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2006年12月29日

ξ゚听)ξツンはメンクイのようです その5

http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1167303610/

その1  その2  その3  その4  その5 ←いまココ  その6
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144 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:00:26.25 ID:0Kb2zcrw0
しばらくすると私はあることに気づく。
入り口付近は敵の死体が溢れていたが、
進むにつれ少なくなってくる。
それとは逆に、奥に行けば行くほど、
私兵だった者の遺体の数が増えているのだ。

しかも、始めのほうの私兵の遺体には銃痕が見られたが、
奥のほうの遺体は不審な死に方をしていた。

それらには皆共通した特徴があった。
まず、銃痕は全く見られない。その胴体は綺麗なものだった。
しかし、それらは、共通したところから血を流している。
それは臀部、つまり尻の部分である。
そして、銃痕とは思えない大きな穴が戦闘服のその部分を貫いていた。

鋭利な刃物…?
いや違う。服に空いた穴は直線ではなく、丸く空いていたのだ。
恐らく槍か何か棒状のもので貫かれたのだ、と私は推測した。

と、その瞬間。

「アッー!!!!」

と男の悲痛な叫び声が聞こえてきた。
その声は、目の前の扉の奥から聞こえる!!
私は、ドアの横で身構え、そしてドアを蹴破った。

145 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:01:14.15 ID:0Kb2zcrw0

     )     __      r(    ,、_         /を ギ
  あ (_ , ‐''" ̄    ̄ `''‐、 ゞ, rr〜ヅ´ ミ       ,'. 喰 ャ
  あ  /            ヽ フハ    _ ミ        {. ら リ
.  っ  (     i j ///j } ト、} ミ|_.. -'_"-'´\  r'⌒ヽ  { え ッ
   !!   )  ノ}. j/ノノ〃 jノ jハリ ゙i`'''Tjフ   } ミトー } l ! ク
     (   }ノノ _.’- 'ノノ 冫=}  ,' ,.‐'"    { {い) / ノ_    砲
Vヽハj⌒    i〃ー_''ニ ,、:: {ニ'”{ ,'        ゞ゙ f クァ ―`‐- 、.._,、-'´
   l.  f⌒ヽ.{ ”´-'' "    `、 ',〈.、,..        ,.‐'´      `' 、``丶、
    i、 i ⌒>    l!   r, ノ  l  )__.. -ァ   /
    i \((    lj  , ‐--.ィ  !   Y´_   ./   \    \\
     `、  こ、.       {   j  i j   ゙i゙   {     \    \\
      ヽ リ \    `_'二. ,' /ノ   丶、,、イ       \    \\
       V     ヽ      /         {        \    \\


146 :書初め(交通安全):2006/12/28(木) 21:01:47.80 ID:KKW2CKDa0
ラスボスは安部高和

148 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:02:08.06 ID:0Kb2zcrw0
ドアの向こうはホールのような広い部屋。
そこには、私の私兵の上に覆い被さる
ゆったりとしたツナギを纏った姿の男が居た。
その体型は、彼を覆うもののせいで分からないが
がっちりとしているように見える。

と、不意に、ズキューンという音が室内に響く。
しかし、ツナギの男は銃を持っている様子は無かった。
その瞬間、私兵は力尽きてしまったように動かなくなる。
そして彼の臀部からみるみるうちに血が溢れてくる。

それを確認するようにして、彼は私に背を向け、
ジッパーを閉める音を立てゆっくりと立ち上がった。
その体躯は改めて見ると大きい。180センチ後半はあるだろうか?
,,_   _
"゚'` {"゚`「…彼にも俺のギャリック砲は受け止めきれなかったか…」

ξ゚听)ξ「動かないでっ!!動こうとすれば撃つッ!!」
,,_   _
"゚'` {"゚`「…女か…悪いが…俺は女には興味がないんだ」

ξ゚听)ξ「両手を床に付けてうつ伏せになりなさいっ!!」
,,_   _
"゚'` {"゚`「お嬢ちゃんには、俺のギャリック砲は使いたくないんだがね…」

ξ゚听)ξ「今投降すれば、命の保障はするわっ!!」

151 :1000ならクリスマス中止:2006/12/28(木) 21:03:08.86 ID:/+fjPDdaO
いきなりシリアスになったな
シャレじゃないぞ


153 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:03:12.98 ID:0Kb2zcrw0
彼の呑気な口調とは裏腹に、私は何か恐ろしいものを感じ取っていた。
しかも、両手を腰に当てて、そのままカクカクと腰を前後に振っている。
…コイツ…何かヤバイッ!!
,,_   _
"゚'` {"゚`「…ここは遊び場じゃないんだがね」

ξ;゚听)ξ「お…女だからって舐めないで頂戴!?私は本気よ!!」
,,_   _
"゚'` {"゚`「…聞き分けのない嬢ちゃんだ」

ξ;゚听)ξ「ッ!?」

その時、私の目は彼が動こうとするのを見逃さなかった。
標準を彼の心臓に定め、そして引き金に触れる指に力を入れる。
それと同時に、乾いた音がこの空間を埋め尽くす。

よし。標準は1ミリもずれてない。
その指先をちらり、と確認する。
私は勝利を確信していた。
私の私兵を壊滅寸前にまで
追い込んだにしてはあっけない幕切れだ。

だが、次の瞬間。

それは、予期していなかった鈍い音。

154 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:03:49.74 ID:0Kb2zcrw0
ξ゚听)ξ「…えっ?」

次の瞬間、弾は彼の奥の壁に突き刺さっていた。
,,_   _
"゚'` {"゚`「…どうしたんだ?腰が入ってないぜ」

と、彼は相変わらず呑気に腰を振っている。

ξ;゚听)ξ「嘘?…当たって…ない?」

そんなはずはない!確かに私の手には、
いつもの訓練と変わらない感触があった。

決まって、的の中心に当たる前に感じるあの感覚。
それを感じた時は、必ず、次の瞬間には的に穴が空いている。
手元が狂った?…いや、まさか?

ξ;゚听)ξ「くそっ!!」

私は、再び指に力を込める。
今度はそれを二回繰り返す。
さっきと同じく、彼の心臓に標準を合わせて。

155 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:04:37.08 ID:0Kb2zcrw0
,,_   _
"゚'` {"゚`「…どうした?もうお終いか?もっと撃っていいんだぜ?」

ξ;゚听)ξ「………」

彼は、それでも平然と腰を振り続けていた。
奥を見ると、壁には新しく出来た穴が二つ。
私は呆然とそれを見つめる。
,,_   _
"゚'` {"゚`「しかし、その銃の大きさからして、あと3、4発ってところか?」

銃を前にしての、彼のあの余裕…何か変だ。
まるで、当たらないのが分かっているかのような、余裕の笑み。
ふざけているかのようなあの仕草。

これは…いや…待てよ…
何かトリックが?
もしそうだとすれば、
私の屈強な私兵たちが次々に、
いとも簡単にやられたのも合点がいく。

ξ;゚听)ξ「くっ…ならばこれならッ!!」

156 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:05:14.60 ID:0Kb2zcrw0
私は、銃口を彼から天井のほうに動かす。
そして、引き金を引く。
それと同時に一気に銃口を床のほうに下げる。
そして、もう一回引き金を引く。

私は瞬時にその二つの動作を行う。
そして、私は彼の動きに神経を集中させる。

この一見無意味な行動にも、実は狙いがあった。
私が狙ったのは跳弾。
銃口を標的に向けて撃てば、
発射する方向と弾の軌道が分かる。
それで当たらないのであれば、
どこから弾が来るかを分からなくすればいい。

弾の向かってくる方向を判断するのに掛かる時間のロス。
それは、相手に一瞬の動揺を与え、
トリックに要する動作を行うまでの時間を長くする。
その彼の変化を見極めるために私はそうしたのだ。

これで、トリックの謎を解く手がかりが掴めるかもしれない。
私はそう思い、賭けに出たのだ!!

そして放たれた弾は、各々に反射する。
やがてそれは十字に交錯し、
彼の頭と脚にそれぞれ襲い掛かった。

157 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:06:01.16 ID:0Kb2zcrw0
,,_   _
"゚'` {"゚「…もう撃たないのか?…いい加減諦めたらどうだ?」

ξ;゚听)ξ「………」

しかし、次の瞬間も彼は平然と腰を振っていた。
その動作には微塵の変化も、いや、動揺すら見当たらない。
その代わりに、天井と床にはそれぞれ一個ずつ弾痕があった。

ξ;゚听)ξ「…避けられ…た?」

いや違う。彼は一歩も動いてはいない。
神経を集中させてこの目で見ていたのだ。間違いない。
しかし何故か、唯一の切り札でさえ彼に通用しなかった。
,,_   _
"゚'` {"゚「…もうそろそろ、お終いにしようか」

そう言うと彼は、ゆらゆらと、
腰を振りながら器用に歩み寄ってくる。
私は、思考をフル回転させ策を講じる。

残された弾はあと一発。
もう外せない。

…ならば。

158 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:06:36.79 ID:0Kb2zcrw0
ξ♯゚听)ξ「チェリャアアアアッツ!!!!!」

接近戦。
避けられない距離まで確実に近づき、絶対に当てるッ!

私は獣のように吼え、地面を思いっきり蹴った。
その衝撃は私を前へと押し進める。
そして次第に彼に近づき、
その距離は、3メートル…2メートル!
…ここからが私の間合いだ。

私はダッシュの勢いに乗せて、
左脚を軸にして体全体を回転させる。
その回転の一番外で右足がアーチを描く。
そして、そのまま彼を巻き込むようにして振りおろす。

無防備!?…腰を振っている?
…女だから?…油断?……甘いッツ!!
私の蹴りは、木製のバットをへし折る威力がある。
あと数センチ振りぬくだけで、彼の鎖骨は粉砕されるッ!!
,,_   _
"゚'` {"゚「良い蹴りだ。だが…」

161 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:08:00.72 ID:0Kb2zcrw0
ξ;゚听)ξ「ッ!?」

まさに右足が彼に衝突しようとする瞬間、私は違和感を感じる。

本来感じるべき衝撃、それがない。
私の右足は、彼の肩のラインを沿うようにして滑り落ちる。

防御(うけ)られたッ!?…いや、彼の手は腰に置かれたままだ。
まるで、それは脚全体を押されるような感覚。

…否ッ!…それは磁石の同極同士を、
互いに近付けたときに感じる反発力のようだった。
,,_   _
"゚'` {"゚「…これでフィニッシュだッ!!」

そして、その違和感は私の全身に伝わる。
全身で受けるその圧力は、まるで突風のように私を襲う。
その力が一気に頂点に達した時、私の体そのものが弾かれていた。

私が詰めた間合いが開いていく。
そして彼の姿は一瞬にして縮んでいく。

この圧力…このスピードはッツ!?

…壁!?…受身ッ…

否ッ……死ッ!?

162 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:08:42.10 ID:0Kb2zcrw0



ぶつかるッ!!!



…と体をこわばらせた次の瞬間、
私は、予想していたものとは違う感触に包まれていた。



それは、生暖かく、
何かヌメヌメしていて、
それは、汗臭く、
何か気持ち悪い感触。



私は恐る恐る顔を上げた。
すると唐突に聞き覚えのある声が聞こえてきた。



「…やあ、お嬢さん…お久しぶりだね。」

163 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:09:32.09 ID:0Kb2zcrw0
(`・ω・´)「どうしたんだい、急にすっ飛んできて?
      車にでも轢かれたのかい?思わずキャッチしちゃったよ」

ξ;゚听)ξ「………」

そこには、あのマッチョの暑苦しい顔があった。
そして、私の体は彼の腕に抱えられていた。

ξ;゚听)ξ「………」



ξ;凵G)ξ「嫌ァあああああああああ!!!!」

私はこの部屋で、初めて悲痛な叫び声を上げた。
それは、壁に衝突して死ぬよりも最悪だった。

私を抱きかかえていいのは、
白馬に乗った王子様のようなイケメンだけ。
何故、こんな気持ち悪い奴がそれをしているのか?

164 :角煮もち:2006/12/28(木) 21:09:53.86 ID:EKDybzVgO
(`・ω・´)キターwwwwwwwwwwww

165 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:10:31.44 ID:0Kb2zcrw0
ξ;凵G)ξ「離せ!離せ!離せ!離せッ!!!
       ってか、ヌメヌメして気持ち悪いわッ!!」

(`・ω・´)「すまない。サラダ油を塗ってしまって、
      肌の滑りが足りなかったようだ。
      いつも使用してるオイルなら、さらにツヤが出るんだがね」

ξ♯゚听)ξ「そういう意味じゃないっ!!それだと一層気持ち悪いわっ!!」

その突っ込みをよそに、やれやれ、相変わらず困ったお嬢さんだ、
と彼は言って、じたばたと手足を動かす彼女を降ろした。
そして、次に彼はツナギ姿の男に視線を向ける。

(`・ω・´)「…さて…と、ところで、そこの君。
      私は君に用があるのだが」
,,_   _
"゚'` {"゚「………」

ツナギの男は黙って腰を振り、彼を見つめている。

166 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:11:15.70 ID:0Kb2zcrw0
(`・ω・´)「…君も良い筋肉をしているな」
,,_   _
"゚'` {"゚「…坊やこそ。…まさに俺の好みじゃないか」

(`・ω・´)「…お褒めの言葉ありがとう。
      しかし、私が聞きたい事はそんなことじゃない」

二人の口調は穏やかだったが、
しかし、それは何処か、緊張の走るものだった。

(`・ω・´)「…あの薬…アポトキシンとか言ったかな?
      何故、あんな薬を作ったんだ?
      私の友人が、そのせいで、困ってしまっているんだ」

ξ;゚听)ξ(…いや、椎田さんは絶対友達とは思ってないから)

(`・ω・´)「それにボディービルダーたる、私の血は、
      ドーピング行為を許さないものでね。
      …君は何故そんな人工的に筋肉を増やす薬を作ったんだい?」

それを聞いて、ツナギの男は、くっくっくっ、と笑う。

167 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:12:19.40 ID:0Kb2zcrw0
,,_   _
"゚'` {"゚「…あの薬は、まだ試作段階で、体が縮んでしまうんだが…。
      どうやら、君の友人は何か、別のものと一緒に飲んで、
      そのせいで筋肉が付いてしまったようだな…なるほど、参考になった」

彼は、何か納得したかのように頷き、こう続けた。
,,_   _
"゚'` {"゚「なあに、最近俺がお相手する坊や達の体型が、
貧相なものばかりでね。どっちかというと、
      俺はガチムチな体型のほうが好みなのさ」
,,_   _
"゚'` {"゚「だから、俺は考えた。
      そうだ、薬で彼らをガチムチにしてしまえばいい。
      そこから、そんな素敵なアイディアが生まれたわけだ」
,,_   _
"゚'` {"゚「その名も…


      『世界ガチムチ化計画
       〜女人禁制、麗しき男の薔薇の園〜』ッツ!!
      …俺の部下は間違って女に薬を配っていたようだが」

ξ;゚听)ξ(な…何て恐ろしい計画なの?
       これでは世界の美しいイケメン達まで
       気持ち悪くなってしまうッツ!!
       『麗しきハーレムの園
        〜女王様は私!死ぬまで飼い殺してあげる〜』
       の建設も不可能にッ!!…何て奴なの!?)

169 :猪(近眼):2006/12/28(木) 21:14:22.63 ID:BewRSZvn0
どっちも恐ろしいわ

170 :書初め(交通安全):2006/12/28(木) 21:14:30.61 ID:KKW2CKDa0
ツンの方もどうしようもない変人じゃねえかwww

168 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:13:58.49 ID:0Kb2zcrw0
(`・ω・´)「なるほど。君の意見には一部賛成だ。
      筋肉の良さを広めることはすばらしいからな。
      …だが、まず、薬でのドーピングは良くない。
      体は己で鍛錬するものだ。」

(`・ω・´)「…それに、筋肉は万人に平等であるべきだッ!!
      男女に関係なく、汗を流し、筋肉を創っていく世界。
      君の思想にはそれがないッツ!!
      『男女共同筋肉増進法〜美しき筋肉の世界〜』
      略して男女筋肉法、その考えに反するッツ!!」

ξ;゚听)ξ(コイツのほうがもっと厄介だ〜ッツ!!
       しかも『法』って何よ?法律作っちゃうの?
       法律で筋トレの義務を強制されちゃうのかよ!!!)

三人は、密かに思い思いに野望を抱いているようだった。
この戦いは、三人の熱い思いが交錯する、いわば戦争のようなものであった。
,,_   _
"゚'` {"゚「…そんなことよりも坊や。
      俺は坊やの肉体を見ているうちにムラムラきてしまってね。
      …どうだい。一緒に…

171 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:14:39.71 ID:0Kb2zcrw0

    〃                 i,        ,. -‐
   r'   ィ=ゝー-、-、、r=‐ヮォ.〈    /
    !  :l      ,リ|}    |. }   /   .や
.   {.   |          ′    | }    l
    レ-、{∠ニ'==ァ   、==ニゞ<    |    ら
    !∩|.}. '"旬゙`   ./''旬 ` f^|    |
   l(( ゙′` ̄'"   f::` ̄  |l.|   |     な
.    ヽ.ヽ        {:.    lリ     |
.    }.iーi       ^ r'    ,'    ノ    い
     !| ヽ.   ー===-   /    ⌒ヽ
.   /}   \    ー‐   ,イ       l    か
 __/ ‖  .  ヽ、_!__/:::|\       ヽ



(`・ω・´)「だが、断る」

172 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:15:21.93 ID:0Kb2zcrw0
(`・ω・´)「私は筋トレ以外の誘いを受けない主義でね。
      どうやら、君の誘いには乗れないようだ」

ξ;゚听)ξ(…あっ、コイツホモじゃなかったんだ。
       てっきりそう思ってたけど。いわゆるナルシストってやつね)

彼女は、新たに、どうでもいい発見をした。
,,_   _
"゚'` {"゚「…それは、残念だ。
      しかし、この沸騰するように熱い俺の血は抑えきれないな。
      俺は、坊やがノンケでも無理矢理喰っちまう人間なんだぜ」

(`・ω・´)「奇遇だね。
      私も、ドーピングを許さない正義の心が抑えきれないようだ」
,,_   _
"゚'` {"゚「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。
      それじゃあ、とことんよろこばせてやるからな」

(`・ω・´)「私も君に、己の力のみで、
      筋肉を鍛える喜びを分からせてあげようじゃないか
      …ではそろそろ…」


,,_   _
"゚'` {"゚『  殺  ら  な  い  か  』
(`・ω・´)

173 :猪(近眼):2006/12/28(木) 21:15:57.90 ID:BewRSZvn0

 (        )    \\  ,ィ:::::::,ィ:;::;ィ:::;ィ!:f!::::ィ::ィi::::;、:::::::,ィハ;::ヽ,     /  で  予  し
  ヽ  う   く      \  ,iィ::::::/l:ハ:|'|:::iハ!|.|:::{l:::|.!:::|'!::::::{|! }:::::l;.  //  き  期   か
   ノ   っ    ヽ ,、-''l{ i i  lソ:::::::| |l l:| '、:!i, il,'l:::i,'、'、';:i,';:ト;:i,'、 ミ::::i|        事  せ  し
  (    :     )  l{    (!:';::::| |l '!゙、ゞ、シ、'ツ,,、'_ヾ!`ン二ゞ}::::リ  __  が  ぬ
  )    :    /  l{ l|    ''>、|ィンー-;三<"  ミ >;三,<⌒'ヾ!ヘ,  ̄ ̄    :      そ
 /   !   (    l| lレ'    i ,-.! -f゙ ハ`'      ハ ゙Y  ,l 、 |    ___     の
 '、_,,、-、     ヽ         |冫'i|   __゙-゙_      _゙-゙_ '   ハ ),!    ̄ ̄ ̄         時
     l    r-、,,_) ,、=''l} i i ( ',ヾ..|  ////// x //////   |ノ'゙/
 ≡= `ー'⌒\       l}    ) \'!      rュ_ィ:、      ,!_/   )
             l{ l{    ( ( `!       ` ´      「   (
 三≡=−      l| lレ′   ) )  ',  (_,、-''⌒ー--''⌒ー! ,!  )  )
               l l /   ( (    i、    ::::::::::::   ,イ  (   !
                  /      )  | ゙、            / |   )
                        |   \       /  |


174 :黒豆(千粒):2006/12/28(木) 21:16:18.51 ID:JAo5amT4O
もうダメだこれwwwwwwww

175 :猪(加齢臭):2006/12/28(木) 21:16:33.05 ID:0Kb2zcrw0
二人が、同時にそれを発した時、戦いの鐘は鳴り響いた。

まずは、シャキンは、時速100キロのリムジンを追いかけた、
その脚力で、ツナギの男に向かって駆け出していく。
彼の走った後の地面は、その衝撃で、次々と削れてゆく。

一方、男の方は、ツンと戦った時と同じように、
腰に手を置き、腰をゆっくりと、前後にカクカクと動かしている。

シャキンが一瞬で間合いを詰めると、その脚を大きく振りかぶる。
それはまるで、周りの空間を抉りとるような鋭さ。
彼のその脚は、全身の筋肉の力を受けて男に向かっていく。



だが次の瞬間、彼らのいた部屋に大きな衝撃音が響いた。
それは、シャキンが背を向けていた壁の方からだった。
壁には大きな、クレーターのような窪みが出来ていて、
その周りは、もうもうと、白い砂煙が上がっている。

その中には、何故か先程男の前にいたシャキンの姿があった。
彼の体は、先程の光沢のある小麦色とは違い、赤く染まっていた。

ξ;゚听)ξ「筋肉ダルマッツ!!」

ツンは叫ぶ。

176 :2Get!!:2006/12/28(木) 21:17:04.15 ID:4cFVdjqn0
こりゃダメだwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww






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(「・ω・)「 お世話になってるヨソ様ー
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この記事へのコメント
  1. ,,_   _
    "゚'` {"゚`「…ここは遊び場じゃないんだがね」
    ,,_   _
    "゚'` {"゚`「…ここははってん場なんだ」
    Posted by 名乗るのマンドクセ('A`) at 2006年12月29日 23:53
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