その1 ←いまココ その2 その3 その4
その5 その6 その7 その8
※ちょいグロがあるからそれ系が嫌いな人は読まん方がいいかと。
※この物語はフィクションです。実際の人物や団体には一切関係ありませんよ。
1 :はっさく:2007/01/07(日) 15:44:49.59 ID:vH0kAioy0
自分は最初には絶対死なないよな?
自分が死ぬのは中盤か終盤だよな?
でも絶対最後まで生き残らないよな?
3 :うめ:2007/01/07(日) 15:45:30.20 ID:lekqzZ020
あるあるwww
4 :音速2ゲッター ◆.9soTmpngI :2007/01/07(日) 15:45:34.19 ID:juJ7zz5l0
俺は始まる前に死ぬタイプ
5 :鯵:2007/01/07(日) 15:46:32.66 ID:87yoJvFi0
最後までは妄想しないだろ・・・・・
12 :鰒:2007/01/07(日) 15:48:44.74 ID:Cs+qqpvX0
途中でクラスのアイドルと自分が恋に落ちる妄想するよな?wwwww
13 :はっさく:2007/01/07(日) 15:49:29.41 ID:vH0kAioy0
>>12
あるあるwwwwwwでも結局自分は盾になって死ぬ
何故か最初自分は強い武器を持っていない
22 :アンデス:2007/01/07(日) 15:53:10.13 ID:YzSusKrG0
好きなこと二人だけ残って「君の子と好きだったよ。いままでありがとう。」って言って自分は自殺しました
35 :VIP皇帝:2007/01/07(日) 15:59:40.46 ID:1I1JepIu0
人数が半分になったところで放送が流れる
「えー。ただ今人数が半分になりました。
この殺し合いから抜け出す方法を教えます。
その首輪をとるための道具を金庫の中にいれてあります。
金庫の場所は○○さんが知っています・・・
そしてその鍵と番号は○○君(俺)が持っていますよ・・・では頑張ってくださいねw」
そして俺は支給された番号が掘られた鍵をポケットから徐に取り出す
「クソッ。やつらはゼッタイ俺のことを(ry」
(^ω^;)
38 :とうがん:2007/01/07(日) 16:00:38.51 ID:1I1JepIu0
絶対にブスとキモメンは生き残れないんだよな、俺たちの頭の中では
40 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:01:42.69 ID:vH0kAioy0
俺の中ではキモメンそこそこ強かったぞ?
ブスは情け容赦なく殺されてたが
46 :鮑:2007/01/07(日) 16:04:28.72 ID:zV+edl/BO
仲良い奴を殺すかどうかで悩む
51 :鮟:2007/01/07(日) 16:05:44.41 ID:Cs+qqpvX0
>>46
悩んでたらそいつから先制攻撃食らうんだよな
8 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:47:03.04 ID:NujfsQVO0
妄想して実際ぜんぶ文章にしたwwwwwwwww
黒歴史wwww
10 :ほうれんそう:2007/01/07(日) 15:47:48.77 ID:nLOVvNZ8O
>>8
うpwwwwww
11 :はっさく:2007/01/07(日) 15:48:34.80 ID:vH0kAioy0
>>8
PC内に4年前のテキストフォルダ発見
↓
バトロワしてる妄想文
↓
なんてこったい
16 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:50:56.21 ID:NujfsQVO0
>>10-11
印刷したやつ探してくるwwwwwwwwwwwwwww
でもPC内のテキストフォルダは削除したからうpするにも打ち直しだwwww
18 :はっさく:2007/01/07(日) 15:51:47.91 ID:vH0kAioy0
>>16
うpする?
ものすごく痛かったが
24 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:53:37.92 ID:NujfsQVO0
>>18
見つけたがひどい惨状だったw
長杉て打ち直しむりぽ
27 :はっさく:2007/01/07(日) 15:55:31.22 ID:vH0kAioy0
>>24
俺の作品より痛々しくはないだろうから安心しろ
32 :鴎インフルエンザ:2007/01/07(日) 15:58:08.94 ID:NujfsQVO0
>>27
うpwwww
37 :はっさく:2007/01/07(日) 15:59:55.11 ID:vH0kAioy0
>>32
痛いぞ?
53 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:06:53.49 ID:vH0kAioy0
>>32
あったあった
薄暗い。
佐藤凌は教室を見渡す。
どこから見ても3年2組の教室である。
皆机に伏していた。
確か、俺らは終業式が終わって通知表とか貰って、給食食べて帰りの会してたはずだけど。
何が起こったんだろ?
時計を見る。午後5時。道理で薄暗いわけだ。
「なぁ、直ちゃん。直ちゃん!」
三浦マミは後で寝ている暁天直久に声をかける。
「……ん? 何?」
「何? じゃないよ! 起きてよ! 何か皆寝てるんだよ!」
「そりゃ見ればわかるよ」
「うわ、何これ!」
大きい声を出したのは神田祐香。首を触って蒼白な顔をしている。
「……みんな、首になんか変なのついてるよ…」
「……まさか、ね」
岩崎ミキカは、呟く。
「この世の中に、バトルロワイアルなんて…あるわけないよね」
^^;;;;;;;;
55 :鮟:2007/01/07(日) 16:08:53.28 ID:Cs+qqpvX0
>>53
∧_∧
( ´・ω・`) ∧_∧
/ \ ( )何言ってんだこいつ
.__| | .| |_ / ヽ
||\  ̄ ̄ ̄ ̄ / .| | |
||\..∧_∧ (⌒\|__./ ./
||. ( ) ~\_____ノ| ∧_∧
/ ヽ キモイ \| ( )
| ヽ \/ ヽ. 誰か警察呼べよ
| |ヽ、二⌒) / .| | |
56 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:10:24.86 ID:vH0kAioy0
>>55
一番死にたくなるのは自分
原稿用紙200枚分とか終わってる
58 :とうがん:2007/01/07(日) 16:11:26.58 ID:1I1JepIu0
>>56
つまりこのスレはレス2個=原稿用紙1枚として
>>400までは確実にいくってことか
62 :鱒:2007/01/07(日) 16:14:18.00 ID:44fIvWK20
全員山田でおk
63 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:16:01.54 ID:vH0kAioy0
>>62
面白そうだな
66 :鱒:2007/01/07(日) 16:20:21.36 ID:44fIvWK20
山田「私、山田君の、ことが、好き、だっ・・・」 バタッ
山田「嘘だろ!?おい、山田!山田ぁぁぁぁぁぁ!」
山田「ここはもう駄目だ!逃げるぞ山田!」
山田「山田!山田ぁぁぁぁぁ!」
山田「オラ!死ねぇぇぇぇ!」 パララララララ
山田「ギャー!」
山田「ギャー!」
山田「ギャー!」
山田「ギャー!」
73 :ねぎ:2007/01/07(日) 16:29:49.11 ID:KhQVggD/O
>>66
深くにもワロタwww
68 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:21:27.98 ID:vH0kAioy0
ガラガラとドアの開く音。
3年2組担任が姿を現す。
「おいお前ら、起きろ」
明るい声が教室に響く。
ぞくぞくと起きるクラスメイト達。
ザワザワとうるさくなる教室。
「山田、起きろ」
空虚に響くその声。
「早く起きないと、殺すぞ」
山田恭兵は目を覚ます。
「先生、俺らなんで寝てたんですか?」
山田亨太が担任に問いかける。
「……うるせぇ。今話すところだから静かにしろ」
落ち着いた口調が余計怖さを増した。
シーンとなる教室。
「じゃ、説明始めるな」
作り笑いを浮かべる担任。
「今日はお前らに、ちょっと殺し合いをしてもらうわ」
75 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:31:53.70 ID:vH0kAioy0
「は?」
山田拓朗は素っ頓狂な声をあげる。
「……な…何言ってるの?」
「言葉のままだが?」
担任は真顔で問いかえす。
「何か?」
また騒然となる教室。
泣き出す山田尚美。頭をかかえる山田翔太。
「……うるせぇ。次喋った奴、殺すからな」
担任の言葉で一瞬にして静かには、ならなかった。
声は収まるどころか、余計に広がり、騒がしくなっていく。
銃声。
担任はニヤリと笑う。
噴出す血。飛び散るゼリー状の脳。
教室が静まり返った。と思うと悲鳴。
誰も後ろを振り返らない。
山田啓悟の頭が、半分欠けた。
「言いつけを守れないとこうなる」
担任は微笑んだ。
教室は完全に静まり返った。
じゃしばらくお付き合い下さい。
76 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:32:28.28 ID:vH0kAioy0
「さて、お前らにはまた眠ってもらう」
担任は話し出す。
「この次は、学校のどこかで目覚めることになるだろう。鞄に説明書を入れとくから、それちゃんと読めよ。
説明すんの、時間もったいないからな。わかったな? 質問は受け付けない」
少しの間。
「では、お前ら。健闘を祈る」
【34人】
78 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:33:29.62 ID:vH0kAioy0
ピピピピ、ピピピピ。
ピピピピ、ピピピピ。
単調な電子音で、山田千恵は目を覚ます。
……ここは、どこだろう?
何が起こったのかわからない。
短い間に色々なことが起こりすぎて、何が起こったのかわからなかった。
確か、先生が殺し合いをするとか言って……
猛烈に吐いた。
ケイゴの死体を思い出したからだ。
……嘘、嫌だよ。殺し合いなんて。
ていうか、どうやってやんのさ? 説明なんて全然されてないじゃない。
…気持ちを落ち着かせろ。まずここがどこかを判断しろ。それからだ。
山田は、辺りを見渡す。
雑然と並ぶ、机。
前方には二段の黒板とクラヴィノーバ。左には定期演奏会の手作りポスター。
……音楽室、か。壁に貼ってある肖像画が不気味だ。
さらに、あるものを発見する。
リュック。というよりナップサックに近いだろうか。
それは彼女の頭の近くに置かれていた。
何だろ、これ。
手を伸ばして、中を確認する。
79 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:34:22.67 ID:vH0kAioy0
真っ先に手に当たったのが、目覚まし時計。
そういえばまだ音が鳴っている。急いで音を止めた。
時計の針は7時ちょっきりをさしている。
それ以外には、給食で出るコッペパン一個、500mペットボトル1本。中身はただの水。
コピー用紙一枚。それに……何これ?
最初、何かそれが何かわからなかった。
10秒ほどして、何かがわかった。
小型銃。
名前はわからない。
けど、武器だった。
山田はおそるおそるそれをリュックに戻す。
……これで、殺しあえってこと?
外の僅かな明かりにコピー用紙が照らされている。
コピー用紙には、文字が書かれている。
第1回 校内バトルロワイアル大会 大会規約
・最後の1人になるまで、学級のメンバーで殺しあう。
・殺す手段はどんな方法を使っても良い。
・武器はランダムで支給される。
・制限時間は3日。
・1日ごとに、3階から順番に禁止エリアに指定されていく。
・禁止エリアに居た者は、首輪が爆発し死亡する。
・校外に出た者(学校の敷地外に出た者)は、首輪が爆発し死亡する。
・3日以内に優勝者が決しない場合、全員の首輪を爆破する。
彼女がそれを読み終えた時、遠い所から銃声が聞こえた気がした。
80 :ポンカン:2007/01/07(日) 16:36:22.61 ID:vH0kAioy0
<殺人>
「……で、どうしよ」
3階給食室に山田弘幸は居た。
いきなり殺し合いとか言われても、正直困る。
夢かと思い頬をつねってみたが、痛い。これは夢ではない。
鞄の中には、食料と大会規約の他に、竹刀が入っていた。
……山田じゃあるまいし、これでどうやって戦えって言うんだ。
とりあえず、落ち着け俺。考えよう。
無闇に歩いたら殺される恐れがある。
まだ校内は暗いし、明るくなってから行動を開始しよう。
それまで仮眠でもとるか……いや、駄目だ。寝ている間に殺されるかもしれない。
誰か強い奴と合流できたら、心強いんだがなぁ。
給食室のドアが、開いた。
山田は体を強張らせる。幸いなことにエレベーターの前に居たこともあって、ドアを開けた人の視界に入らない。
だが、足音が近づいてくるのを感じる。
山田は体を硬直させた。どうする? 殺されるかも知れないぞ?
だが待て。協力できそうな奴かもしれない。穏やかな女子であれば、俺を殺すことはできまい。
そう……例えば、山田とか山田とかだったら、殺せないだろ。たぶん。
そんなことを考えている間にも、足音は無情に近づいてきていた。
「だ……誰だ?」
山田は声を出してみる。頼む、好戦的な奴じゃありませんように!!
「……ひっ!」
短い悲鳴。……女子っぽい。
「……い、いや、俺、山田だけどさ。お、俺はお前を殺す気はない」
声が震える。じょ……女子だよな?
足音は止まっている。どうする? 顔を出すか?
「だ……誰だ?」
問いかけるが返事がない。
思い切って顔を出してみることにした。何、相手は女子だ。いきなり襲い掛かってくるとかはないだろ。
山田は顔を出してみる。
82 :VIP皇帝:2007/01/07(日) 16:40:38.26 ID:YzSusKrG0
ほんとに全員山田かよwwwwwwwwwww
テラカオスwwwwwwwwwwwwwwwwww
84 :鱒:2007/01/07(日) 16:42:52.37 ID:44fIvWK20
>……山田じゃあるまいし、これでどうやって戦えって言うんだ。
>そう……例えば、山田とか山田とかだったら、殺せないだろ。たぶん。
テラ吹イタwwwwwwwwwwwwwwww
86 :まつたけ:2007/01/07(日) 16:49:38.47 ID:STVAsMT1O
俺の友達の山田が………
89 :平核無:2007/01/07(日) 17:01:24.21 ID:s936oG6t0
全員山田で書くか?
それとも原文コピペする?
90 :おおば:2007/01/07(日) 17:04:48.30 ID:R6cEdjsQO
分かる程度に山田で
91 :みょうが:2007/01/07(日) 17:05:03.96 ID:q3rdxNtwO
山田でよろしくってよ
92 :にら:2007/01/07(日) 17:06:00.40 ID:u5BNqwi3O
山田とか山田とかって感じで
93 :平核無:2007/01/07(日) 17:06:13.69 ID:s936oG6t0
おk 山田で行く
93 :平核無:2007/01/07(日) 17:06:13.69 ID:s936oG6t0
暗くて、シルエットしか見えない。
そのシルエットは、少し後ずさりした。
「……こ、来ないで!」
この声。山田の頭の中で何かが弾けた。
「お前、山田…」
言いかけた途端、銃声。
足元の床のタイルが割れる。
銃弾が山田の足元の着弾したのだ。
その破片が山田の顔を襲う。
「来るな!! こないで!!」
頭の中が、真っ白になった。
……あいつ、俺を殺す気なんだ。
あいつ、俺を殺す気なんだ。
あいつ、俺を殺す気なんだ。
あいつ、俺を殺す気なんだ。
体が、勝手に動いた。
足元の竹刀を手に取る。体がやけに軽い。
立ちすくんでいる山田の眉間に向かって、叩き込む、叩き込む、叩き込む!!
悲鳴とともに山田彩が倒れる。
山田はすかさず山田の手から落ちたピストルを奪い取った。
「いやあああ!! 止めて!!!」
「お前から仕掛けてきたんじゃねぇかよ!!」
言うより早くからだが動いていた。
自然に手が、引き金を引いていた。
「…………」
95 :平核無:2007/01/07(日) 17:07:41.03 ID:s936oG6t0
銃声が響いた。
山田の制服に赤い返り血が飛び散った。床が赤黒く染まった。
【33人】
<泣声>
銃声が聞こえた。
悲鳴が漏れそうになるのを口を押さえて堪える。
……何で私が、こんな思いを。
ユカは職員室の隅に居た。
……今日って、終業式じゃなかったの?
これ終わったら、学校から帰って、冬休みが始まるんじゃなかったの?
ねぇ、誰か教えてよ! 殺し合い? そんなの嫌だよ!!
大会規約を読んでから、ユカはずっと泣いていた。
私、どうしよう。たぶん、殺されるんだ。
まだ14歳なのに、殺されるんだ。
涙がとめどなく溢れる。
声が、漏れてしまう。
物音がした。
ドアが、開く音だ。
どうしよう。どうしよう。私、どうしよう。
頭の中が真っ白になる。
ドアのほうを覗く勇気もなかった。
バッグの中には、フライパンしか入っていない。
もし相手が殺す気できたら、私、死ぬしかないんだ。
97 :平核無:2007/01/07(日) 17:08:39.52 ID:s936oG6t0
「誰だ? ユカか?」
気付かれた! もう、おしまいだ。
ユカは目を硬くつむる。
「さっきから泣き声が聞こえてたんだよね。あ、俺はお前を殺す気は無いから」
……大丈夫なのかな?
ユカは目をゆっくりと開く。
山田凌の顔が目の前にあった。
「うわっ!」
ユカは後の壁に頭をぶつけた。
「イタタタタタ…」
「……何やってんだよお前」
凌はユカを見て少し微笑む。
……あぁ、良かった。私、まだ殺されて無いよ。
「さっきから泣き声が相談室まで聞こえてたぞ」
「え? 私そんなに大きい声で泣いてた?」
「そりゃぁもう」
凌は笑う。
ユカも笑う。
「凌、私を殺すとかそんなこと思ってないよね?」
「ん? うん。俺、殺し合いとかそういうのあんまり好きじゃないから」
「…凌らしいや」
「いや、むかつく奴いたらブッコロスけどね!」
「凌は僕のことムカつかないんだ」
「梅組からの付き合いだろ」
山田凌はユカの肩を叩いた。
ユカの目から、また涙がこぼれそうになる。
「でさぁ」
凌の声。
「これからお前、どうするんだ?」
「……どうするって言っても」
98 :平核無:2007/01/07(日) 17:09:08.34 ID:s936oG6t0
ユカは鞄の中を凌に見せる。
「これじゃ、殺されちゃうよ。絶対」
「ハリセン、ね。俺のカッターの方が戦えるな」
凌は苦笑いして手に持ったカッターを見せる。
「でもお互いこんなしょぼい武器じゃ、死ぬのは目に見えてるな」
「……そうだね」
5秒ほどの間。
「私、まだ……死にたくないな」
ユカの涙声。
「そんなの誰だってそうじゃないか? この学級の奴ら全員思ってるよ」
「そうだよね。……こんな理不尽な…理由も知らされないで殺しあうなんて、間違ってるよ絶対!
みんな、死にたくないと思う。死にたいなんて思う人、このクラスに居ないもん!!」
「ユカ、声大きい」
凌が口に手を当てる。
「ご、ごめん」
「……じゃあ、さ。皆に、戦いを止めるように呼びかけよ」
凌はまた微笑む。
「呼びかけるっていっても……どうやってさ?」
「校内全体に呼びかけられるところ。放送室」
凌はドアの方を指差す。
「放送室から、皆に戦いを止めるように呼びかけよ。で、皆で知恵を出し合えばきっと戦いを止める方法も見つかるよ」
「……凌って、頭良いね」
ユカが涙を袖で拭いながら言う。
「何言ってんだ。俺なんてユカと比べたら全然頭悪いだろ」
「いや、頭良いよ。私なんて、ずっと隅っこにうずくまって泣いてただけだもん」
「なぁーに、俺だって一人じゃ行動できませんよ」
凌は立ち上がる。
「じゃ、行くか。放送室」
99 :平核無:2007/01/07(日) 17:10:01.55 ID:s936oG6t0
<探検>
……腹、減ったな。
山田直久は時計を見る。午後八時。
そして周りを見渡す。これは3年1組。
丁度一時間前に大きい銃声が聞こえたのは、夢じゃなさそう。
それにしても、腹減ったな。
直ちゃんは鞄の中をちらっと見る。
……ヌンチャク。
ふざけてるよな。
こんなもんで戦えっての。いくら俺がブルース・リーに似てるからって、こりゃないよな。
あーストーブも効いてないし、制服で動きづらいし、あーもー嫌だー。
どーせ俺死ぬんだよなーちくしょー。
どーせ死ぬんなら、ちょっくら探検でもしてきますか。
直ちゃんは立ち上がる。
そして3年1組の後のドアを出た。
廊下は、ガランとしている。
誰も居ないように見える。
……夜の学校って、地味に怖いんだよな。
誰も居ないってのがまた怖いね。うん。
誰かいれば怖くないのに。
で、えーっと、何処に行こうかな。
そーだ、腹減ったから調理室でも行くか。
冷蔵庫の中に何か入ってるかも知れないしな。
そう思った直後に、調理室の方から悲鳴が聞こえた。
……嗚呼。物騒な世の中ですな。合掌。
直ちゃんはC階段の方へ行くことにした。
100 :平核無:2007/01/07(日) 17:11:39.17 ID:s936oG6t0
<馴合>
「ひっ! だ、誰?」
「そっちこそ、誰?」
調理室に女子の声が響く。
「……山田?」
「ヤマダ?」
二つの陰は、机の陰から出、抱き合う。
「ヤマダぁぁぁ! 怖くて死ぬかと思った!!」
「私も!」
二人とも涙目だ。
「いきなりこんな校内で殺しあえって言われても、何すればいいのかわからなくて」
「うん。そうだよね! いきなりナイフ渡されても、ね」
……あの女子共、こんな時にまで馴れ合う気かよ。気持ち悪ぃ。
「それに、学級の皆を殺すなんて無理だよ無理!」
「だよね! 私殺すくらないなら自殺してるかも知れない!!」
じゃ自殺してくれ。うざったい女子共。殺すぞ?
「これから、どうしよ?」
「3階が禁止になるまでここに隠れてよ? その方が身が安全だしさ」
何が身が安全だ。殺してやるよ。
もともとあいつら気に食わなかったからね。
よし、殺そう。
琢磨はボウガンを発射した。
赤いものが飛び散る。
「ぎゃああああああああ!!」
「え? あ、ヤマダ?」
よく見えないが、おそらく山田にヒットしたのだろう。
ものすごい声がこだまする。
「何? 何? どこから? え、止めてよ。ねぇ?」
山田が当たりをキョロキョロしている。は、良い眺めだな! お前も殺してやるよ。
101 :平核無:2007/01/07(日) 17:12:41.10 ID:s936oG6t0
良い機会。このバトロワを企画した奴に感謝するぜ!!
琢磨はもう一発、ボウガンを発射した。
調理室の真ん中で、何かが光った。
ものすごい爆音。
琢磨は教卓の後に伏せる。
あ……山田の野郎、手榴弾でも支給されてたのかよ?
机の破片や木端が、琢磨の目の前に降ってくる。
手も、琢磨の目の前に降って来る。
……ギョッとした。
リアルだった。
それは、紛れもなく、山田の、千切れた、1パーツだった。
【31人】
102 :平核無:2007/01/07(日) 17:13:46.19 ID:s936oG6t0
<地図>
……なんて運が悪いんだ僕。
コウタは頭を抱える。
こりゃないよ。普通の状況じゃないよ。
めちゃくちゃに寒い。寒すぎる。
ずっとここに居たら、凍え死ぬ。
野球部独特の匂いが、鼻をついた
目覚めると、そこは野球部の部室だった。
こんなことがありえるのか? と思ったが、大会規約には「学校の敷地内」と書いていたので、こんなこともあるんだなと思った。
武器は、ゲームボーイ。
ふざけるな! とDSを床に叩き付けそうになったが辛うじて堪えた。
何かに役立つかもしれない。
1時間ほどボーっとした後、そんなことをふと思いスイッチを付けてみる。
……何これ。DSじゃないじゃん。
地図が、表示された。
目をこすった。間違えない。学校の敷地内の地図だ。
地図の上には、赤い点が何個もある。その赤い点には番号が表示されている。
野球部の部室のコウタがいる位置につけられている番号は、15。
どうやら出席番号らしい。そーか。これは学級の奴らが居る位置がわかる、貴重な地図なのか。
右下には、分数と時計が表示されていた。時計は午後11時15分を、分数は35分の31。
分数の右下にはdeadと表示されているので、おそらく死んだ人の人数だろう。
もう4人死んだのか、という思いと、まだ4人しか死んでないのか、という複雑な思い。
そして、学校にたくさん点在する赤い点。
104 :平核無:2007/01/07(日) 17:15:01.87 ID:s936oG6t0
………たくさんあるなー。
ボケーっと一通り地図を眺めてみる。
もちろん、外に居るのは15番の僕しかいない。よな?
……おい待てよ。外にもう一つだけ点があるじゃないか。
33番。サッカー部の部室に33と表示された点が、ある。
33番33番。女子は31番からだよな? じゃ、山田、山田……山田。
山田……か。
正直、複雑な思いだ。
というか、早くここ離れないと、やばいんじゃないか?
でも、物音を経てない様に逃げるなんて、不可能だしな。
「え………山田?」
コウタは、おそるおそる声を掛けてみる。
反応は、無い。
「山田?」
「コウタ?」
コウタが問いかけるのと同時に答えが帰ってきた。
数秒の間が空く。
「コウタでしょ? こっちは山田だよ」
普段の落ち着いた声とは違う、上ずった声が聞こえる。
103 :おおば:2007/01/07(日) 17:14:13.83 ID:R6cEdjsQO
山田分かりづらい
105 :平核無:2007/01/07(日) 17:15:47.63 ID:s936oG6t0
>>103
じゃ山田やめるね
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今から話すことは本当です。信じてください。
最後まで読まなかったら、あなたの一番大切な人が消えます。。。
私には好きな人がいました。でも、その人には彼女がいました。それでも、本当に好きだったので彼に告白しました。なんと、返事はあっさりOKでした。
本当にうれしかったです。
でも彼は、本当はすごくHな人だったんです。
彼と初めてしたのは、うちの学校の旧校舎でした。
その時は、まだ付き合って三日しかたっていませんでした。彼が、「ちょっと来て」と言うので、行くと急に押し倒されて、キスされました。
彼の舌はすごく熱かったです。
そのあと、彼の手は制服の中に入ってきて、ブラのホックをとられてしまいました。彼は、私の乳首を舐めたり、吸ったりしてきました。すごく気持ちよかったので、私の乳首はもう、硬くなっていました。。。
その後、パンツの上からアソコを舐められました。
それから、パンツを脱がされて、指を何本も入れたり出したりされました。じゅぷじゅぷと音がしてすごく恥ずかしかったです。その後は何が何だかわからなくなりました。熱い鉄の棒が入ったみたいでした。
初めてだったけど、すごく気持ちよかったです。。。
この文を最後まで読んでくれた人は、彼氏がいない人は1週間以内に彼氏が出来て、もう付き合っているけど未体験だと言う人は五日いないに初体験をむかえます。そのためには、これを3箇所に貼ってください。
私も、このチェンメのおかげで今では彼氏とは全校1の公認カップルです。私の友達のYちゃんもつい最近、彼氏と初体験をむかえました。
試してみる価値はあると思います。。。