その1 その2 ←いまココ その3
※続きは追って沙汰を待たれい(´・д・`)
「>>1以外のレスはいらねーよ」というかたはこちら(蛇屋さん)
118 :1:2007/01/12(金) 15:25:44.12 ID:8Z/vBwF80
おおっ!まだ残ってた保守乙です。
結構書き溜めたんでこれから投下しますわな。
119 :なめ猫♂:2007/01/12(金) 15:26:44.27 ID:0sK9gDtJ0
やっと北かwwwwwwww
120 :1:2007/01/12(金) 15:27:20.69 ID:8Z/vBwF80
第三話 元少年、今中年
「・・・・・・」
その三人はまるで親に叱られた後の様に下を向いたままに黙り込んでいた。
ここはトーキョーシティの団地・・・のび家の居間・・・
パパは飲みに行くと行っていたのに何でこんなに早く慌てて帰って来たんだ?
ノビスケは不思議に思った。
いつもこの三人が集まれば毎回朝方まで帰って来ないのに・・・
こりゃなんかあったなwww
飲み屋でケンカでもやらかしちゃったのかなww
パパならその場で謝ってすぐ逃げちゃいそうだけどねwww
121 :1:2007/01/12(金) 15:30:05.10 ID:8Z/vBwF80
ノビ「パパ何かあったの?
もしかして近所の野良犬に追われて帰って来たとかじゃないよね?」
そういつもの調子でおどけながら父親に尋ねると温厚なパパにしては
珍しく大きな声でどなってきたんだ。
のび「少し黙っててくれノビスケ!
パパ達は大事な話をしなくちゃならないんだ!」
さすがの僕もパパのあまりの凄みにたじろいて口をつぐんでしまった。
のび「怒ってすまないなノビスケ。
悪いけどさ、ちょっとあっちへ行っててくれないか?」
ノビ「う、うん・・・」
僕はすごすごと部屋から出て行った・・・
わけはなく襖の裏から大人達三人の大事なお話をチャッカリ聞いていたわけだが。
122 :1:2007/01/12(金) 15:32:27.84 ID:8Z/vBwF80
ノビスケは三人が帰ってきた時から気になっていることが一つだけあった。
パパが後生大事そうに脇に抱えてるあの青い玉だ・・・
あれは何かある・・・
パパが大事そうに持っている理由・・・たぶんあの玉は巨大パールか
それとも某国のスパイ装置か何かなんだと考えていた。
何でも大げさに考えてしまうのはノビスケも父親とよく似た所があるらしい。
そんなことを考えているうちに体の大きな男が口を開いた。
ジャイアンおじさんだ・・・・
123 :1:2007/01/12(金) 15:34:55.55 ID:8Z/vBwF80
ジャイ「鉄人ロボットの足に、それを呼び寄せる玉。これは何かあるぜ。」
鉄人ロボットと呼び寄せる玉!!何て素敵なアイテムだ!!
そんなものをパパ達は持っていたのか!!!
ノビスケは踊り出したいくらいに嬉しかった。
スネ「そ・そんなあ。また何か起こるの?
あんなこと経験するのはもう嫌だよ・・・」
スネ夫おじさんが泣きそうな様な声で叫んだ。
のび「それもあるけどもう一つ気になることがあるんだ。
今日の昼間に僕を襲ってきた怪しげな連中のことなんだけど・・・」
ジャイ「何だ?そいつらがロボットだったってか?」
のび「い、いや違う。一応人間だった・・・と思う
でもそいつらが着てたTシャツの柄が気になってるんだ。」
スネ「Tシャツの柄???放送禁止用語でも書いてたのか?」
のび「そんなんじゃない・・・僕達のよく知っている顔が書いてあった。
それが・・・・ドラえもんの顔なんだよ・・・・・」
124 :1:2007/01/12(金) 15:36:45.92 ID:8Z/vBwF80
そうパパが言った途端、三人は凍りついた。
ドラえもん・・・僕も良く知ってるロボットの名・・・
駄目なパパを助けるために未来の世界からやって来たスーパーお助けロボット!
パパからよく一番の親友だったってよく話してもらってたっけ・・・
小学校だかそれくらいの時に別れたらしいけど・・・
125 :1:2007/01/12(金) 15:39:15.52 ID:8Z/vBwF80
スネ「ドラえもんの顔??何言ってんだのび太www
ドラえもんはお前が中学生になる前に未来の世界に帰ったはずだろ?
そもそもドラえもんの顔なんて知ってるのはオレ達くらいのもんだし・・・」
ジャイ「そうそう、見ず知らずの奴らが知ってるわけねえっつうの
見間違いだ、見・間・違・い!」
二人にことごとく否定されたパパはそれでもひるまず言い返した。
のび「見間違いなんかじゃない!!
朝方見た奴らの柄ははっきりとは見えなかったけど、もう一回見たんだ
さっきの事故現場にも来ているのをはっきり見たんだ!!
何かあるよ絶対!!」
ジャイ&スネ「・・・・・・・・」
126 :1:2007/01/12(金) 15:47:54.23 ID:8Z/vBwF80
( ^ω^)
のび「とにかくTVでも見よう。
さっきの事件についてのニュースがやってるかも・・・」
パパは真下に置いてあったリモコンで立体テレビの電源をつけた。
電源が付くと同時にすぐ2ちゃんねるにチャンネルを変えたらしい。
VIP NEWSがやっていた。
現場の( ^ω^)アナの報道によると
( ^ω^)「事故現場には10メートルくらいの大きな穴が開いてるお。
どうやらケガ人はいなかったみたいだお。よかったお。
空飛ばなくてすんだお。」と何やらやたら楽しげに言っていた
だがそこにあったであろう巨大な何かは忽然と姿を消していた。
( ^ω^)「事故の処理班が来てすぐ回収していったんだお」と( ^ω^)氏は言った。
そしてその回収作業の様子が流れ始めた。
巨大なクレーン車に巨大な足が吊り上げられている。
わくわくするような大きさだ。
そして現場の作業員のアップになった。
驚いた・・・・作業員は作業用の服を着ていたが背中の辺りには
丸くて大きな顔と巨大な口が描かれていた。
それにはさすがの僕も驚いた。
これはまさしくパパの言っていたとおりドラえもんの顔だ。
よく写真で見せてもらっていたから僕でも判別出来る。
ジャイ&スネ「・・・・・・・・・!!!」
二人はもう否定する気も起こらず完璧に黙りこくってしまった。
127 :1:2007/01/12(金) 15:50:08.75 ID:8Z/vBwF80
数分みんなは黙っていたが突然何か思い出したかのように
スネ夫おじさんが言った
スネ「あっ!前に秘書から聞いたこと思い出した。
ドラえもんの顔はどうだか知らないけど、変な顔をトレードマークにした
団体があるって。うちの会社のドームを借りて集会をしたいって
その団体から要請があったんだ」
ジャイ「おい!!そりゃどう考えてもその団体だぜ!」
スネ「多分そうかもね、集会なんてどう考えても怪しげだったけど
あっちが破格の値段で交渉してきたから思わず貸しちゃったんだ。」
ジャイ「お前って奴は金のためなら・・・」
あきれた様子でジャイアンおじさんが言った。
128 :1:2007/01/12(金) 15:52:28.61 ID:8Z/vBwF80
のび「とにかくドームを借りて集会ができるほどの団体が
鉄人のパーツを集めている。これはどう考えても怪しいよ!!」
ジャイ「ああそうだな、こいつらは絶対怪しい奴らに違いない」
スネ「そうそう・・・絶対何か企んでるよ・・・」
のび「奴らの所在とか目的は分からなかったの?」
スネ「いやタダの組織結束のための集会がしたいとしか・・・」
ジャイ「何だそりゃ・・・まるっきりどんな団体かわからねえじゃんよ!
何のための社長なんだか・・・」
ジャイアンおじさんがまたあきれたように言った。
スネ「そんなことまで把握出来てるわけないでしょ!社長だって人間なの!!」
スネ夫おじさんは憤慨した。
130 :1:2007/01/12(金) 16:03:42.39 ID:8Z/vBwF80
スネ「そういえば今月の下旬にまたドームを借りたいって連絡があったな・・・」
のび「それだ!!変装してみんなでその集会に乗り込むんだよ!!
みんなで奴らの陰謀を暴くんだ!!」
いつもはカッコ悪いパパだけどこのときばかりはちょっとカッコよかった
パパがそう言った瞬間、二人は顔を見合わせて練習もしたわけでもないのに
大きなため息をついた
のび「い・一体どうしたのさ?みんな元気がないぞ!!」
スネ「おいおい・・・オレ達もう子どもじゃないんだぜ・・・
家庭もあるし、仕事もある。そんな危険な所になりふり構わず行ける
ような年じゃないんだよ。ケガでもしたらみんなに迷惑かけることになるし」
ジャイ「そりゃあガキの頃ならみんなして行っただろうな。
だけど今の俺たちにゃもう無理だ・・・」
のび「・・・・・・・」
二人のあまりにも現実的な言葉にパパは詰まってるみたいだった
131 :1:2007/01/12(金) 16:11:07.31 ID:8Z/vBwF80
のび「でも今までも僕たちの力でどんな大事件も解決してきたじゃない!!
年とか仕事なんて関係ないよ!!」
パパは懇親の力を振り絞って言った。
スネ「のび太はこういう時になると格好いいこと言うよな。
確かに今の俺たちでもやれるかもしれない・・・・
だけど昔あって今ないものがある・・・・」
のび「何だよ!!今ないものって!!」
スネ「ドラえもんがいない・・ドラえもんの道具のおかげで危機を回避できてたんだろ!!」
スネ夫おじさんは大きな声でその理由を断言した。
パパも理由を聞いてうなだれてしまった・・・
またいつものカッコ悪いパパに逆戻りだ・・・
132 :1:2007/01/12(金) 16:18:06.37 ID:8Z/vBwF80
のび「確かにそうだね・・
ドラえもんのおかげで僕達はどんな危機も解決できてたんだ・・・
今の何にもない中年の僕たちじゃ・・・」
パパはますますグンニャリしてしまった。
ジャイアンおじさんが慰めるように言った。
ジャイ「今のオレ達にだって何もできないわけじゃない
このボールをどこかに隠して、こいつらのこと警察に話す。
それだって立派な行為なんだぜ・・・」
のび「う、うん、そうだね」
パパはグンニャリした肩をあげてハキのない声で答えた。
134 :1:2007/01/12(金) 16:29:50.21 ID:8Z/vBwF80
ことの一部始終を聞いていた僕は頭にきた!!
パパはあんなに昔の僕たちは勇ましくて地球を救ったって何度も言ってたくせに
今じゃ理由をつけて結局行かないんじゃないか!!
僕だったら今すぐ奴らの所へ行ってメッタメタのギッタギタにのしてやるのに
嘘じゃないぞ!!本当だ!!
そうしているうちにパパ達は警察に話すという方向で決まったらしく
ジャイスネおじさん達は僕に挨拶して家に帰って行った。
二人が帰ったのを見計らって僕はパパに詰め寄った
ノビ「パパ!!警察になんて連絡することないよ!!
僕も手伝うから奴らの所に乗り込もうよ!!!」
パパは一瞬あっけにとられた様だったがすぐに僕を諭すように言った
のび「ノビスケ、この事件は僕達の手に負えるようなことじゃないだ・・・
悔しいけどこのことは警察に任せて
ノビスケは宿題をする、パパは会社に行く・・・それが一番いい・・・」
その時パパはとても悲しそうな顔をしていたんだ
135 :1:2007/01/12(金) 16:44:07.17 ID:8Z/vBwF80
ノビ「うん分かった・・・行かないよ宿題してくるよ・・・」
僕はまるで純朴な子供が答えるように言った・・・
と見せかけて僕はある計画が頭の中に駆け巡っていた。
次の日パパは早め家から出て行った。朝イチで警察にこのことを相談するためらしい。
パパが出て行くのを見計らって僕は超薄型携帯を出した
僕達の仲間に電話をかけるためだ・・・スネ樹とジャイチビだ
二人は昨日来ていたおじさんたちの息子だ・・・そして僕の子分みたいなもんだ
二人が電話に出ると同時に僕は大きな声で言った
ノビ「お前らに大冒険指令を出す!!
謎の秘密結社の集会に乗り込み!ロボットを奪還する!!!」
136 :1:2007/01/12(金) 16:46:31.20 ID:8Z/vBwF80
今日はここら辺で一旦終了します。
なるたけ深夜くらいに再開できる様に頑張りますんで
137 :VIP皇帝:2007/01/12(金) 17:09:03.67 ID:ysUvD5QqO
ノビスケってのび太の息子だよね?
138 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 17:21:45.26 ID:XhHrC/3RO ?BRZ(6033)
>>137
父も息子もノビスケ。確か
140 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 17:38:40.36 ID:sB1CuM7A0
息子に乳の名前つけるとか気が狂ってる
141 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 17:42:28.01 ID:JXL1/g+Z0
>>140
のび太の父 のび助
のび太の息子 ノビスケ
まぁたして変わらんがwwwwwwwwww
145 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 18:13:19.20 ID:dwBNE3NN0
>>140
孫悟飯
146 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 18:14:29.55 ID:sB1CuM7A0
>>145
他界してるからまだいいよ
父親だろ…?
あの世界なら絶対生きてるよ…
148 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 18:29:00.72 ID:dwBNE3NN0
>>146
巨大化したのび太に踏み潰されて死亡
149 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 18:34:31.01 ID:6i3WzBu70
>>148
ちょwwwwヒドスwwwww
151 :愛のVIP戦士:2007/01/12(金) 19:02:35.95 ID:LU60C4hH0
( ⌒⌒ )
| | |
___, - 、
/ ___)
/ | ノ i , ──- 、
. i __| (・| /____ ヽ
| ( ○ |ノ−、 −\ | |
ヽ/ /⌒ヽ__つ | ・|・ |─ |__/
_| |二⊃ (^ヽ、 | −o − ′ )
| \ ヽ──、 (⊃`ヽ) !└── ⌒ヽ /
/ \ ̄j ̄\/\へ ノ ヽ、ヽ__ノ/
| `7 \`> /|/\/\
おい!孫とわしの名前が一緒じゃないか!! 考えるのめんどくさかったんだよ!!
楽すんじゃねえ!!
172 :1:2007/01/12(金) 23:56:55.62 ID:LxMzm+E30
第4話 ノビスケSOS
トーキョードーム前 午後6時半
人が多すぎて足の踏み場もない
いつも集まってくる野球観戦の客の数より多いみたいだ。
「ねえ〜こんなとこ勝手に入っちゃって大丈夫なのお?
パパにばれちゃったら怒られちゃうよお・・・・ほんとに大丈夫なのお?」
太目の子供がその大きな体からは想像できない様な声で弱々しく尋ねた。
「そうだぞ!謎の秘密結社なんて・・・・
そんな恐ろしい奴ら絶対おそろしいのばっかりなんだから
絶対安全って保証はあるんだろうな??」
キツネ目の小柄な少年がその子に同調しながら尋ねた。
「何言ってんだよ!!謎の秘密結社なんかでびびんなよ!
オレ達三人がいればそんな奴らへっちゃらだって!!」
いかにも元気そうな少年が快活に答えた
173 :1:2007/01/13(土) 00:08:54.07 ID:FSeqjtRe0
「・・・・・・・・」
二人は怪訝そうな顔つきでその少年を見つめていた。
最初の太目の少年はジャイチビ、どうやらあだ名らしいが本当の名前は
あとの二人は知らないらしい・・・
そしてキツネ目の少年はスネ樹、いかにも金持ちが着るような
ブランド物の服装が人々の目を引いた
そして最後の元気そうな少年はノビスケ、どうやらこのメンバーの中では
結構な権力者らしい、つまりはガキ大将って奴だ・・
177 :1:2007/01/13(土) 00:22:20.32 ID:h0Dkit580
ノビ「おい!!何怖がってんだよ!!
いざとなったらこれがあるじゃん!!これさえあれば奴らも怖くない!」
ポケットをまさぐると手のひらに収まるくらいの小型拳銃が出てきた。
拳銃と言っても子供用のおもちゃで、もしもろにくらっても
少ししびれるくらいの威力しかない・・・
スネ樹「分かったよ、ノビスケの言うとおりに行けばいいんでしょ行けば・・・
ところでどうすんのさ??裏口から入るにしたって裏口知らないし・・・」
ノビ「裏口知らないのかよ!!お前んちのパパが持ってんだろこのドーム
全く何のための社長の息子なんだか・・・」
スネ樹「息子だって知らないものは知らないのっ!!」
スネ樹のパパはこのドームを管理運営するくらいの資産を持つ大企業の社長だ
よくノビスケもスネ樹の自慢をことあるごとに聞かされている
180 :1:2007/01/13(土) 00:41:19.74 ID:h0Dkit580
ノビ「しょうがない!正面から突入だ!」
スネ樹&ジャイ「正面から突入???結局どうするってこと??」
ノビ「正面突入!つまりは金払って堂々と中に入るんだよ!!」
突入ってどんな大層なことかと思ったら普通に入場とはそんな大げさに
言うことでもないじゃん・・・と二人はあきれながら見つめていた。
スネ樹「金払うったってみんなお金もってるの?おこづかいじゃ無理そうだし」
すぐ横の電柱にこの集まりの告知ポスターがでかでかと貼ってあった
入場料1万5千円、とても小学生のおこづかいでは入れそうもない
ノビ「そりゃお前持ちに決まってるだろ
パパからゴールドカード貰ってるんだろ?今回はそれで頼むよ
俺からの一生のお願いだからさあ〜。ねえ〜スネ樹ネ申様」
ノビスケには珍しくへり下った態度に悪くない気がしたスネ樹は
嫌々ながらも承諾した
ノビ「さっすが〜スネ樹ちゃま!!心の友〜!!」
こういう時のノビスケは本当に調子がいい
181 :1:2007/01/13(土) 00:54:43.46 ID:h0Dkit580
スネ樹のゴールドカードでドームの中に入ると会場内は異様な熱気で
満ち溢れていた。中にいる人のほとんどが同じ格好をしているのだ。
半そでのTシャツ、真ん中にはデカデカとドラえもんの顔、目はうつろだ
さすがのノビスケもゾクッとした、本当にやばい奴らなのかも・・・・・
ジャイチ「ねえ〜みんな変なTシャツ着てるよお、何なのさあ、あれ。」
ジャイチビが怯えきった様子でノビスケに聞いてきた
ノビ「俺も深くは知らん!!でもあのTシャツに書かれてる顔なら知ってる
ドラえもんだ!!!!!」
ノビスケは大したことでもないことを、自慢げに答えた
183 :1:2007/01/13(土) 01:02:42.60 ID:h0Dkit580
スネ樹「そんなこと知ってるよ。パパから写真見せてもらったことあるもん
未来から来たロボットだろ?僕達が聞きたいのは何でそのドラえもんの
顔のシャツ着た連中がいるんだってことなの!何してる連中なの」
ノビ「うっ!!そんなこと知るか俺もよくわかんねえんだから!!
とにかく集会に出ればわかんだよ、そんなもん!」
スネ樹の的を得た発言にたじろいだノビスケはガキ大将特権で話を切った
184 :あと 10日と 19時間:2007/01/13(土) 01:03:44.27 ID:0bYsMqlK0
ちょwwwwノビスケDQNwww
185 :あと 10日と 19時間:2007/01/13(土) 01:05:43.27 ID:r/6aP/jg0
ノビスケ=ジャイアン
スネ樹=スネオ
ジャイチビ=のびた
ちなみにジャイチビの本名はヤサシ
186 :1:2007/01/13(土) 01:19:05.79 ID:h0Dkit580
「え〜みなさん〜今日はよくお越しくださいました
まもなく第129,3回どらえもん集会始まります
どらえもん登場までいましばらくお待ち下さい〜」
どこからともなくスピーカーの声が聞こえてきた。
ジャイ「どらえもん登場??
やっぱりこの集会にはどらえもんさんってのが出てくるのかな?」
ジャイチビがのんきそうに言った。
スネ樹「だろうね・・・どらえもんってのが人間かロボットなのかわかんないけど」
その話を横で聞いていたらしい大学生が親しげに話かけてきた
大学「君達小学生だろ??どらえもん集会は初めてかい??」
ノビ「あ・あ〜まあ初めてです。」
大学「そうか、そうか。早いうちからどらえもんに興味を持つのはいいことだよ」
大学生は嬉しそうに言った。どことなく目が宙に浮いているのが怖かった。
188 :1:2007/01/13(土) 01:32:56.07 ID:h0Dkit580
スネ樹「ところでどらえもんって何者なんですか?
人間?それともロボット??」
スネ樹はその人物のことを自分たちよりかは詳しく知っているらしい
大学生に聞くことにしてみた
大学「人間?ロボット?彼をそんな低い次元の生物と語らないでくれ!!!
彼は言うなればネ申!!または地球を救うヒーローと言ってもいいね。」
大学生はスネ樹の発言が勘にさわったらしく声を荒げて言った
ノビ「地球を救うヒーロー??何ですかそれ」
大学生「そうヒーローさ、実際何度も地球の危機を救ってきたらしい
まああの姿のあの声を聞けばそれも納得だけどね」
三人はますますわけが分からなくなった。
そうしているうちにドームの中央にスポットライトが集まり
中央からこの会の司会者らしき女が出てきた
大学生「司会が出てきぞ!!!」
191 :1:2007/01/13(土) 01:47:13.79 ID:h0Dkit580
まだ司会者が出てきただけなのに会場中の熱気が
2〜3度上がった様な気がした。
その様子をボケっーと見ながら眺めていたジャイチビが突然目を丸くして言った
ジャイチビ「あれっ!?どこかで見たことあると思ったら
あの人マチャミーだよ!!」
ノビ&スネ「マジでか!?」
マチャミー、日本で女芸人ナンバーワンの人物と言ったら彼女だ
ピンク色の毛皮を着て的確な突っ込みで芸人をいじる人といえば日本人なら
誰でも知ってる、TVっ子のジャイチビはすぐさま見抜いた
ノビ「でも何でマチャミーがこんな所にいんだよ・・・」
するとまた横の大学生がそんなことも知らないのこと言った様子で言った
大学「彼女はどらえもんに古くから入っておられていた人だ
そんなことも知らないとはあきれたもんだ」
193 :あと 10日と 19時間:2007/01/13(土) 01:56:23.36 ID:xs90KrurO
マチャミwww草加wwwwww
194 :1:2007/01/13(土) 01:58:29.28 ID:h0Dkit580
マチャミーは会場内の歓声が静まると大きな声で言った
マチャ「あんた達ーー!今日はよく来てくれたね!!
マチャミーとってもうれしいよ。
今日はどらえもんが空き地集会でいいものを見せてくれるらしいよ。
あたしもwktkで夜も眠れなかったよお〜」
マチャミーはまるで昔からの友達にでも話しかけるかのように言った
「いいものってまさか・・・!!」ノビスケも内心wktkだった。
マチャ「どらえもんが出てくるまでもう少しかかるらしいから
それまで恒例のカラオケ大会でもしようじゃないの
第129,3回 カラオケ歌詞を見ないで歌いきったら100万円大会〜」
また会場内の熱気が再燃した。
195 :1:2007/01/13(土) 02:08:33.08 ID:h0Dkit580
マチャ「じゃあ今日の挑戦者は誰だ〜
みんな手を上げろ〜〜〜!!!」
マチャミーがそう言った瞬間会場内の手という手が一気に上がった。
みんな当てて欲しくて堪らないみたいだ。
スネ樹はあきれた様子でその騒ぎを眺めていた
大学生も本当は飛び跳ねたいほどの手のあげ方をしている。
スネ樹「全くあきれたもんだよ、人前で歌うなんて馬鹿らしい
ねえノビスケ・・・・っっ!!!」
スネ樹は言葉を失った
ノビスケはこの場を怪しむどころか嬉しそうに手を振りまくっていた
というか飛び跳ねている・・・
196 :1:2007/01/13(土) 02:18:01.08 ID:h0Dkit580
スネ樹「おい!!!こんなとこで目立っちゃやばいだろ!!
奴らに怪しまれないようしなくちゃいけないだろ!」
ノビ「おいおいwww今はそんな場合じゃないぜww
100万だぞ、100万円!!100万あれば空中スクーターも本物プラモも
なんでも買えるんだぞ!!」
こんな時のノビスケは何を言っても聞かないのは良く知ってる・・・
スネ樹「駄目だこりゃ・・・ねえジャイチビ・・・」
彼も申し訳なさそうに手をあげていたスネ樹は頭をかかえた
マチャ「じゃあー今日の挑戦者はーーー!!
お前だよーーーーー!!!」
マチャミーが指差したその先には三人の方向に向いていた
ノビ「うほっ!!!!俺かwwwwww」
マチャ「違うよ!!!!隣の太ったガキンチョだよーーーー!!」
ジャイチビ「ぼ・僕!!????」
197 :1:2007/01/13(土) 02:21:39.81 ID:h0Dkit580
今日はここら辺で・・・話あんまり進まなかったな・・orz
続きはまた今日の午後くらいに再開しますんで
っていうか閉鎖騒ぎで2ちゃん自体やばいらしいっすね
2ちゃん閉鎖までには完結させたいけど・・・・
その1 その2 ←いまココ その3
まあ楽しみにしておこう
同じ記事が!
全然気付かなかった。ありがとう。
すぐさま直しました。