ)
静香(どういうこと?ここに来るのも最初から決まってたっていうの?)
どら(だってそうじゃない・・・・君がここまで来た理由って何?)
静香(分からない・・・けどそうしなくちゃいけない気がしたの)
どら(ほらそうだろ・・・君はのび太くんの所を抜け出してぼくの所に
やって来る、あらかじめ決まっていたんだ・・・・
このあらかじめ日記に書かれた通りね・・・)
どら(あらかじめ日記に書かれたことは未来に本当に起こるんだ
これからもっと楽しいことが起こる
鉄人兵団、悪魔族、海底鬼岩城、それに滅亡の日・・・・
これ、ぜーんぶ、ぜーんぶこれからみんなに起こること
嘘じゃない、あらかじめ決まっていることなんだwwwww)
85 :1:2007/01/20(土) 15:52:10.88 ID:1VLW+UKp0
静香「最初はそんなの嘘だって思ってたわ、だけどそれからして
すぐ分かった。悪魔たちや鉄人兵団たちが彼の言うとおり現れた。
彼の言ってたことは本当だって・・・・・
地球に迫ってる危機の数々は彼が、どらえもんが
あらかじめ日記で書いたことなの!」
のび「・・・・・!!!!!」
僕はグウの音もでないほどのショックでその場に呆然と立ち尽くしていた。
今まで僕が体験したあの玉も、悪魔達も、そして鉄人兵団も
あらかじめ日記に書かれている通りのことだったなんて・・・・
86 :1:2007/01/20(土) 16:06:24.56 ID:1VLW+UKp0
あらかじめ決められている、地球は滅びる・・・絶望的だった
ハッ!と我に帰って僕はしずかちゃんに尋ねた
のび「あらかじめ日記を持ってるってことはやっぱり
どらえもんは僕の知ってるドラえもんなの!!??」
静香「いいえ、多分あのどらえもんはドラちゃんじゃない。
姿かたちはドラちゃんそのものだったけれど
ドラちゃんはあんなことする人・・・ロボットじゃなかった」
彼女はそうきっぱり言い切った。
のび「うん、僕もそう思う、ドラえもんはそんなこと平気で出来る奴なんか
じゃない!」
静香「違うわ、本物のドラちゃんがどこにいるか・・・
!!!!!ア、アアア・・・」
のび「何だってーーーー!!!!ドドドドラえもんが今どこにいる!!」
この25年間で僕が一番気になっていることが語られようとした
その時、しずかちゃんの体に異変が起こり始めた
87 :1:2007/01/20(土) 16:23:48.44 ID:1VLW+UKp0
彼女の体が徐々に石になり始めているのだ。
のび「し・しずかちゃん!!もしかして君、石になる
呪いをかけられてるのか!!」
静香「ごめんなさい、追っ手から逃げてる時にかけられたみたい
早く本当のこと言わなくちゃと思ってあなた達には
黙ってた・・・。せっかく逢えたのにまたお・・・わかれ・・・・
のび太さん・・・日記のこと知ってるあなたしか・・・
地球を救えな・・・い、のび太さん、ノビス・・・・」
彼女はそう言う途中で完璧に石になってしまった。
ノビ「ママ!!しっかりしてママーーー!!!」
僕とノビスケはすっかり石像と化した彼女に向かって泣きついた。
月には雲がかかってすっかり森の中は暗くなっていた。
どこか遠くの方から不気味な叫び声が聞こえてくた。
その声は昔、聞き覚えのある声だった。
するとその状況を黙って見ていた少女が突然大きな声をあげた
少女「あいつだ、メジューサがここに来る!!」
89 :1:2007/01/20(土) 16:34:55.37 ID:1VLW+UKp0
のび「メジューサだって!!」
そう声を荒げると横のノビスケがキョトンとしながら聞いた
ノビ「メジューサ???何それ???それ食べれんの??」
のび「悪魔だよ!!昔話しただろ?もしもBOXで作った魔法世界に現れた
悪魔!奴の光線浴びちゃうと今のしずかちゃんみたいに
石になるぞ!」
ノビ「ひ・ひええええ!!そりゃ怖い」
やっと奴の怖さが分かったのだろうノビスケはその場で身震いした
少女「ゴチャゴチャ言ってる暇はないぞ!
早く逃げないとみんな石にされてしまうぞ!!」
そう彼女が僕たちに叫ぶと真上の方からその声がした
メジュ「見〜つけ〜たぞ〜、逃がさぬ〜ぞ〜」
のび&ノビ「う、うぎゃああああああ!!!!!」
91 :1:2007/01/20(土) 16:56:51.55 ID:1VLW+UKp0
そこには蛇だらけの髪と鬼婆の様な顔をした恐ろしい化け物がいた
のび「に・にげるぞ!!!」
恐怖で動けないノビスケと石になったしずかちゃんを抱えて
駆け出した。途中、重さで足がもつれそうになったがそれでも走った。
丁度、山の中腹くらいまで一心不乱に駆け下りると声はしなくなっていた。
後ろを振り向くとそこには空を飛んでいる少女しかいなかった。
どうやらメジューサは振り切ったらしい・・・
のび「フウフウ、ハア・・・助かった・・・。
あいつにやられたら大変なことにな・・・」
僕が安心しきって前を向いた
メジュ「私から〜は〜逃れは〜せんぞ〜〜〜」
のび「ギャー!!!!」
ノビスケとしずかちゃんをその場にヘタリ込んで腰を抜かしていると
その悪魔は手をこちらに向けた、石にされるッッ!
思わず目を閉じてしまった、ああ・・・これで一巻の終わりか・・・
何もできないままで終わりかよ駄目だね僕・・・・
と思いながら目を開けると目の前にはあの悪魔はいなかった。
その代わり少女がひれ伏していて、どうやら間一髪の所で悪魔を横の方に
張っ倒してくれたらしい・・・そして悪魔に言い放った
少女「しずかの大事な人、、私が絶対に守る!!」
93 :1:2007/01/20(土) 17:12:52.90 ID:1VLW+UKp0
メジュ「お〜のれ〜・・・邪〜魔を〜す〜る気か〜」
横に張っ倒されたくらいではたいした効き目もなかったのか悪魔は
ノラリクラリと立ち上がった。
そして今度は彼女目掛けて襲いかかって来た。その様子を見て
少女は少し微笑んで、悪魔の手を掴み上に投げ自分も上に跳ね上がった。
悪魔はすぐ体制を整え、少女に襲いかかってきた。
そうしてまた少女は悪魔の手を掴み今度はジャイアントスイングの様に
グルグルと振り回し、地面に叩きつけた。
ノビ「キャー!かっこいい!!」
ノビスケがまるでTVのヒーローを応援してるみたいに黄色い声援を出した
少女「こいつには何をしてもたいして効かない!
お前たちここから逃げるぞ!!」
94 :1:2007/01/20(土) 17:30:58.46 ID:1VLW+UKp0
のび「あ、うわーーー!!」
そう言うや否や少女は僕たち三人を両手で軽々と持ち上げ空に舞い上がり
そしてさっきの様に猛スピードで飛び出した
メジュ「お〜の〜れ〜待〜て」
悪魔の声がもう遠くの方から聞こえる。
のび「と、ところで逃げる宛てはあるの??」
猛スピードの中息絶え絶えになりながらそう言うと
少女「・・・・・ない」
どうやら考えていなかったらしい・・・
のび「しょうがない・・・とりあえずあそこへ行こう」
目まぐるしいくらいの衝撃の出来事ばかりが起きて頭の中の整理はつかなかった
しずかちゃんがどらえもんに行かなければならなかった理由・・・
あらかじめ日記に付けられている地球滅亡のシナリオ・・・
そして最後に彼女が話そうとしたドラえもんの行方・・・・
これらのことはまた月が昇って月明かりで元に戻った時にでも
しずかちゃんに聞くしかないか・・・
でもこれから自分が何をすべきことが分からなかった
どうすりゃいいんだよ・・・・ドラえもん
103 :1:2007/01/20(土) 20:48:31.33 ID:igDzq5vp0
−どらえもん 教団本部内のモニタールーム−
隊員「どうやらしずかはメジューサが石にしたそうですが
type Mは取り逃がしたようです。残念ながら野比のび太とその息子と
接触が確認されました」
空に浮かぶバイクの様な乗り物に乗った男が焦りきった様な声で言った
隊員「誠に申し訳ございません!しずかにあのことを喋られたら
彼らに事実を知られる恐れが・・・」
どら「いいんだよ・・・よくやってくれた。
石にしてくれただけでも上出来だ」
彼は隊員を労わる様な声で優しく言った
どら「もう彼女は元の姿に戻ることはない・・・
そしてあの刑事もね・・・」
そう言ってガチャッと回線を切った
そして彼は懐からボロボロになった日記帳を出した
2022年9月18日
その日から空には毎日あついくもがたちこめ
たいようもつきも顔を出さなくなる
そう彼は書き終えると日記を閉じまた懐に入れた
その顔はこの世のものとは思えない不気味な笑みを浮かべていた・・・・
104 :1:2007/01/20(土) 20:51:23.55 ID:igDzq5vp0
ここら辺で第8話終了です。
再開はまた明日の昼くらいですかね。
みなさん保守お願いします。
92 :あと 3日と 3時間:2007/01/20(土) 17:07:24.44 ID:eTkJwffQO
ドラえもんの映画借りてくるわ!!
102 :1:2007/01/20(土) 20:38:30.08 ID:igDzq5vp0
>>92
この物語の中でも話題になってる
魔界大冒険とか鉄人兵団はおすすめです
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